2018年09月12日

菊咲雲便りNo.6:誰がために・・・

「天皇、皇后両陛下が7月の西日本豪雨の被災者を見舞うため、13日に広島、岡山両県、20日に愛媛県を日帰りで訪問されることが、11日の閣議で報告された。」というニュース記事を読みました。


宮内庁によると、両陛下は13日午前、羽田空港を特別機で出発。広島空港に到着した後、自衛隊ヘリで呉市に向かい、午後に仮設住宅などを訪れて被災状況を視察するほか、被災者を見舞う。その後ヘリで岡山県倉敷市に移動し、お見舞いのほか、救援活動に当たる警察、消防、自衛隊など関係者もねぎらい、空路で夜帰京する予定。 20日はまだ調整中とのこと。


こんなことを言ってはいけないのかもしれないけれど、これにかかるモロモロの経費を被災地・被災者のために使うことを考えた方が・・・と思ってしまいました。迎える側の負担も大きい気がするし・・・。なんかこういう話は複雑。



7月30日読売新聞の「気流」(投書面)に載っていた高槻市の会社員(女性・38歳)の「豪雨ボランティア 反省の念」、これは・・・正直、家主さんが気の毒すぎると思いました。なんでそんなことをしてしまったの? ボランティアでハイな気分になっていたの?と切なくもなりました。



【西日本豪雨で被災した故郷・岡山でボランティア活動を行った。10人チームで派遣された旧家は、工場爆発の爆風で窓を失い、高さ1・7メートルに及ぶ浸水被害も受けた。炎天下、散乱したガラスを拾い、泥を出した。
壊れたと思われる美しい細工を施した飾り棚や、すりガラスに可愛い模様の入った引き戸などが、他人の私でさえ躊躇する速さで運び出された。翌朝、家主さんに対する申し訳なさで目が覚めた。家主さんは退職した身で、冬頃まで時間をかけ整理しようと思っていたと、話していた。
私は、家の繊細な部分にシャベルを使い、浸水していない2階に泥のついた長靴で上がり、おせっかいもした。求められたことだけを淡々とこなしていれば、家主さんの気持ちに寄り添えたのか。この反省を次に生かしたい。】



破損したものの運び出しは、危険な面もあるし、衛生面でも迅速な作業は必要だったかもとは思いましたが「浸水していない2階に泥のついた長靴で上が」るという行為はなんなんだ、と。家主さんではないけれど、怒りと悔しさと悲しさでやりきれない気持ちでいっぱいです。





rohengram799 at 09:11コメント(2) 
わたしにできること 

コメント一覧

1. Posted by ミューちゃん   2018年09月12日 16:33
5 オスカーさん、こんにちは
スーパーボランティアと呼ばれた尾畠さんの行動が一番ボランティアに適してると思うんですけどね両陛下は見舞いたいと云う気持ちが有るから、まだ良いけど、僕は安倍さんのやってる行動に「?」なんですよね。わざわざ被災者と握手してる写真をSNSにアップせんでも良いでしょ。どう考えても総裁選の為の票取りでしょ?て思ってしまいます
2. Posted by オスカー   2018年09月13日 12:52
ミューちゃん様
政治家の、新品おろしたて!な作業服を着た姿ってイヤですよねぇ。週刊誌の見出しは眞子さまと胡散臭いあのKさんの話題でいっぱい、日本の皇室もイギリスなみにスキャンダルまみれになりそうな予感。

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