さくら

2018年03月30日

桃月雲便りNo.32:さくら

スマホゲームと『ベルサイユのばら』二次創作小説を読むことに夢中になっている最近のワタクシ、積ん読本が減りません。『ベルばら』の二次創作は当時の衣食住を盛り込んだものとかあって、その背景を知るとまた登場人物に入れ込んでしまいます。どシリアスもいいのですが。パチンコになった『ベルばら』を登場人物が打ちに行く、というのがなかなか面白かったです(笑)



いくつも読んだ作品の中に、レオナルド・ダ・ヴィビンチが言った(と思う)【“Diamonds Are Just Lumps Of Coal That Stuck It Out“ (ダイアモンドは頑張り通しただけの炭だ。)】がありました。意味が奥深すぎて、ずっとう~ん、う~ん、と考えています。これに該当することわざってなんでしょうね?




ウチのマンションの中庭の桜も満開、今朝はもうベランダに花びらがたくさん舞いおちていました。今日は茨木のり子さんの『さくら』をお届けします。





さくら      茨木のり子


ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
捉えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と





rohengram799 at 11:51|この記事のURLComments(4)

2011年11月26日

ひつじ雲便り538:さくら

今、西加奈子さんの『さくら』を読んでいます!


「ああ、子どもの頃ってこうだった~」と素直に思える文章。すらすら読める!!へんな教育者とか子育てアドバイザーとかの話を聞くより「この本を読んだ方がずっと子どもの気持ちに近づけるよ!!」って思っちゃいました(^.^)


北鎌倉には十月桜で有名なお寺がたくさんあるそうですね。春の桜より淡く白い花びらが寒風にさらされているのは、なんだか、かわいそうに見えてしまいます(;_;)


『冬桜つまらなさうに咲きゐたる』(小原啄葉)


この句だと「せっかく咲いたのになんでまわりはこんなにさみしいの?私とおしゃべりする仲間の花や鳥はどこよ~いないの?もう~つまんないっ!!」みたいな…ちょっと不機嫌、ワガママな女の子でしょうか(((^^;)


作者の小原啄葉(おばらたくよう)氏は岩手県の出身で今年90歳とか!


『来世見る花かも知れぬ種を採る』


なんとなく「怖さ」もあるのですが「命のつながり」も感じてこちらも好きな作品です(*^^*)



rohengram799 at 00:32|この記事のURLComments(12)

2011年06月23日

第522号:視えないけれど…

『視えるんです。』は伊藤三巳華さんのコミックエッセイです。ドクロの髪かざり(?)が「神のみぞ知るセカイ」のエルシィを連想させるキュートさです♪


本屋で久々に「ほんとうにあった怖い話」(リニューアルされていた!!)を立ち読みしたら、彼女のスピリチュアル散歩の漫画があって…「小さいおじさん」の目撃者が多い杉並区の大宮八幡宮だったんですよ!取材の日は東日本大震災の慰霊行事も行われていました。


あと、境内での植物とコンタクトがとれるといういらやましい話も!こういう方って他にもいるみたいですね。うらやましい~! 銀杏は樹の中でも寡黙、 いちばんおしゃべりで自意識過剰なのは楠、 桜はネガティブ。


《さくら》というまど・みちをさんの詩の一節ではありませんが、後ろ向きな思考のさくらちゃんに私も伝えたいです。



まいねんの ことだけれど
また おもう


いちどでも いい
ほめてあげられたらなあ…と
さくらの ことばで
さくらに そのまんかいを…



緑のおじさんの話を桜にたずねたら「もぐらが外の明かりに照らされると不思議と緑に見えることがある」と教えてくれたそうです。ちょっと夢がないかな(((^^;)


rohengram799 at 14:23|この記事のURLComments(8)
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