きじかくしの庭

2013年07月24日

入道雲便りNo.5:アスパラさんの庭

大暑の昨日、東京では激しい雷雨があったとか…今日は涼しく、なんだか目まぐるしい天気の変化についていけません(--;)

ついていけないといえば…スタッフのやる気があるのかないのかわからないガーデニングもどき、朝の水やりはしていないようです。最初に水やりをすると決めた人たちは知らん顔みたいで…。そして空いているプランターにコスモスを植えたと聞いたのでチラリと見たら、土が……泥団子作りに最適!!みたいな粘土質たっぷりの土に見えるんですが…今、プランター用の土や肥料とかありますよね?毎日、いろいろな意味で刺激的な職場です(´д`)

ガーデニングつながりではありませんが、昨日は『きじかくしの庭』(桜井美奈)を読みました。同じクラスの彼に突然フラれた亜由(しかも新しい彼女も同じクラス)は担任の田路と荒れ果てた花壇にアスパラガスを植えます。彼女が卒業した後も、ちょっとした誤解から、仲たがいをしてしまった女の子たちや、家でも学校でも自分の居場所を見つけられずに留年してしまった女の子などがその花壇にやってきて、アスパラガスを育てます(笑)田路も学生時代からの恋人で今は友人になった彼女のことを引きずりながら教師を続けていて……女子校でなくて共学なのがいいかな?いい加減な教師ですけど、このくらいサバサバしていたら人気があるかも。重苦しくなく、ドロドロ感もないのですが「フジテレビでドラマにしそうな学園物語」と思ってしまった( ̄▽ ̄;)

さて、タイトルの「きじかくし」はアスパラガスのことで、成長すると細かく切れた葉に見える枝がキジが隠れることができるほど生い茂ることが由来だそうです。江戸時代にオランダ船から鑑賞用として日本にやってきたものが、食用として導入されたのは明治時代。そして本格的な栽培が始まったのは大正時代から。欧米への輸出用缶詰に使うホワイトアスパラガスが始まりだったそうです。私はアスパラガスというと、この缶詰の白いのしか知らなくて、小学生の時に通学路の途中のビニールハウスだったかな~ワサワサとした緑の葉っぱの大群を「アスパラガスだよ」と教えてもらった時には「?」でありました。実は今でもアレのどこからスーパーで売っているグリーンアスパラガスになるのかわかりません(-.-)種類が違うのかな?

そして「ワイルド・アスパラガス」というのもあるそうですね。日本では「アスパラガス・ソバージュ」とフランス語名で紹介されているとか…ワイルド・ストロベリーは聞いたことがありましたが、アスパラガスも「ワイルドだぜ~」だとは!!どんなものかはこちらのブログでご覧下さいませ。確かに…ワイルド……一瞬、猫じゃらしかと思ったのはここだけの話で(((^_^;)

《Wild Aspargus ワイルド アスパラガス》
http://kazahana09.exblog.jp/10807973/

「庭」のつくタイトルの小説だと、私は『万寿子さんの庭』や『夏の庭』が好きなのですが、他に「コレもいいよ~!!」な作品がありましたら教えて下さいませ。


追記:こちらのアスパラさんたちもご覧下さいませ!
http://welkom.blog65.fc2.com/blog-entry-507.html




rohengram799 at 09:50コメント(3) 
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