青空文庫

2023年01月31日

芳春雲便りNo.20∶空気草履

こんにちは🐥

以前『遊動円木』についてのんびり記事で紹介した葛西善蔵の話を今ごろになって読みました。『遊動亭円木』は途中放棄した気がする😓

http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50812724.html

内容は別になんですが(新婚さんのところに遊びに行った話)そこに「空気草履」というのが出てきて、なんだそりゃ?となりました。正直、コレの方が気になって、画像を見つけました。初めて見た! 大人が履くより子どもが履いてぴょんぴょんしそう🐥

https://www.zourihonpo.com/?mode=f33


『静おばあちゃんと要介護探偵』も読み終わりました。静おばあちゃんの女学校時代の友人が一酸化炭素中毒で事故死か?な第四話「菅田荘の怪事件」は天野忠さんの『好日』という詩を思い出しました🥲

http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50804300.html

他の方の感想で知りましたが、各タイトルがアガサ・クリスティ作品タイトルのオマージュで、こちらはエルキュール・ポアロが初登場した『スタイルズ荘の怪事件』だそうです。読んだことない💦

静おばあちゃんと一緒に謎解きをする昔ながらの親分肌の玄太郎さんは車椅子を使っているのだけれど、今日の読売新・こどもの詩に幼稚園年中さんのこんな素敵な表現がありました。


「ひいばあの車椅子」

そうだよね
歩けない時もあるよね
そういう年頃だもんね
年頃タクシー到着しました!


年頃タクシー🍀 小さい子のタクシーはおとうさんの背中でしょうか? 酔っ払っちゃったフリした女性のタクシーは殿方の背中?(*´艸`*)

【酔っ払っちゃった】
https://www.uta-net.com/movie/4760/


1冊読んだらまた1冊追加〜解説がホラー漫画家の伊藤潤二さんのコチラが積読本の仲間入り🥸 映画化されるんですね。
【スイート・マイ・ホーム】
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000351792


明日はもう2月。値上げのニュースばかりでうんざりですが、少しでも楽しい出来事が見つかりますように。また来月もよろしければお付き合い下さいませ🙏






rohengram799 at 15:40コメント(4) 

2023年01月24日

芳春雲便りNo.16∶雪

昼間はお日さまも出て「少し厚着だったかも…」なんて思いましたが、夕方5時過ぎたら風が冷たい、冷たい!
急いで窓を閉めました💦

雪の話題が多いので、あまり長くなさそうな雪の話を見つけて読んでいます。芥川龍之介の『雪』はなんだかよくわからない話でした。
https://aozorashoin.com/title/3817

友人のアトリエで会った断髪のモデルの娘さん。まつ毛を全部抜いてしまっている?! 眉毛を剃り落とすではなく? 睫毛と眉毛を間違えた?それはいくらなんでも〜だし、逆さまつ毛? でも検索したら『たとえ眼にくっついているまつげを全て抜き去るという荒療治を行っても、次に生えてくる毛はまた同じ方を向いていますので…』と眼科医が返答していたし……。

自分の顔の造りがイヤで変えてみたかったのか、なにをしても自分だと認識したかったのか、諦観しているというより蓮葉女な雰囲気。睫毛なんてあってもなくても生きるのに大した問題じゃないといいたいのか、抜くなんて痛そうなのに😱 最後に山肌と彼女の肌についてしれッと書いているので、コレを書きたいがための前振りなのかと思ってみたり。

コチラは【睫毛の話】
https://so-amc.com/column_detail/entry/154


『眠ってるお前の睫毛をひっぱればガソリンスタンドに響く讃美歌(ハレルヤ)』

穂村弘さんの短歌を思い出しましたわ😅


明日はどんな天気になっているでしょうか? どうぞ皆さま、お気をつけ下さいませ🥸🥸🥸



rohengram799 at 18:50コメント(10) 

2023年01月16日

芳春雲便りNo.11:黒い頭

寒中お見舞い申しあげます🐥

女正月も過ぎました。今さらですが、お正月らしい話はないかと探していて夢野久作の『黒い頭』を読んだのでそのお話を。いきなりナゾの羽つき歌?から始まります。


 ヒイラ、フウラ、ミイラよ
 ミイラのおべべが赤と青
 そうしておかおが真黒け
 四つよく似たムクロージ
 五ついつまでねんねして
 六つむかしの夢を見て
 何千万何億年
 やっとこさあと眼がさめて
 九つことしはおめでとう
 とんだりはねたり躍ったり
 とうとう一貫借りました。


友達と楽しく羽つきをしてい花子さん。いつの間にか羽子板のうらの美しいお姉さんの顔の頬がハネのムクロジ(タマの部分)に当ってへこんでいるのを見つけてしまい……それを木乃伊がなおしてくれるという、なんだそりゃ?!な短い話です😅 羽つき歌って検索したらいくつかあったんですが、知らないものばかりでした。

羽子板というと、私も小学生の時にお気に入りのものがあったのですが、ある日真っ二つに(゚д゚)! 違う羽子板を買ってもらいましたが、やっぱり前のおねーさんの方がよかったように思えて遊ばなくなってしまいました。お高いものではなく(割れるくらいだし〜)イラストもいかにも昭和!だったんですけど。もしかしたら前のおねーさんに申し訳なくて、新しいおねーさんに馴染めなかったのかなぁ、なんて思いました。

【黒い頭 朗読】
https://youtu.be/YxojoJFsy-o


白髪がまた目立ってきたので、今回は早めに染めたのですがダンナさんから「そんな黒い頭はおかーさんじゃない! 白くないと!」とにかく言われました……白髪頭を見慣れ過ぎたようです……まぁ、すぐまた元にもどる気がしますけど🥸🥸🥸


