2022年06月03日

花香美便りNo.1:皐月の本棚 📚〜 2022.5 🍎

5月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:3414
ナイス数:483

金色のガッシュ!! 2 Page 2金色のガッシュ!! 2 Page 2感想
Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ! ガッシュが!? 信用しない、信用しない!
そんな展開……清麿、頑張れ!
読了日:05月07日 著者:雷句誠
第1集: 初めての生理がきた・・・! 生理を隠し続ける女の子の漫画第1集: 初めての生理がきた・・・! 生理を隠し続ける女の子の漫画感想
最終巻まで読んだけれどよくまぁ隠し続けられたな、という感じ。描写が結構エグいのでそこは注意した方が…。生理に限らずなんでも話せるように小さい時から性教育は必要、という意見がわかるような気がした。とにかく「言えない!」という気持ちがツラいなぁ。
同僚が生理になった時に母親から「これから35(37だったかも?)年、あなたもわずらわしい思いをするのね」というようなことを言われたそうです。早く閉経した私はとってもラクですが、災害等で避難所生活になった時に女の子たちは大変だろうなって思います。
読了日:05月07日 著者:倉地千尋
美術ミステリーアンソロジー『歪んだ名画』 (朝日文庫)美術ミステリーアンソロジー『歪んだ名画』 (朝日文庫)感想
赤江さんの「雪華葬刺し」はやはりいいなぁ。他にもボンヤリと読んだ記憶があるような作品も。法月さんのは途中まで読んだけどワケがわからなくて放棄しました(; ̄ー ̄A
解説も読みごたえがありました。
読了日:05月08日 著者:赤江 瀑,泡坂 妻夫,恩田 陸,黒川 博行,法月 綸太郎,平山 夢明,松本 清張,連城 三紀彦
エッセイ集 シナリオを書いているあなたへのお手紙 分泌エッセイ集 シナリオを書いているあなたへのお手紙 分泌感想
シナリオの書き方についてではなく読んだ本や観た映画、日々の生活の中で感じることなど。毎日ちょっとずつ読むのにいいかな。途中まで読んであとはブログを読んでいる(((^^;)
https://ameblo.jp/scenario-center-osakakou/entry-12229234342.html
読了日:05月09日 著者:シナリオ・センター大阪校,島 ちゑ
千夜恋歌 (1) (ホラーMコミック文庫)千夜恋歌 (1) (ホラーMコミック文庫)感想
2巻まで読んだ。詩歌をもとにした恋物語の詰め合わせ。昭和の少女漫画な展開に共感出来ることもあるし、イヤイヤ、それはワガママでは?と思ったり。いろんな国、時代設定でだいたいは悲恋ですな(; ̄ー ̄A
読了日:05月21日 著者:原ちえこ
ワカレ花ワカレ花感想
私には合わなかった。読みやすいので小学生でもスラスラ読めそう、とは思うけど、60近いおばさんには投稿サイトのオリジナルを読んでいるような気分に。書きたいことはわかる、わかるんだけど、物語だってわかるんだけど、もうちょいリアリティが欲しいというか……。病人とか事故とかは安易な設定に思えてしまい(こういうの泣けるでしょ、的な)出来ればやめて欲しかった。このエピソードだけはスゴくモヤモヤしてぶっちゃけキラい。動画をとることに夢中になって、対象への配慮がかける話はあるだろうな、と納得。献本なのにすみません💦
読了日:05月21日 著者:けんご
氷屋ぞめき氷屋ぞめき感想
「ぞめき」ってなんだと調べたら「騒き」で冷やかし歩くことらしい。「アイスクリームも、ミルクセーキも、その名は、そのまま今も残っているが、味は全く違ったものになった。昔のは、もっと原始的な味だったが、素朴でよかった。」原始的な味!知りたい!「ミルキンとは、ミルク金時の略。金時とは、東京でいう氷小豆だ。その氷小豆の上から、ミルク(牛乳のところもあるが、コンデンスミルクを溶いたものが多い)を、ジャブジャブと、かけたもの。」おかわりしてお腹を壊すとは(;´д`)「ところてんを、酢糸とは、シャレてる。」同感です!
読了日:05月23日 著者:古川 緑波
第一篇 奇妙な街の鳥たち第一篇 奇妙な街の鳥たち感想
pixivで見つけて読んだ。続編も無料公開中だから読みたいのに、なぜかうまく接続出来ない(-_-;)
https://www.pixiv.net/artworks/96820017
読了日:05月24日 著者:駒津ゆはり
私はネコ私はネコ感想
コチラを読んで読み返しました …… 南無 😿
https://note.com/hideking225/n/n3ff96ea9afcf
読了日:05月24日 著者:ヒデキング
喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)感想
大学院どころか大学生になったこともないので、最初はなかなか話にノレなくてページが進まなかったのですが、3章に入った頃からペースがつかめて主人公の気持ちで読めるようになった気がする。飄々とした先生、恋愛に関してもえっ!?と思ったりしましたが、ラストはなんだかとてつもなくせつなかったです。スピカさんは森先生の奥さまがモデルなのかなと思ってたり。シンプルな表紙が好き。
読了日:05月24日 著者:森博嗣
お鍋 と おやかん と フライパン の けんくわお鍋 と おやかん と フライパン の けんくわ感想
「よう子ちやん、こんどから、お鍋や、おやかんやフライパンがブツブツ言ひ出したらお母さんにすぐ知らさなくちやいけませんよ。」いやいや、火をかけたまま庭に行ってしまったお母さんの方が問題では……。ケンカしていると思ったよう子ちゃん。台所のいろんな音は楽しいけれどやっぱり危険も多い。火傷しなくてよかった!
読了日:05月26日 著者:村山 籌子
白昼夢の森の少女 (角川ホラー文庫)白昼夢の森の少女 (角川ホラー文庫)感想
表紙とタイトル買い。既読作品もいくつかあったけれど久しぶりの恒川作品だったのでなかなか楽しく読めた。あとがきが作者の作品解説なのもよかった。
読了日:05月28日 著者:恒川 光太郎
受難華 (中公文庫, き49-1)受難華 (中公文庫, き49-1)感想
女学校の仲良し3人組の照子、寿美子、桂子たちそれぞれの恋愛と結婚のアレコレ。自由恋愛などほとんど認めれず親の決めた相手と結婚する時代。女というだけでなんでこんなに!と憤る場面もたくさんあるけれど、昼ドラになっていたら毎日が楽しかっただろうな、な展開(笑) 初恋の前川にダンナさんとの関係とかあらまぁ、な寿美子が一番気になる女性だったかも。 この後も波乱万丈なんだろうなぁ。 「真珠夫人」はドラマでしか知らないので小説を読んでみようかなと思った。表紙もタイトルも好き。
読了日:05月29日 著者:菊池 寛
私の身に起きたこと ~とある在日ウイグル人男性の証言 2~私の身に起きたこと ~とある在日ウイグル人男性の証言 2~感想
スキマで読みましたが、pixivでも他の作品が読めます。
https://www.pixiv.net/artworks/95724369
noteでも→
https://note.com/tomomishimizu
国を奪われる、家族を奪われる…自分には想像出来ないことがあるという現実。
読了日:05月30日 著者:清水ともみ
花野に眠る (秋葉図書館の四季) (創元推理文庫)花野に眠る (秋葉図書館の四季) (創元推理文庫)感想
秋葉図書館を舞台にした2作目なのかな? 最初はあまりミステリ感がなかったので、読み進むうちにえっ、こんな事件になるの?!とビックリ。自分が住んでいる土地の歴史って知らないよなぁ。実家のことも町史とかあるけど分厚い本だし、市町村合併などでますますわからなくなった気がする。出てきた本はほとんど知らない作品ばかりだったけど「スーホの白い馬」は間違いなく名作! 訳者や挿し絵によってその本の印象は大きく変わる。特に子ども時代に見た(読んだ)ものはいつまでも残っていると思う。しかし司書さんの仕事は大変だ!
読了日:05月30日 著者:森谷 明子
かがみの孤城 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)かがみの孤城 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)感想
どんな作品か小説を買う前に雰囲気を掴みたくて、漫画で読んでみた。自宅に押しかける場面が恐ろしすぎる……近いうちに小説を読みたい。
読了日:05月31日 著者:辻村深月,武富智
ムーン・リヴァー (角川文庫)ムーン・リヴァー (角川文庫)感想
ファンタジーでもただヤッてるだけでもない、ああ栗本さんの小説だわ、と思った。東京サーガシリーズというのがわからないけど「真夜中の天使」や「翼あるもの」はだいぶ昔だけれど読んでいたので、その登場人物と同じ名前だったしその関連なのかなと。外見と比べてその内面の脆弱で純粋なこととやっていることのエグさに昭和を感じたのは最近のBLと言われているもの(特に商業誌)からは遠ざかっているからか? 大切な人を失い、それでも生きていかなくてはいけない、それも生産的に前向きに…こういう人を間近に言えることなどあるのだろうか?
読了日:05月31日 著者:栗本 薫

