芳崎せいむさんの漫画『うごかし屋』1巻の期間限定無料版を見つけたので読んでみました。


うごかし屋 1 (ビッグコミックス) >> https://bookmeter.com/books/558538



「うごかし屋」は引っ越し屋さん。主人公は元銀行員の二代目。読書好きでいつも文庫本を手にしています。動かすのは引っ越し荷物だけではなく、その人の気持ちも……な物語。


物語の最初に出てくるのは夏目漱石の『草枕』。次は井伏鱒二の『山椒魚』。そして『ギーターンジャリ』(*)『人にはどれほどの土地がいるか』(**)志ん生の『 古典落語』(「風呂敷」)『O・ヘンリ短編集』(物語よりも作者の波乱の人生について)『大宰治全集』など。


太宰治の『駆込み訴え』と『善蔵を思う』は青空文庫にありました。YouTubeには朗読動画も。


落語「風呂敷」のあらすじはコチラ。
https://senjiyose.com/archives/1629



芳崎せいむさんて『鞄図書館』(あらゆる書物を所蔵するという、幻の鞄図書館。司書と鞄の2人が世界を巡り、出会った人々と繰り広げる)『金魚屋古書店』とか本や漫画にまつわるシリーズを描いているので、ご本人もきっと本が好きなんだろうなぁ。『うごかし屋』は4巻で完結しているので揃えてもいいかな、と思っています。


鞄図書館<1> >> https://bookmeter.com/books/574052

金魚屋古書店 (1) (IKKI COMICS) >> https://bookmeter.com/books/554378



(*)https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b248282.html

(**)トルストイの民話集に収録されているようです。絵本もありました。
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=19803&spf=1