空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

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献春雲便りNo.16:良い子 悪い子 普通の子

タイトルから欽ドン!の「良い子悪い子普通の子」を思い出した方も……いらっしゃるはず……ですが、こちらの本に載っている詩を読んで(本自体は読んでいない)さすが谷川俊太郎さんだ!と思いました。


子どもと悪 (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉コレクション 4) >> https://bookmeter.com/books/7862471




まんびきはしたことないけど
わたしはひとのこころをぬすんだ
ぬすんだことにもきづかずに

へやにかぎはかけないけど
わたしはこころにかぎをかける
かぎのありかもわからずに

うそはついていないけど
わたしはほほえんでだまっている
ほんとのきもちをだれにもいわずに

いいこだから わたしはわるいこ   

 



自分をこんなふうにわかっている子は、きっとつらい子なんだと思って、胸がきゅいんとなってしまった。 子どもだけじゃない、大人だってきっと同じことを考えることがあるはず……… 大人だと 「ズルい人間」になるのかな?

黄冬雲便りNo.20:とびだせ初恋 😃❤️😃

このタイトルから浅野ゆう子さんがすぐ浮かんでくる人はいるのでしょうか。私はレコード持っていましたけど(笑)

https://petitlyrics.com/lyrics/31712



「初恋」というと本人は好きじゃないですが、福山雅治の歌は好きです……という話ではなくて『初恋』というアンソロジーを読みました。


内容(「BOOK」データベースより)
甘くて切ない、大人の「ファーストラブ」。数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が贈る、極上の恋愛小説集。中学校で人気者だった女の子と再会した私。彼女が好きだった男性は…(「レモネード」)。妻の勧めでドイツ語教室に通い始めた夫。隣に座る女性が気になるが…(「アルテリーベ」)。ノスタルジックな9つの「初恋」の物語。オール書き下ろし。


著者とタイトルはこちら(収録順ではない)

大崎梢 「レモネード」
篠田真由美「触らないで」
柴田よしき「再会」
永嶋恵美 「アルテリーベ」
新津きよみ「再燃」
福田和代 「カンジさん」
松村比呂美「迷子」
光原百合 「黄昏飛行 涙の理由」
矢崎存美 「最初で最後の初恋」


私のオススメは「カンジさん」と「迷子」です。内容は……読んでのお楽しみで(笑)


YouTubeに作家さん数名の動画があがっていたのですが、音声が聞き取りにくいのが残念でした。私の
耳が悪いからかな?

https://youtu.be/YP37PWBjRSM

黄冬雲便りNo.19:人間なんて…

タイトルから拓郎の♪人間なんてラララララララ〜
と思った方もいらっしゃるでしょうか(;´∀`)

https://sp.uta-net.com/movie/205901/



朝、まだ薄暗い時期に外を見た時に、なぜか昔読んだやなせたかしさんの『人間なんてさびしいね』という詩が浮かんできたのです。



人間なんてさびしいね  


心と心がふれあって

なんにもいわずにわかること

ただそれだけのよろこびが

人生至上の幸福さ


たったひとりで生まれてきて

たったひとりで死んでいく

人間なんてさびしいね

人間なんておかしいね



中学生になるかならない時期だったでしょうか、勝手にメロディをつけて歌っていたので、記憶に残っていたのかも。同じくやなせさんの『絶望のとなり』……こちらも好きな詩でした。



絶望のとなりに

だれかが

そっと腰かけた

絶望は

となりのひとに聞いた

「あなたはいったい

誰ですか」

となりのひとは

ほほえんだ

「私の名前は

希望です」


http://tigerace1943.hatenadiary.jp/entry/2015/04/10/182750



いろんな事件・事故報道が続いて新年を迎える気分もイマイチなので、思い出したのかも……。


こんな日は甘いものを食べて幸せに〜で、ドーナツ画像を見ていたら(近くのミスドが閉店していた)ロシア風ドーナツの名称「ポンチキ」に笑いました🍩

https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/moscow/2019/04/post_523.html

https://4travel.jp/travelogue/11467620




黄冬雲便りNo.7:「ラ」と「レ」

時々、最寄り駅でおだんごヘアのバレエを習っているんだろうな、というスレンダーな女の子たちをみかけます(о´∀`о)


