さよなら
2020年04月25日
鎮月雲便りNo.24: 仮のことば
さよならは仮のことば
さよならは仮のことば
夕焼けと別れて
ぼくは夜に出会う
でも茜色の雲はどこへも行かない
闇にかくれているだけだ
星たちにぼくは今晩はと言わない
彼らはいつも昼の光にひそんでいるから
赤ん坊だったぼくは
ぼくの年輪の中心にいまもいる
誰もいなくならないとぼくは思う
死んだ祖父はぼくの肩に生えたつばさ
時間を超えたどこかへぼくを連れて行く
枯れた花々が残した種子といっしょに
さよならは仮のことば
思い出よりも記憶よりも深く
ぼくらをむすんでいるものがある
それを探さなくてもいい信じさえすれば
谷川俊太郎さんの詩をしみじみ読みたくなる晩春……
アマビエだけでなくヨゲンノトリもいたのですね。しかも山梨から発信されていたとは……知らなかった。
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12591791102.html
こちらはpixivにあったアマビエとヨゲンノトリの漫画。
https://www.pixiv.net/artworks/80694359
下書き記事がなくなって、書き散らかしたメモ書きしかなくなってきた………ので、GW明けくらいまでブログ更新はないかもしれません(-ω-;)
皆さま、どうぞお身体に気をつけて下さいませヾ(´ー`)ノ
さよならは仮のことば
夕焼けと別れて
ぼくは夜に出会う
でも茜色の雲はどこへも行かない
闇にかくれているだけだ
星たちにぼくは今晩はと言わない
彼らはいつも昼の光にひそんでいるから
赤ん坊だったぼくは
ぼくの年輪の中心にいまもいる
誰もいなくならないとぼくは思う
死んだ祖父はぼくの肩に生えたつばさ
時間を超えたどこかへぼくを連れて行く
枯れた花々が残した種子といっしょに
さよならは仮のことば
思い出よりも記憶よりも深く
ぼくらをむすんでいるものがある
それを探さなくてもいい信じさえすれば
谷川俊太郎さんの詩をしみじみ読みたくなる晩春……
アマビエだけでなくヨゲンノトリもいたのですね。しかも山梨から発信されていたとは……知らなかった。
https://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-12591791102.html
こちらはpixivにあったアマビエとヨゲンノトリの漫画。
https://www.pixiv.net/artworks/80694359
下書き記事がなくなって、書き散らかしたメモ書きしかなくなってきた………ので、GW明けくらいまでブログ更新はないかもしれません(-ω-;)
皆さま、どうぞお身体に気をつけて下さいませヾ(´ー`)ノ
rohengram799 at 11:30|Permalink│Comments(8)
2018年06月07日
芸香雲便りNo.8:さよなら ヾ(´・ω・`)ノ゙
この前、クラフトの「さよならコンサート」を聞き返しながら、こんな詩もあったな、と。「今日の日はさようなら」を連想しますね。今日の私にさよなら、明日は今日より少しでも成長した自分でありたいですわ。体重は増えなくてもいいから、生きていく知恵を増やしたいです。
『さよなら』 金子みすゞ
降りる子は海に、
乗る子は山に。
船はさんばしに、
さんばしは船に。
鐘の音は鐘に、
けむりは町に。
町は昼間に、
夕日は空に。
私もしましょ、
さよならしましょ。
きょうの私に
さよならしましょ。
『さよなら』 金子みすゞ
降りる子は海に、
乗る子は山に。
船はさんばしに、
さんばしは船に。
鐘の音は鐘に、
けむりは町に。
町は昼間に、
夕日は空に。
私もしましょ、
さよならしましょ。
きょうの私に
さよならしましょ。
rohengram799 at 23:10|Permalink│Comments(0)
2016年03月24日
春雲便りNo.24:まぼろしの……
『サヨナラがバンザイに似る花菜道』(正木ゆう子)
季語は「花菜(はなな)」で春。旅立ちの季節に胸がキュンとなる一句で……イメージとしては小学生ですね。卒業式後にも思えるし、終業式後にも感じられます。まだまだ本当のさみしさを知らない、無邪気な笑顔に大きく振られる両手……未来に幸あれ!とつぶやいてしまいます。
