青空文庫

2019年02月14日

令月雲便りNo.20:酒友

青空文庫で読んだお話。キツネよりタヌキの方が酒呑みのイメージですが、なんともホンワカしてラストはちょっとせつなくなる物語でした。


【酒友】
https://www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/1651_16636.html


鮑叔はこういう人
https://app.k-server.info/history/kanchuu_houshuku/

錦葵はゼニアオイのこと。うがい薬になったらしいです。




さてさて、明日からしばらくブログ整理のため、更新をお休みさせていただきます<(_ _*)> このところ毎日更新していたので、急に休むと「アレ?」となっては申し訳ないので………また再開時にはよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))



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rohengram799 at 18:00コメント(4) 

2019年02月13日

令月雲便りNo.18:あかべこ 💋

『残されたる江戸』という柴田流星が書いた作品があります。一年間の江戸の暮らしぶりが描かれていて、そんな風習が(´・ω`・)? の驚きやら発見やらがあって面白いです。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000342/files/2391_18586.html


この中にも書いてあった「丑紅」。「うしべに」って「あかべこ」のことじゃないのか、と安易な発想をしてしまうおやぢではありますが、もちろん違います(;´∀`)



江戸時代、暦の上で「小寒」と「大寒」を合わせた約一ヶ月間の「寒」の時期に製造された紅を「寒紅(かんべに)」といったそうです。特に良質で発色が良く、口中の虫を殺すなどの俗信や、唇の荒れに効果があるとされていたらしい。また、寒の丑の日に売り出された紅は、「寒中丑紅」あるいは「うし紅」と呼ばれ、購入金額に応じて材質や大きさの違う牛の置物が配られたそうです。


【丑紅】

http://www.isehanhonten.co.jp/beni/event.html



青空文庫から「丑べに」の一部を抜粋しました。京女より江戸の女の粋さをアツく語っています(゚∀゚*)(*゚∀゚)


『紅というもの、若い女の唇に少しばかりものしたが、かえって愛でたく、上瞼に薄っすら刷いたも風情のあるものだ。』
 
『京の女は厚化粧、白粉を頸筋にまで用いて、べには唇にばかりではなく、目じり目がしら、引眉にもこれを加うとぞいうが、江戸ッ児は女でも瀟洒たるもの、好んで多摩川の水にみがき上げた素顔素肌を誇り、強ては白粉を用いず、ただ紅のみは下唇にチョと目立たぬくらい、それも態とらしきは吾から避けて用いぬようにしている。
 女の口紅はこうしてこそ趣も深く、なかなかに捨てがたく思わるるのを、徒にコッテリと唇いっぱいにつけて、折角の愛らしい口元を、子鬼の笑ったようにしてしまうもの多きは、寧ろ天性の麗質を損ずるもの、吾儕が生粋の江戸ッ児には憚んながらそんな女は一人もいないはずだ。』



ウシのクチビルは牛タンみたいな感触らしいです。あとスープにするのはオスの方が美味しいらしい。牛タンも食べたことがないので、クチビルはもっと食べる気がしません (;´ω`)



rohengram799 at 06:58コメント(4) 

2019年02月12日

令月雲便りNo.17:ホンの戯れ言

おはようございます! 昨晩から渡辺優さんの『自由なサメと人間たちの夢』を読んでいます。タイトルと表紙買いの1冊。

特設サイトはこちら⇒http://renzaburo.jp/same/



森博嗣先生が昨日のブログに「週刊誌を読んだことがない」と書かれていた……週刊誌読みまくりの俗物なワタクシ、こんなところにも性格、生活、嗜好の違いが顕著に表れるのかしら………芥川龍之介の『微笑』という短い話を読んで考えたのが「昔“微笑”って女性誌があったよなぁ」だったし。イヤイヤ、比べることがすでに間違っておりますな😅 『神神の微笑』という話も。キリスト教を日本に広めるのは難しかっただろうなぁ。



本がらみの話題でもうひとつ。岡田くんが土方さんに!のニュースにヽ(*`゚∀゚´)ノであります!

