落語

2018年03月19日

桃月雲便りNo.23:ぞろぞろ

積ん読本の整理をしていたら、古谷三敏さんの『寄席芸人伝』の6巻がまぎれていました。全部片付けてしまったと思っていたので、なんか懐かしい。 ニュースで襲名問題が取り上げられていたけれど(下記サイトを読んで、わかったような、わからないような)、マンガに出てきた「一芸名(ひとつな)とん平」の話がやっぱり好きだなぁ、と思ったワタクシです。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54819




さてさて、今では小学校の教科書に落語が載っているんですね。落語絵本は何冊か見たことがありますが、教科書に、というのは知らなかったです。小4の国語の教科書に採用されたという『ぞろぞろ』私は好きです(^ω^)


【参詣客がまばらな稲荷神社の門前。茶店を営む老夫婦の生活は苦しく、店主の老爺は妻の老婆に「売り上げがないため、仕入れもままならず、商品はわずかな駄菓子と、天井に吊るしたまま長く売れ残ったワラジ1足だけだ」と不満をぶちまける。老婆が「なにごとも信心だから、お稲荷様にお参りに行ってはどうですか」とすすめるので、店主は言うとおりに神社へ行き、茶店の繁盛を懸命に祈った。】



そして、えっ(;・∀・)と思いがけないことが起こり、ウチもあやかりたいと思った床屋さんにもも・・・意地悪じいさん的なオチではなくて、あちゃー(´・∀・`)な結果が。 噺家さんはひとりで何役もこなしますが、子どもたちがそれぞれの役を演じたら、また面白いかも、と思いました。


http://ensou-dakudaku.net/kyoka/zoro.html



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2018年03月06日

桃月雲便りNo.5:落語登場人物事典

新聞で『落語登場人物事典』という本を知りました。江戸・上方落語の約700席に登場する人物、延べ2500人を五十音順に紹介・解説したものだそうです。


【落語界ではおなじみの「与太郎」は21人、「八五郎」は実に34人が紹介され、演目ごとに微妙に異なる性格を読み比べるのも楽しい。ほかにも「番頭」「女房」「酔っ払い」「大家」など、名前がない人物も、演目ごとに丁寧に解説する。】



また巻末付録もスゴい!


【「寿限無」「がまの油」「黄金餅」を始めとする「口上・言い立て」や、落語に出てくる地名や職業は落語ならではの用語なども掲載。】


声に出して読んでも楽しめる、この本のお値段は2万4000円也 !!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚



これは本屋さんで立ち読みしなくては!と、以前落語コーナーがあった本屋さんに行ったのですが、そこは将棋コーナーになっていました(´;ω;`) 大きな本屋さんでないと見つからない可能性大ですわ。


検索していたら、画像付きのブログがありました。さすがに「事典」、渥実が違います! お高いけど、一冊あったら一生いやいや子や孫も楽しめるだろうなぁ、と思いました。


http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/253792/213007/88986889



ちなみに『落語登場人物辞典』とかいう本もあります。こちらは1600円と比較的お求め安い価格です(笑)


http://www.tokyodoshuppan.com/smp/book/b79669.html


【落語登場人物辞典書評】
http://bookjapan.jp/search/review/200803/hamada_tetsuji_01/review.html

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2017年12月26日

暮歳雲便りNo.24:女人と煙草

『羽州ぼろ鳶組 九紋龍』を読み終わりました。今回も時代小説に欠かせない人情やお家の事情やら盛りだくさんでありましたが、うまくまとまっていたなと思います。

http://www.s-book.net/plsql/slib_detail?isbn=9784396343750



作品中に「女天下」という言葉が出てきました。韓国ドラマにこんなタイトルがあるようですが、見たことはないです。「女正月」は前にも書きましたが1月15日のことで、この日で正月のすべての行事が終了。この日は、女性たちが暮れのおせち料理作りから年始客の接待など、何かと忙しかった正月の疲れをとるための休息日。「女天下」はいつでもOKの「愛妻家の日」的な感じで書かれていました。殿方たちの慌てぶりというか「お宅もですか?」みたいな雰囲気が笑えました。古典落語の演目にもある言葉なんですね。


【女天下】

http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/onnatenka.html



あと、きざみ煙草についてもいろんな産地があったんだ~と。「甲州の生坂」はじめて聞きました。地名では長野県にあるんですよね。コチラも落語に。


【煙草好き】

https://www.jti.co.jp/tobacco/knowledge/society/rakugo2/01.html




どちらもスマホでは拡大しないと読みにくいので、あとでゆっくり読みたいと思います。


ぼろ鳶の源吾の奧さまは現在妊娠中なので「タバコはやめなさいよ~」と産地にフムフムしながらも、禁煙をすすめたくなりました(笑)




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2017年01月27日

夢雲便りNo.19::異世界より・・・( ・◇・)?

今日は気温高めでしたが、風が強くて・・・春一番じゃないよなぁ、なんてアホなことを考えながら、仕事をしていました。


駐車場担当日だったワタクシ、最上階を見回すとナニかが風に揺らいでいます。スーパーのポリ袋のように見える・・・と、近くに行ってみたら、あら、ヤダ! ほんのりピンクの女性下着ではないの・・・ぶっちゃけて言いますと、中高年の女性が着用しそうな大きさ、デザインのおパンツでしたのよ、奥さん! 多分、すぐとなりのマンションから飛来してきたのだと思いますが、タオルや子どものシャツはあったけど、パンツは今までにありません! 申し訳ないけれど、不用品として処分させていただきました。あと数日前ですが、中身が入ったままの灯油容器が置いてあったそうです。なんで?