雨の月曜日になりました。皆さま、あたたかくしてお過ごし下さいませ。どうぞご自愛ください。




rohengram799 at 09:00コメント(4) 

2023年01月06日

芳春雲便りNo.4∶『はつゆめ』妄想

今日は小寒。昨日のように風が強くなくていいお天気! 有り難いことです。お正月の雰囲気はほとんどないですが、それも平和ということなのかなぁ。「お正月くらいは…」の切実さがないのは。

✤     ✤     ✤

小川未明 『はつゆめ』を読みました。もちろんタイトルどおりの夢オチでありました(笑)
https://www.satokazzz.com/books/bookinfo/51652.html

「あまいぬ」ってなんだ?と思ったら狛犬のことを「天犬」とも言うようで、特に雌の狛犬をさすらしく……「尼犬」かと思ってしまった。「尼っ子(あまっこ)」 という女子をののしっていう語があったので。まぁ気分のいい言葉ではないですが。(余談 尼崎地元民は「アマ」と言うとか)「あまっちょ」とも言うらしく…そしてこの「あまっちょ」から思い出したのがヴェルレーヌの詩『女と猫』。川路柳虹(1888~1959)訳。


女は猫と惡戯(ふざ)けてゐる、
白い女の手と白い前足が
薄明(かはたれ)の部屋の中で戯れる。
不思議な眺め。

猫は隠れた――この惡魔女(あまつちよ)め!――
黒い毛絲の手套(てぶくろ)の下に
瑪瑙色の殘虐な爪を
剃刀(かみそり)のやうに鋭く光らす。

するとまたやがて甘たるい風(ふう)をして
その鋭い爪を収めて見たが
どうしてその惡相が消えるものか………

女の閨房(ねや)のなかでは
かすかな笑ひ聲がきこえ
燐の色した四つの眼玉(めだま)が煌く。


コチラも参考にどうぞ。
【女と猫】
https://poesie.hix05.com/Verlaine/04chat.html

悪魔女と書いてあまっちょ?!となりました♡ 単なる当て字かもしれませんが、悪女ではなく悪魔女かぁ……ムフ⁠(⁠‾⁠.⁠‾⁠“⁠)⁠と思った後に見つけた台湾の尼僧の記事。 
https://note.com/sachi1943/n/n3ed8d1b4b5c8


私は初夢の内容をすっかり忘れています。「一富士二鷹三茄子」の動画も見たのに、全く出てこなかったのだけは記憶している⁠(⁠´⁠д⁠`⁠)⁠


✤     ✤     ✤


昨日は『夕闇通り商店街 コハク妖菓子店』を読み終わりました。
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101449.html

今日は『まつらひ』(村山由佳)を買ってきました。
https://bookwalker.jp/de0706261d-d85d-451b-b22d-987eb3cf4cc4/

読みかけなのは吉村昭さんの『破獄』です。
https://bookwalker.jp/series/117355/

そして買っだけどなんとなく怖くて読んでいないのがこのアンソロジー『超怖い物件』…あはは\⁠(⁠◉⁠‿⁠◉⁠)⁠/⁠
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000368375



ではでは、皆さま、風邪をひかないようにあたたかくしてお過ごし下さいませヾ⁠(⁠˙⁠❥⁠˙⁠)⁠ノ




rohengram799 at 15:20コメント(8) 

2022年11月21日

水霜雲便りNo.14:十二ヶ月

おはようございます🥸

『日本が見えない』の竹内浩三の『十二ヶ月』という詩を知りました。 まだ振り返るには少し早い気がしますが、どんな1年だったでしょうか? 



『十二ヶ月』  竹内浩三


一月――
凍てた空気に灯がついた
電線が口笛を吹いて
紙くずが舞上った
木の葉が鳴った
スチュウがノドを流れた

二月――
丸い大きな灰色の屋根
真白い平な地面
つけっぱなしのラムプが
低うく地に落ちて
白が灰色に変った

三月――
灰色はコバルトに変り
白は茶色に変った
手を開けたら
汗のにおいが少しした

四月――
ごらん
おたまじゃくしを
白い雲を
そして若い緑を

五月――
太陽がクルッと転った
アルコホルが蒸発して
ひばりが落ちた
虫が少し蠢いてみて
また地にもぐりこんで
にやりとした

六月――
少年が丘を登って
苺を見つけて
それを口へ入れ
なみだぐんだ

七月――
海が白い歯を見せ
女が胸のふくらみを現す
入道雲が怒りを示せば
男はそっと手をさしのべる
ボートがゆれた

八月――
ウエハースがべとついて
クリームが溶けはじめた
その香をしたった蟻が
畳の間におちこんで
蟻の世界に椿事が起り
蝉が松でジーッとないた

九月――
石を投げれば
ボアーンと響きそうな
円い月が
だまって ひとりで
電信柱の変圧器に
ひっかかっていた

十月――
ゲラゲラ笑っていた男が
白い歯を収め 笑いを止めて
ひたいにシワをよせ
何事か想い始めた
炭だわらの陰でコオロギが鳴いた

十一月――
空は高かった
そして青かった
しかし 俺はさみしかった

十二月――
ラムプがじーと鳴って
灯油の終りを告げた
凩こがらしが戸をならして
「来年」のしのびやかな
足音も聞えた



ドイツでは「ゴールデン・オクトーバー」という表現があるようです。ビール祭りだけじゃなかったのか🍻
萩尾望都さんの漫画に『ゴールデン・ライラック』ってあったような気がする。あとフランスに初めてのコンビニという記事を読みました。日本のイメージからはかなり遠い(@_@;)
https://www.oshiri2hi.com/article/493683594.html


ではでは、今週もご安全に!


rohengram799 at 06:40コメント(2) 
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