2018年12月19日

竜潜雲便りNo.25:焼かれた魚

小熊秀雄さんの『焼かれた魚』という話をご存知でしょうか? 主人公はタイトル通り、焼かれた魚さんです。


サザエさんのどら猫みたいにお皿にのっているお魚さんを狙っている、その家の猫。焼かれたサンマは
主人公は、ある家庭の台所で、今、焼かれたばかり「私は海に帰りたい。私をくわえて、海まで連れて行ってくれませんか」とお願いします。しかし、猫はタダでなんてイヤだね、美味しそうなほっぺたの肉を食べさせてくれたら、運んであげるよと。


交渉が成立したはずなのに、猫は美味しいところを食べてサヨウナラ(-_-)/~~~ そしてその後も、ネズミ、犬、カラスに自分の身を提供。でも海には辿り着けないのです。


最後にアリの兵隊さんたちと会って、ようやくタダで(悲しいかな、もう食べてもらえるところがない)海まで運んでくれて、ああ、帰ってきた!と思ったのに・・・骨だけの身体では波にもてあそばれるばかり。最後は本当に悲しい。なんなんだ、この話は! 子どもが読む童話なのか?と思ってしまいます。


関連したブログ記事

https://blogs.yahoo.co.jp/ehon_neco/20736709.html?__ysp=54S844GL44KM44Gf6a2a



コチラの童話集の中にあるので、読んでみて下さい。
 
https://www.aozora.gr.jp/cards/000124/files/655_49430.html



「およげ!たいやきくん」もなんとなく憐れだったけど「焼かれた魚」に比べたら・・・と思ってしまいました。

http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/oyogetaiyaki.html


rohengram799 at 19:24コメント(2)青空文庫  

コメント一覧

1. Posted by ミューちゃん   2018年12月20日 16:43
5 オスカーさん、こんにちは
文章を見てると「アンパンマン」も、よく考えてみたら悲しい話なのかなと…アニメだと、かなりポップに描かれてるけど、原作者のやなせたかし先生が戦時中に味わった悲しみが初期のアンパンマンに出てるんですよね。そんなアンパンマンも誕生してから来年で50年になるんだそうです。
2. Posted by オスカー   2018年12月20日 22:19
ミューちゃん様
今のアンパンマンって顔がまんまるで表情もにこやかな感じだけれど、やなせさんが最初の頃に描いていたアンパンマンはくたびれたサラリーマンを連想するようなイラストでした。こう、なんかせつなくなるような…カラーではなかったから余計にだったかも。50年ですか。私が初めて見たのは小6くらいだったかなぁ。

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