さてさて、今は『まぼろしのパン屋』(徳間文庫・松宮 宏)を読んでいます。 朝から奥さんに小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン……というにはかなりいい会社に勤めています。会社の開発事業が頓挫し、いろんな悪事が世間に露呈し責任者が左遷され、ところてん式に出世してしまいます。何が議題かもわからない会議に出席する日々……そんなある日、電車内で見知らぬ老女からパンをもらったことからアレレ~な、なんというかな物語。完全にメルヘンって感じにならないのは、企業の話やら土地買収やらが結構な枚数をとっているので……奥さんがパン作りに夢中なのはいかにもとってつけた感じがしなくはないですが、そんなにカリカリ・ムカムカはしないかな(;^_^A
パンの話の他に、ホルモン大好き!外科医の話と「姫路おでん」なるものの話もあるようです。ゆかたまつりで暴れるヤンキーの青春かしら(笑) 姫路流の生姜醤油で食べるおでんはすべて「姫路おでん」になるみたいですね。
食べ方の起源についてはやはりいろんな説があるようですが、昭和初期に姫路の浜手地域で、甘辛い関東煮(かんとだき)に生姜醤油をかけて味を調整して食べたのが始まりではないかと言われているのが有力らしいです。
もともとは、関東煮のダシを切って生姜醤油を上からぶっかけていたのですが、その後、関西風の薄味(飲めるダシ)のおでんの登場と共に、刺身のように小皿に入れた生姜醤油につけて食べる方も多くなってきたそうです。
ご当地おでん、まだまだ知らないものがたくさんありそう……おでんはご飯のおかずにならない!という人もいますが、私は大丈夫です 。でも「ちくわぶ」はキライ……(`ヘ´)
季語は「花菜(はなな)」で春。旅立ちの季節に胸がキュンとなる一句で……イメージとしては小学生ですね。卒業式後にも思えるし、終業式後にも感じられます。まだまだ本当のさみしさを知らない、無邪気な笑顔に大きく振られる両手……未来に幸あれ!とつぶやいてしまいます。
さてさて、今は『まぼろしのパン屋』(徳間文庫・松宮 宏)を読んでいます。 朝から奥さんに小言を言われ、満員電車の席とり合戦に力を使い果たす高橋は、どこにでもいるサラリーマン……というにはかなりいい会社に勤めています。会社の開発事業が頓挫し、いろんな悪事が世間に露呈し責任者が左遷され、ところてん式に出世してしまいます。何が議題かもわからない会議に出席する日々……そんなある日、電車内で見知らぬ老女からパンをもらったことからアレレ~な、なんというかな物語。完全にメルヘンって感じにならないのは、企業の話やら土地買収やらが結構な枚数をとっているので……奥さんがパン作りに夢中なのはいかにもとってつけた感じがしなくはないですが、そんなにカリカリ・ムカムカはしないかな(;^_^A
パンの話の他に、ホルモン大好き!外科医の話と「姫路おでん」なるものの話もあるようです。ゆかたまつりで暴れるヤンキーの青春かしら(笑) 姫路流の生姜醤油で食べるおでんはすべて「姫路おでん」になるみたいですね。
食べ方の起源についてはやはりいろんな説があるようですが、昭和初期に姫路の浜手地域で、甘辛い関東煮(かんとだき)に生姜醤油をかけて味を調整して食べたのが始まりではないかと言われているのが有力らしいです。
もともとは、関東煮のダシを切って生姜醤油を上からぶっかけていたのですが、その後、関西風の薄味(飲めるダシ)のおでんの登場と共に、刺身のように小皿に入れた生姜醤油につけて食べる方も多くなってきたそうです。
ご当地おでん、まだまだ知らないものがたくさんありそう……おでんはご飯のおかずにならない!という人もいますが、私は大丈夫です 。でも「ちくわぶ」はキライ……(`ヘ´)
rohengram799 at 11:42|Permalink│Comments(8)
2014年02月24日
紅雲便りNo.22:日曜はダメ…だったぁ(*_*)
♪あったらしい朝がきた~希望の朝だ~
希望の浅田!!と言いたい(笑)ソチオリンピックも閉幕してしまいましたね。一回もリアルタイムで競技を見ることがありませんでしたが(;^_^A 「オリンピックは平和の祭典」という言葉が遥か彼方に言ってしまったような……(-_-#) コンビニでコミック版『NHKその時歴史が動いた 東京オリンピックへの道』(1964年の五輪)をダンナが買ってきたのですが、これを読むと、申し訳ない気持ちになってきてしまいます。
昨日は23日ということで『二人三脚』についてカチカチしていました( ̄▽ ̄;)『二人二脚』なんていうトンでもないのもあるみたいですが……ただでさえ複雑な関係がより複雑に…を暗示しているような競技でこわい(@ ̄□ ̄@;)!!
