2019年01月19日

萌月雲便りNo.19:人魚のひいさま

青空文庫で『人魚のひいさま』を読んでみました。そう、アンデルセンの人魚姫です。挿し絵の人魚姫はボリュームがある気がしますが(;´∀`) 「ひいさま」という言葉がなんか好きです~大事にされているなぁ、という感じが日本人の心によく響く(笑)


https://www.aozora.gr.jp/cards/000019/files/42383_21527.html



たくさん映像化、舞台化されている人魚姫ですが、寺山修司さんのお芝居で「愛されることには失敗したけど、愛することなら、うまくゆくかもしれない。私は小さな泡になって、いつまでもいつまでもあの人の近くに浮かんでいたい。」という言葉はとても切ないです。あと水玉かぼちゃでお馴染みの草間彌生さんの描かれた人魚姫も見ましたが、う~ん、ご本人みたい!と思いました(笑) でもしっぽのところが王冠👑みたいになっていてステキでしたわ。




<人魚姫声の出そうなさくら雨>

<人魚かと問いつめられて花の闇>


上記2句は『人魚姫のトゥシューズ』という水月りのさんの句集からです。 水月さんのことはふらんす堂さんのブログを読んで知ったのですが、お母さまが亡くなられたことを知らせて下さった手紙に添えられていたという詩に娘としての気持ちがとてもよくあらわれていて、思わずもらい泣きでありました。(2008/7/3付の記事)


【ふらんす堂編集日記】

https://fragie.exblog.jp/



rohengram799 at 07:17コメント(2) 
青空文庫 | 絵本・昔話・童話・法話

コメント一覧

1. Posted by ミューちゃん   2019年01月19日 16:42
5 オスカーさん、こんにちは
僕の場合、人魚姫って聞くと、どうしてもミポリンを思い出します(笑)あの時は物凄く色気の有る、お姉さんだなぁ…て思っていたのですが、今は何故か、あまり好かれてないみたいですね…
2. Posted by オスカー   2019年01月19日 19:47
ミューちゃん様
ミポリンはやはり略奪婚したのに離婚したのがなんかなぁ……じゃないですかね~子どもさんも引き取らなかったし。まぁ夫婦間でいろいろあったんでしょうけど。

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