私が小学生の頃でしたか、有吉京子さんの「SWAN」が始まり、山岸涼子さんの「アラベスク」などバレエ漫画を読んで、今よりははるかに身体に柔軟性があったので、基本の形など出来ないかとマネしていたものです。大人になってからは「昴」が好きで読んでいました。この漫画でZONEを知りました。この後にギバちゃん(柳葉敏郎)とあとからヒガシ(東山紀之)がナレーションを担当した同名のスポーツドキュメンタリー的な番組が始まったように思います。オススメバレエ漫画の記事を見ると、他にもいろいろあるのですねぇ。


https://www.araiguma-books.kurasiro.com/entry/2018/11/12/genuine-ballet-comic


こちらのブログでは美しいバレリーナたちの絵が✨

https://ameblo.jp/kukokuko1234



「ラ・シルフィード」と「レ・シルフィード」に違いがあるとは知らなかった私です。 まぁ、テレビ中継のバレエもまともに見たことがないので仕方ないか(^^;)(;^^)

https://dews365.com/newpost/171988.html



そうそう、バレエと言えばやはりニジンスキー(いろんな意味で)なワタクシ、また赤江作品を読み返したいです。

「ニジンスキーの手」
http://blog.livedoor.jp/sara_m0185/archives/6328260.html


ニジンスキー「牧神の午後」
http://bigakukenkyujo.jp/blog-entry-75.html

黄冬雲便りNo.4:雪童子

土曜日には東京でも雪が降るとか? 天気予報でその話を聞いただけで寒いです⛄


詩というには長くないか?という大岡信さんの『雪童子』の一部をご紹介します。こういうことをやってみたい!



………

そんな冬のある一日、私はそこに面白いものを見てしまつた。
 机からふと眼をあげ、空地との境の簡単な柵の向うの、白銀世界を見やつた時、私は思はず凝視の姿勢になつた。
 いつ現れたのか、一人の子供が、雪原の真中に立つてゐたのだ。厚手のジャンパー様の上着、足にはかなり深い長靴、頭にはふさふさと耳たぶまで覆つて垂れてゐる毛糸編みの帽子。
 男の子か、女の子か、区別がつかないが、行動から見れば男の子だつたのだらう。五、六歳と見えるその子は、じつと雪を見つめて、立つてゐたが、やをら両手を前に揃へて突き出した。あつといふ間もなく、プールのへりに立つた姿勢で、一気に見えないへりを蹴り、ザブーン、飛び込みをやつてのけたのである。
 私は思はず声をあげて笑つてしまつた。ガラス窓の内側だから、その子にはもちろん聞こえない。気もつかない。
 だあれも見てゐない静寂な植木林の空地で、その子は何度も飛び込みをくり返し、やがてそれだけでは足りず、雪原の上に寝そべつて、はじめはゆつくり、やがて熱中して、空地の一方のはじから他方のはじまで、二、三十メートルの間をごろごろ、行つたり来たり、じつに無我の境地で、余念なく転がりはじめたのである。
 ガラス窓の内側から眺め続けながら、その子が今どんなに純粋な快感にひたつてごろごろ転がつてゐるか、私はうづくやうな思ひで感じてゐた。
 のぞき見してゐるのは妙に後ろめたいことだつたが、それがほんとに後ろめたく感じられるほどに、その子は無心に、無言の快感の叫びをあげてゐた。それから、フツと立ちあがつた。まつたく何一つ起こらなかつたやうに、全身で変貌し、次の瞬間、すたすたと歩いて、畑地の先の道路の方へ消えてしまつた。まるで、幻。
……



子どもの切り替えが見事すぎる!(爆) 全文はこちらのブログ記事をお読み下さいませ。

【雪童子】
http://privacy2011.blog.fc2.com/blog-entry-69.html





歌会始のお題に「雪」はあったのかな?と調べてみたら昭和24年歌会始に「朝雪(あしたのゆき)」がありました。

御製(天皇陛下のお歌)

庭のおもにつもるゆきみてさむからむ人をいとどもおもふけさかな





昨日、今日と地震がありました。12月というか寒い時期に地震が多いような気がします。皆さま、どうぞお気をつけ下さい。

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