読売新聞の「四季」、いろんな俳句や短歌が長谷川櫂さんの言葉とともに紹介されています。今月は「沖縄慰霊の日」があることを意識してなのか、先週は桃原邑子(ももはらゆうこ)さんの歌集『沖縄』からの短歌が載っていました。



生きのびることは絶対に悪なりきその悪をひきずり歩むいつまで


戦争に巻き込まれ、生きのびたことを喜ぶのではなく「悪」と感じてしまうとは、なんと苦しいことなのか・・・と思った翌日の一首もまた衝撃でした。



本土よりの修学旅行の少年が平和の礎(いしじ)仰ぎ「ああ僕も戦死したい」



まだ「僕」と言っているのなら、あどけない少年なんでしょうか、毎日が彼にとっては「戦争」なんでしょうか、誰かに命を絶ち切ってもらいたいと思う出来事が続いているのか・・・この平和ボケが!と一喝するのは簡単だけれど、それだけではいけないような、何もならないのでは・・・と思ってしまう私はダメ人間なのか。


以下、長谷川さんの言葉です。


あの夏、住民たちが追い詰められた沖縄南端の摩文仁。平和の礎には二十四万人の名前が刻まれている。不謹慎な少年を咎めることもないかもしれない。海のそよ風のように微笑んでいればいい。これも平和の光景。




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【平和の礎】

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