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00000302-oric-ent


今まで何人も土方さんを演じてきましたが、私がイイね!と思ったのは、役所広司さんと山本耕史さんですd(≧∀≦)b 渡哲也さんは申し訳ないけど、美的じゃないし、イメージに合わなかった。あと独身時代に観たTHEガジラの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン京都―新撰組の巻―』の千葉哲也さんがよかった💕 これは内容も好きだったので(演出の鐘下辰男さんの風貌も好みだった!) 今も皆さん、活躍されていて嬉しい限りです。まぁ、私が観た時にはすでに人気がありましたけど💦 当時、新撰組ミーハーだったので、いくつか他の劇団の作品も小劇場で観ましたが、ダントツで素晴らしかったです。


http://gazira.info/about/



ただ、土方さんが愛したお雪さんが柴崎コウなのが、岡田くんとのバランスを考えるとう~ん、と気にはなります。雰囲気は悪くないと思うのですが。あと、いまだに沖田さんは美形!じゃないとダメなのね(笑) 美形でも性格は『銀魂』の沖田さんだといいのに~まぁ、ムリだろうけど。最近は映画も観ていませんが、楽しみであります。


♪燃えよ我が剣、我が命~ 今日の脳内BGMはこれだ♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 06:52コメント(4) 

2019年02月08日

令月雲便りNo.13:万年!? 若き女性気質 (*^.^*)

『現代若き女性気質集』という岡本かの子さんの随筆(?)がオモシロイ! かの子さんは岡本太郎氏の母上なので、彼女の生きてきた時代と今はずいぶん違うはずなのに、ウンウンしてしまうことがたくさん(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)


その一部をご紹介します。



○「恋など馬鹿らしくて出来できなくなりましたわ」と言う。「けれども愛の気持ちだけは失い度くありません。」

○チョコレートを食べられる暇さえある職業だったら職業というものは何という好もしいものでしょう。

○「おなかが減すいて家へ帰る電車がなかなか来ないときだけ、ちょっとセンチになるわよ。」

○来年あたりのことまで見当がつくけれど其の先は考えても判わからない。考えると頭が痛くなるから止す。

○「どうしてこう心配事が出来ない性分だろう。もっとも心配事があると直ぐレコードをかけて直ぐ紛はぐらかしちまう癖くせがあるんだけれど。」

○牡丹や桜のように直ぐ散ってしまう花には同情が持てない。枯かれてもしがみ付いている貝細工草や百日草のような花に却って涙がこぼれる。

貝細工草とはこの花のことらしい。
http://garden-vision.net/flower/magyo/mugiwaragiku.html


○ラグビーを見ているときだけ男の魅力を感ずる。

○大概な事は我慢が出来るけれど。鈍感なものだけはトテモ堪らない。

○ジャズの麻痺、映画の麻痺、それで大概の興味は平凡なものに思える。始終習慣的に考えているのは「何か面白いものは無いか知らん。」

○偉くなろうなぞとはちっとも思わない。空虚な気がする。それより刹那々々の充足感。

○「流行なんてつまんないと思うんだけれど、やってみれば悪い気持もしないものね。」

○「あたし達に向ってはっきりした考えを言えと言ったって、そりゃ無理ですわ。まだまだいろいろ経験してから考えを決め度たいと思って居いるんですもの。」

○彼女の笑いは、全く自然に見えるほど洗練されている。けれども彼女は、腹の底から笑った味を知らない。



全文は青空文庫で読めます。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000076/files/4538_15433.html


かの子母さんって花に関する描写が美しいのです!
『五月の朝の花』という短い文章があるんですが(これも青空文庫で読めます)「そら、大粒の赤玉、白玉のメノーを七宝の青い葉茎がくっきりうけとめている、チューリップ!  ルビーと紫水晶のかけらのスイートピー。  くじゃくの彩羽の紋所ばかり抜いて並べたパンジー。」とあって、特にスイートピーの表現は素晴らしいなぁと思いました《*≧∀≦》



【おまけ:ぜひサザエさんに作って欲しいカツオのビンタ】

http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/cr/2943



rohengram799 at 15:35コメント(2) 

2019年01月24日

萌月雲便りNo.24:あらたま

斎藤茂吉の歌集に『あらたま』ってありますが、「新しい玉」の平仮名versionだと思っていたら「特に意味を考えたことがなかったけれど、漢字一文字もあったのですね。「璞」意味は磨いていないたま。 三崎亜記さんの小説『玉磨き』を思い出してしまった! そして、私は茂吉の歌集って『赤光』と『あらたま』しか記憶になかったので、他にもいくつかあって自分の知識のなさにアハハ ヾ(@゜▽゜@)ノ


http://www.mokichi.or.jp/mokichi_4.html




小川未明さんの短い童話(?)を読みました。笑ってお別れした分、そのあとにやってくる悲しみが大きくなるような……。

【片目のごあいさつ:小川未明】

https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/52049_56903.html



この話では「タンゲサゼン」の真似をした子どもが出てくるだけですが、片目の視力が0でも片方の視力が0.6あれば障がい者認定されないのですね。聴覚障がいもやはり決まりがあるみたいですが。こういうことも考えたことがなかったなぁ。


【NPO 片目失明者友の会】

https://katamenotomo.jimdo.com/



rohengram799 at 00:12コメント(0) 
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