2020年01月16日

献春雲便りNo.17:ぶた 🐽

今年は全体的に暖冬なのかな〜って思いますが、夜はやはり冷えるので、夜中の2時くらいまでは「寒いなぁ」でなかなか眠れず…うつらうつら状態です。でもその後、早く目覚めてしまうのが加齢というものでしょうか(´-ω-`)

おはようと目覚めし君と初笑ひ 朴文英
(*第11回 恋の俳句大賞より)

ふっ、こんな朝はもうやって来ませんわ!……というか、あっただろうか?



今日は歌会始でしたね。秋篠宮さまが昭和天皇との思い出を歌に詠まれたのが印象深いです。来年のお題は「実」だとのこと。いろんな世界が広がるお題だなと思いました。




さてさて……新聞で久しぶりに八木重吉さんの詩を読みました。タイトルは「豚」🐷 可愛い!


この 豚だって
かわいいよ
こんな 春だもの
いいけしきをすって
むちゅうで あるいてきたんだもの



豚つながりで、この前郵便局に行った時に窓口にシクラメンで鉢植えがあって、そう言えばイタリア語だったかな、シクラメンって「豚の饅頭」っていうんだっけ!と思い出しました。


紀伊国屋書店にて待つシクラメン


高澤晶子さんの俳句に、高校時代、文通していた女の子(神奈川在住)と待ち合わせを新宿の紀伊国屋書店でしたのを思い出しました。目印がシクラメンだった、ということはなかったけれど。


シクラメンって今の時期によく見かけるので、冬の花のイメージがありますが、春の花なんですね。だからシクラメンの俳句は春を詠んだものになる。私は待ち合わせしたのがお正月だったので、どうしても冬のイメージのままですが(^o^;)


受験生の皆さんにも、早く「春」が来ますように。



http://kigosai.main.jp/?page_id=29459




【追記】
新聞で歌会始の記事を読みました。
「災ひ」の言葉を使われた皇后陛下の御歌に正直、(´・ェ・`)な気持ち。言いたいことはわかります。でもなぜその言葉を選んだのか? お題が「望」なのに。私にはこの言葉(文字)のインパクトが強すぎて、下の句の「希望」が対の言葉としてただ存在しているようで残念に感じました。
彬子さまの「言の葉のたゆたふ湖の水際から漕ぎ出さむと望月の舟」が美しく一番好きですわ。信子さまの富士山! ありがとうございます🗻な気持ち(笑)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000548-san-soci


rohengram799 at 23:40│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by ミューちゃん   2020年01月17日 16:56
オスカーさん、こんにちは
歌会始の映像は報ステで初めて観ましたが、歌を詠む人って日頃、どんな喉のケアをしてるのかな?て思いました明日からはセンター試験みたいですが、何故か僕の中では「センター試験=雪」て云うイメージが有りますね
2. Posted by オスカー   2020年01月17日 17:12
ミューちゃん様
歌会始、両陛下はじめ皇族方の和歌を楽しみにしていましたが、新聞で読んでなんだかなぁ…と思うところがありました。記事に追記しましたけど。
センター試験の時期はいつも雪のイメージは私も同じです。狙ったように寒くなりますよね!
3. Posted by 猫ムスメ   2020年01月18日 21:41
歌会始、高校生の少女が詠んだ

「助手席で進路希望を話す時母は静かにラジオを消した」  

・・・が、しみじみいいなと思いました。
向き合っては話しにくいことだけど助手席なら言えるんでしょうね。そしてそっとラジオを消す母…
お母さんと年頃の娘の関係性が伝わってくるようです。
4. Posted by オスカー   2020年01月19日 07:53
猫ムスメ様
この歌はとてもドラマチックですが、受験生やその親にはウチもそうだった…と思う要素がたくさんあるんでしょうね。子どもの気持ち、親の気持ち、緊張感と愛情が伝わって、今しか作れない歌!という気がしました。それにしても久子さまの和歌とあの帽子は…と思ってしまいましたわ😰

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