なんだかよくわからないことがありましたが、今は『異世界落語』という本を読んでいます。ヒーロー文庫ですよ・・・さすがのワタクシもこの出版社の棚の前に立つのは恥ずかしかったのですが、読書メーターの皆さんの感想を読んで、おもしろそう(^ω^)と購入きました。表紙も抵抗なく買えるイラストでしたし。


内容(「BOOK」データベースより)ですが・・・
剣と魔法の世界・ターミナルは魔族の侵攻により滅亡の危機を迎えていた。近隣諸国は皆侵攻され、残されたのは光の血筋を受け継ぐと言われる、サイトピア国のみ。そんな絶望的状況を打破すべく王が下した命は、異世界から救世主を召喚する事。大臣より指令を受けた宮廷視聴者のダマヤは、天才召喚師クランエと共に救世主召喚を試みる。「サムライ」「ニンジャ」「リキシ」等、異世界には様々な特殊技能を持つ者が存在する。宮廷執務室では皆期待を胸に、ダマヤの報告を待っていた。だが、ダマヤが召喚してきたのは「キモノ」をまとった一人の男…「ハナシカ」。―そう。これは一人の噺家が落語で世界を救う物語である。



混沌とするファンタジックなエルフやらドワーフやら勇者たちがいる異世界! ドラクエやアニメで得た知識を総動員して(います。お馴染みの落語が異世界バージョンで(*^^*)楽しめます。1巻の途中ですが「時ソバ」と「青菜」に笑わせていただきました~! これをきっかけに落語に興味を持つ人がたくさん増えたらいいなぁと思います。



ダマヤ様の方が年上だし偉いのに、さん付けで呼ばれて、従者のようなクランエは「師匠」と呼ばれる・・・このおかしさは判りやすくて好きです(^^)d




来週はもう2月ですね。早いなぁ。どうぞ楽しい異世界に迷い混む週末にして下さいませ(о´∀`о)ノ




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2017年01月21日

夢雲便りNo.13:土壇場Victory

表現もタイトルもインパクトがある、平山夢明さんの『大江戸怪談 どたんばたん(土壇場譚)』を読みました。怖い話を書く人だという認識はあったので、ドキドキしながら本を開いたのですが。最初に「日向ちゃんへ、そっちの暮らしどうだい?」と、亡くなられた杉浦日向子さん(漫画家、江戸風俗研究家、エッセイスト。 兄はカメラマンの鈴木雅也。元夫は作家・博物学者の荒俣宏。)への挨拶があり、ちょっと胸がキュンとなりましたわ。『百物語』がどんなに過ぎてかというのが、前口上(前書きかな)でわかりました。


前口上に「舌代」という言葉が出てきました! はじめて聞く言葉です。平山さんも

・・・したがわり(棒点付で強調)ったっていうんだから屹度(きっと」、『ウチのはお客の代わりに味見した保証付きの品物難ですよ』って意味だろうと思っていたら、落語に謎解きがあって、あれば当時は字の読めない人もあったので大抵の蕎麦屋や小料理屋なんぞでは小僧が『ウチでできますものはぁ~』なんてメニューを口で云った。その口上の代わりで〈舌代〉なんですね。・・・(p9)


ちなみに読み方は「ぜつだい」(または、しただい)です。調べてみると、飲食店の品書きのはじめに「申し上げます」の意で、あいさつや値段表などの初めに書く語なんだそうです。本当なら直接説明しないといけないのですが、張り紙でごめんなさい!みたいに気持ち難でしょうか? 私は見たことがないのですが、メニューの前にこの言葉が書いてあるお店もあるようです。「お主、なかなかやるな」という感じでしょうか(笑)



本の内容ですが、昔話みたいなほのぼの系や気持ちワルイ系、セクシーホラーやグロいホラー、正統派ホラーなど・・・一編がそんなに長くないし、読みやすいです。必ず気に入る作品が見つかるはずです~たまにある挿し絵がまたたまらないです(((^^;)



私がひょえ~!と思ったのは、土の中に埋まっていた女を助けたのはいいけれど信じられないくらいにブヨブヨした身体で嗤う(この「わらう」という文字がコワイ!)異形過ぎる存在で・・・平安美人に高見山の身体を2倍、2倍(古すぎてわからないかしら💦)以上にした饅頭女が

それは、ゆっくりと己が小指を噛むと呟いた。
・・・・・・娶(めと)られよぅ。


((((;゜Д゜)))・・・・・・コワイ、コワイ、コワイ! 夜中にひとりで映画の『キャリー』を見ていて、最後のお墓参りの場面にギャー!となったのと同じくらいコワイよ~! また挿し絵がいい味を出しすぎています・・・本屋で立ち読みする時には、気をつけて下さいませ!


関係ないですが、古書店用語で、葬式で饅頭を配ることが多かったことから、個人の追悼のために配られる追悼文集あるいは遺稿集のことを「饅頭本」というそうです。



「土壇場譚」を「どたんばたん」として、うまいなぁ~!と思っていたので、一番最初の話が「魚籠盗り」だったので「ビクトリー(victory)」に掛けてあるのかと思って読みましたが、違いました(;゜゜) あと江戸時代らしく(?)猫の話もいくつかありました。ホロリからホラーまで、お好きな猫を選んで下さいませ(笑)



昨日から目がかゆくなってきました! 花粉症🎄🌁😵の季節がやってきたm(。≧Д≦。)m 皆さまもお身体に気をつけて下さい!




rohengram799 at 09:54|この記事のURLComments(6)
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