お釈迦様もみてる

2013年11月17日

わた雲便りNo.17:月下の記事…なんちゃって(゜▽゜)

日付が変わってしばらくすると、満月ですね~今も綺麗なお月様が見えます。満月の時に食べたものは全部吸収されるのでダイエット中の人は要注意…らしいですよ!…って本当かどうかわかりませんが(゜゜;)\(--;)


ところで、熊野市紀和町花井(けい)に「百夜月(ももよづき)」という美しい地名があるそうですね!北山川沿いにあり、現在でも対岸の和歌山県新宮市熊野川町九重(くじゅう)から渡し船で渡るしか行く方法がないという陸の孤島のような集落だとか。私の読んだ記事では住んでいる人はいないようでしたが、なんともロマンチックな地名でありますね(^.^)


昔、光月山紅梅寺という寺があったそうで…美しく若い尼僧がひとり住み、仏道修行に励んでいましたが、モチロン近隣の村の若者たちの憧れ!ひとりの若者が彼女に会って話をしたいと思い、昼間では村人に知られては尼僧に迷惑になるので、夜に川を渡って会いに行こうと決心をします。おお、パッション!


若者はこっそり川を渡ろうとしますが、月があまりに明るくて……「これではみんなにバレテーラ(古い!)になってしまう(;゜0゜)」とその日は諦めました。しかし、次の日もその次の日もそのまた次の日も、若者は尼僧に会いにいこうと川まで下りていくのでが、月明かりがまぶしくて、その先に行くことができません。「今晩で何回目だろうか」と若者が数えてみると、九十九夜めでした。


家に引き返して、母親にそのことを打ち明けると「あの方は仏様をお守りしている方なのだから、お前が好きになってはいけない人。あのお月様の光は人々が悪さをしないようにいつも辺りを照らしているの。だから百夜通っても駄目だよ」と諭されました。まぁ、残念ですが母上さまの言う通りなので、仕方ないですね。お月様がみてる、お天道様がみてる、マリア様がみてる、お釈迦様もみてる、桜吹雪も!?……というワケで……それからこの土地を「百夜月」というようになったそうです。

きちんと自分の気持ち、あこがれにケジメをつけるまでには同じくらいかそれ以上の時間がかかったかもしれませんが、きっとよいお嫁さんがきてくれたことでしょう(^ー^)←このあたりがオバチャンの発想!!

文字通り、帰宅途中、月の下をとぼとぼ歩きながら(時には立ち止まりながら)記事を書いてみました~今夜は比較的あたたかいのでよかった!←そういう問題じゃない気がする( ̄▽ ̄;)


「棋士には月下の光がよく似合う」

これは漫画『月下の棋士』の名セリフですが、ワタクシにはゲーセンの閉店時に流れる『蛍の光』がよく似合うかも……皆さま、オヤスミナサイ(-_-)zzz





rohengram799 at 23:03コメント(4) 
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