2019年10月27日

紅樹雲便りNo.25:五線紙

五線紙にのりさうだなと聞いてゐる遠き電話に弾むきみの声



作者の小野茂樹は昭和11年生まれ。角川書店・河出書房新社に編集者として勤務。帰宅途中に乗っていたタクシーが事故に……享年34歳。



「遠き電話」ということは遠距離恋愛だったのかな? まだ♪恋のダイヤル6700(古い…)より前の時代ですね、きっと。もしかして呼び出しだったのかな? 久しぶりに声が聞けて嬉しい ヾ(o≧∀≦o)ノ゙ そんな可愛い彼女を連想します。


外国に住んでいる方のブログだったか、外国人のダンナさまが「日本の家族と日本語で話す時に声が1トーン高くなる」と言われた、という話を読んだ気がします。他の日本人もそうらしいです。なんでだろ?



rohengram799 at 00:00│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by さち   2019年10月27日 12:29
こんにちは。
私は地声が低いので、どうしても電話は高い声になります。低いと相手の方が聞き取りにくい気がして。声を張るのは何度も「え?」と聞き返されるのが嫌だからです。電話じゃなくても、よくありますけれど(^_^;)日本語って「あ」と「は」とか滑舌悪いと区別がつかないのも理由でしょうか。外国語は違うのかなあ。フィンガー5、懐かしいです(*´∀`)
2. Posted by オスカー   2019年10月27日 17:30
さち様
骨格とかも関係するのか、使っている言語により舌や声帯の動きが違って構造も違うのか? 不思議です。外国の方は虫の音を愛でない、と言いますが、日本に小さい頃から暮らしていたら馴染むのかも? 私はハスキーな声に憧れますわ。あ、この短歌を読んだ時にすぐユリウスを連想しました(*´∀`)
3. Posted by 猫ムスメ   2019年10月28日 09:19
子供の頃ずっとピアノを習っていたので五線紙を思い出しました。今は全く楽譜など読めません(−_−;)

とても素敵な句ですがサラッと書かれた作者の経歴に絶句しました。乗っていたタクシーが…34才で…そういう悲劇あるんですね(>_<)
これもその人が持って生まれた運命なのか? もし生きていたらきっと能力を活かし沢山の作品を残しただろうに…
そう思われてなりませんね。
4. Posted by オスカー   2019年10月28日 14:26
猫ムスメ様
小野茂樹さんは中退しましたが、猫ムスメ様の大学の先輩でしたよ。
「あの夏の数かぎりなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ」
とても繊細な歌を詠む方のようで、本当に残念ですね。

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