読書メーター


rohengram799 at 08:30コメント(4) 
月刊・空のお城図書館 

コメント一覧

1. Posted by イネス   2022年06月03日 09:30
率直な書評面白いです!読んでみたいなと思ったり共感したり。「花野に眠る」は書店で見かけてちょっと興味をひかれたものの未読で、ますます読みたくなりました。今日帰りに買ってこよ☺️
BLはあまり通ってこなかったわたしですが、栗本さんの小説だけは別格。六道ヶ辻シリーズがめちゃめちゃ好きで今でもふとした折に読み返してます。もっともっと読みたかった……
2. Posted by さち   2022年06月03日 20:36
「ワカレ花」の感想を読んで、物語を書く上での匙加減を考えさせられました。起承転結という言葉もあるように、読者を惹きつけるための場面転換は必要不可欠なのでしょうが。
「ミュゲ書房」の中でも、プロになるために編集者に何度もダメ出しをくらう場面がありましたね。
「こう書いたら泣けるでしょ」という意図を読者に悟られるようではまだまだで、こんなところで泣かされるなんて、というふうな話を読みたいし、自分も少しでも近づけたらと思いました。
なんか支離滅裂ですいません<(_ _)>
まだまだだわ、私(;・∀・)
3. Posted by オスカー   2022年06月04日 09:12
イネス様
昨晩は「羆嵐」をイッキ読みしてしまいました。
栗本さんは木原敏江さんつながりで知った作家さんでしたが、どういう経緯だったか忘れましたが、ライブに行ったことがあります。作品は残りますが、新しい作品はもう読めない……それが悲しく淋しいですね。
4. Posted by オスカー   2022年06月04日 09:20
さち様
「ワカレ花」は作者が出版社にノセられちゃったのかなぁと思いました。ソフトカバーじゃなくマイナビ文庫とかの書き下ろしだったら値段的にも読者層的にも納得したと思うのですが、あの内容であの値段なのぉ~?!と…。先が読めてもツッコミどころ満載でも面白い作品ってあるじゃないですか、そういうのとは違って……人のことは言えない駄文書きな私なんですが…タダでもらったしイイコトを書くべきかとも思いましたが、やっぱりムリでした😓

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