2018年06月21日

芸香雲便りNo.20:梅雨だけに・・・

夏の季語に「梅雨茸(つゆだけ)」がありました。梅雨時に生える何種類ものキノコを総称する言葉で「梅雨菌(つゆきのこ)」とも言うそうです。



「梅雨茸や勤辞めては妻子飢ゆ」


 
安住敦(どんな人かはあとで)の俳句です。妻子が餓えてしまう(´Д`ノ)ノというのはちょっとオーバーかもしれませんが(1965年の作で、こういう心境だったらしい)なかなか仕事を辞める決断は出来ないですよね。そういう意味では独り者って男女とわずラクなところがある気がします。


他に気にいった句はコチラ!


「初電車子の恋人と乗りあはす」

季語は初電車で新年。私は父親が年末に挨拶に来た娘の恋人と同じ車輌に乗り合わせてしまった・・・なんか気まずい・・・という場面を思い浮かべました(笑)



「妻がゐて子がゐて孤独いわし雲」

なんとなく、殿方の悲哀を感じます。しあわせの真っ只中にいても孤独はなくならないと私は思っています。むしろ、それを意識して大切にした方がいいような・・・。





【安住敦( あずみ-あつし)経歴】

1907-1988 昭和時代の俳人。
明治40年7月1日生まれ。逓信省に勤務,局長の富安風生(とみやす-ふうせい)にまなぶ。昭和10年日野草城の「旗艦」に参加,戦後は久保田万太郎の「春灯」の創刊にくわわり,万太郎の死後は主宰。46年俳人協会理事長,57年会長。47年「午前午後」で蛇笏(だこつ)賞。昭和63年7月8日死去。81歳。東京出身。立教中学卒。著作はほかに随筆「春夏秋冬帖」など。
【格言など】花鳥とともに人生があり,風景のうしろに人生がなければつまらない(句作のモットー)




rohengram799 at 00:30│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by 猫ムスメ   2018年06月21日 08:28
昨晩ちょうど夫と「妻子飢え」の話をしていたところです(^^;

実は夫、今年に入ってから仕事の所属が変わりまして(会社は変わらず)、急に激務になっちゃったんですよ。
昨年までは自分で仕事が調整できたので神宮のある日は15時に上がったりしてたんですが、今年になってから毎日22時以降。しかも残業代は月30時間までしか出ないのでほとんどタダ働き…という外資系にあるまじき事態となってます(-_-;)

だから毎日帰宅すると溜息ついて可哀想。
そこで昨日「もうヤダ?」と聞いたら、「ヤダけど金が無い暮らしもヤダ」と言ってました(笑)。これから子供も生まれるし失職されたら困る。しかし見ていて可哀想なのは確か。難しいものです。
2. Posted by ミューちゃん   2018年06月21日 16:48
5 オスカーさん、こんにちは
よく夫婦の仲は、旦那さんが奥さんに尻に敷かれる方が良いなんて言いますが、それは結果論ですからね。増してや結婚=幸せではないですから。どんな人生を送っても人は最低でも1回は孤独を体験すると思うんですよね
3. Posted by オスカー   2018年06月22日 08:55
猫ムスメ様
OL時代は残業は10時間しかつかなかったな、と思い出しました。昔が忙しくて今が比較的ラクな部署ならよかったですね。赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足になることも考えないといけないし・・・。生活するってやはり大変(´-ω-`)
4. Posted by オスカー   2018年06月22日 08:58
ミューちゃん様
今はネットで結婚相手探しとか高齢者の再婚率が高いとか・・・なんだか好きだから一緒にいたいより違う理由で結婚しないと!の人が多くなったような気がします。

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