備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

ようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることをチマチマと書いています。

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今日はダンナと『終戦のエンペラー』を見に行ってきました。チラシを読んでずっと楽しみにしていたのに……なんだよ(`Δ´)とちょっとお怒りモードになってしまいました。日米間の恋愛は大変だったのよ~としたかったのかもしれないけれどかえってへんな話になって中途半端!終戦直後の日本の様子を丁寧に描いているわけでもなく…亡くなられた夏八木勲さんの演技は良かったですが、物語全体としてはガッカリでした。


お話は変わりますが、新聞の新刊広告に『移された顔』というのがありました。「他人の顔を移植されたら、心は「自分」のままでいられるのだろうか?……交通事故によって脳死となった親友の顔が、大火傷を負った私の顔に移された。彼女の家族は、恋人は、私の親は、そして私は、これまでと同じように、暮らしていけるだろうか?」


移植された臓器が記憶を持っているという話はいくつか読んだことがあるのですが「顔移植」の場合も記憶は残っているのかしら?などと考えてしまいました。生前キライな人に会ったら顔がひきつるとか…でもそんなことより全く見知らぬ人の顔ではなく親友の顔になるなんてどんな気持ちなんでしょうか……自分で望んで整形するのと違いますからね。まわりの人たちの困惑も想像すると恐い(-_-)
小さい頃は「毎日好きな顔に変えて学校に行きたい!」と思っていましたが、実際そう出来たらどうなんでしょ~怪人二十面相になれるか←(゜゜;)\(--;)


記憶についての小説では以前読んだ北野勇作さんの『かめくん』が好きなのですが(亀記憶と書いてカメモリー!)私自身に記憶保存機能があるとしたらどのくらいの容量があるのかなぁ~身体に脂肪がたっぷりなので霜降り肉みたいな状態でメモリーされている気がしてきました(~_~)




「ドジでノロマなカメです!!」ではなくて~『かめくん』は北野勇作さんの短編小説のタイトル!!北野さんて落語やお芝居など活躍の場が広い方なのですね。そして「はじめまして」だと思っていたら『異形コレクション』シリーズにいくつか書いていて「読んだことあるかも…」と思いました(((・・;)しかしかなり前に読んだので記憶が~『異形コレクション』は一度にたくさんの作家さんの同テーマによる書き下ろしが読めるので、大変オススメです!!


さて『かめくん』ですが、本文は4章で構成されていて「模造亀(レプリカ)」「機械亀(メカメ)」「亀記憶(カメモリー)」「亀手紙(カメール)」見て衝動買いしました(((^^;)


かめくんは模造亀で本物のカメではないことを知っているし、クラゲ荘に住みながら特殊な倉庫作業に従事しています。フォークリフトの操作能力は素晴らしい!!好きなものはリンゴに図書館、温泉に憧れて…時々思い出しかける封印された記憶があるらしい…それは自分の過去の記憶なのか以前「甲羅」を背負っていた「別のかめくん」のものかわからないけれど…。


最初は「なんだこりゃ!?」と思ったのですが、読みすすめていくうちにかめくんに愛着がわいてしまいました。「亀」ってキャラクターにしやすいですよね。ガメラにもなるし亀仙人にもなるしゼニガメにもカメックスにもなるし、浦島太郎を竜宮城まで運んでくれるし…(笑)


本文中にはちょこちょこと亀に関する豆知識や話題になった本や番組が出てきて、それもまた楽しく、かめくんの日常にすっかりなれた気分になった頃、なんとなく「あれ?」という気持ちになってき…読み終わってからじわじわとせつなさやさびしさや悲しさが押し寄せてきました。気がついたら「私、泣いてる?」みたいな…。中学生や高校生の時に読んだら、どんな気持ちになったかなぁ、なんてことも考えました。


お話はちょっとかわりますが『ナニワ金融道』に“泥沼亀之助”っていう登場人物がいて、通称<泥亀>…他の人名も悪徳栄とか三宮損得とか…おもしろかった!!ドラマも主役の灰原を中居くん、小林薫さんに緒形拳さん…泥亀役の方もピッタリで豪華キャストでした。ウルフルズの♪貸した金 返せよ~今すぐに 返せよ~もよく口ずさんでおりました(^o^)/


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