『深む秋 二人三脚の 紐ほどけ』(杉森百代)
こういう句を見つけますと、う~ん( ̄~ ̄;)ってなりますね。『秋の気配』を感じ、深まる頃には♪さよなら さよなら さよなら……(´;ω;`) 二人三脚という言葉に、若いカップルではなく長年連れ添ったふたりの姿が浮かびます。熟年離婚なのか、パートナーの解消なのか……。
昨晩は帰宅途中、思いの外、風が冷たくてグッタリ……5日連続勤務がツラい(今日も仕事ですが)根性ナシなおやぢゆえ、更新を休ませていただきましたm(__)m 梅には「思いのまま」という紅白両方の花をつける種類があるそうですが、ワタクシも思いのまま、オモロ~に暮らすためにもうちょっと体力・気力を充実させたいところであります。皆さまもお身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
希望の浅田!!と言いたい(笑)ソチオリンピックも閉幕してしまいましたね。一回もリアルタイムで競技を見ることがありませんでしたが(;^_^A 「オリンピックは平和の祭典」という言葉が遥か彼方に言ってしまったような……(-_-#) コンビニでコミック版『NHKその時歴史が動いた 東京オリンピックへの道』(1964年の五輪)をダンナが買ってきたのですが、これを読むと、申し訳ない気持ちになってきてしまいます。
昨日は23日ということで『二人三脚』についてカチカチしていました( ̄▽ ̄;)『二人二脚』なんていうトンでもないのもあるみたいですが……ただでさえ複雑な関係がより複雑に…を暗示しているような競技でこわい(@ ̄□ ̄@;)!!
『深む秋 二人三脚の 紐ほどけ』(杉森百代)
こういう句を見つけますと、う~ん( ̄~ ̄;)ってなりますね。『秋の気配』を感じ、深まる頃には♪さよなら さよなら さよなら……(´;ω;`) 二人三脚という言葉に、若いカップルではなく長年連れ添ったふたりの姿が浮かびます。熟年離婚なのか、パートナーの解消なのか……。
昨晩は帰宅途中、思いの外、風が冷たくてグッタリ……5日連続勤務がツラい(今日も仕事ですが)根性ナシなおやぢゆえ、更新を休ませていただきましたm(__)m 梅には「思いのまま」という紅白両方の花をつける種類があるそうですが、ワタクシも思いのまま、オモロ~に暮らすためにもうちょっと体力・気力を充実させたいところであります。皆さまもお身体に気をつけてお過ごし下さいませ。
rohengram799 at 11:15|Permalink│Comments(10)
2013年11月25日
わた雲便りNo.25:人間になりたぁ~い!
大晦日の紅白歌合戦の出場歌手が決まったとか……「なんでこの人が?」とか「ダレ?」とか明日の新聞を見て思うんだろうなぁ( ̄~ ̄;)
今日は薬師丸ひろ子ちゃんの主演ドラマで赤ちゃんボストが取りあげられるみたいですね。赤ちゃんとは言えない年齢の子を置いていくケースもあったみたいですが…。昨日読み終わった『さよなら、ベイビー』(里見 蘭)も赤ちゃんがらみの話でした。
主人公は母親が亡くなった後ひきこもり歴4年の雅祥(まあくん)。見知らぬ赤ん坊(タカヤ)を連れてきた父親が、まさかの突然死。いきなり育児を任されることにΣ(-∀-;)……この時から地獄の二人暮らしが始まったぁ!タカヤの母親については名前もわからず、ただ18日後に迎えがくるということしか知らされていない……本当に母親はやってくるのだろーか?と思っていたら、父親が借金の連帯保証人になっていたことが発覚……なんだっていうんだよぉ((T_T))という彼にはまだまだ知らない出来事があった!!という( ̄▽ ̄;)読んでいる途中で「ン( -_・)?」と思うのだけれど、それがモヤモヤしたままラストに向かって「そういうことですかぁ(゜゜;)」な話←わからないって!(笑)
この中でチラッと落語の演目が出てきました。『もと犬』です。検索したら『元犬』発見(^-^)v
「白犬は人間に近く、信心すれば来世には人間に生まれ変われる」…近くに住む(人間の)ご隠居からそんな話を聞き、一念発起して目黒不動にお百度を踏みに来た白い犬。祈っているとにわかに毛が抜け、あっという間に人間の姿に!大喜びした犬は、たまたま通りかかった件の隠居に事情を話し、『四郎』という名前を付けてもらって仕事の世話をしてもらう。片岡さんという人のところで奉公をすることに!
しかし、つい犬の習性が出てしまい失敗ばかり。「焙炉(ほいろ)を火にかけてくれ」と言われ、『吼えろ』と聞きちがえて「ワンワン!」そのうち、女中のお元さんに用事ができ、片岡さんが「お元はいぬか?」と声をあげると四郎が勘違いして「元は犬でございましたが、今朝がた人間になりました」……!
聞き間違いのおもしろさがたまりませんね! YouTubeで実際の高座の様子も見られるみたいです。「人間になりたい白い犬」、Softbankのお父さんは「人間になりたぁ~い!」とは叫んでいないようですが、人間になりたい動物No.1ってやはり犬のような気がする……猫だと思いっきり鼻で笑われそうな気が…(´ω`)
猫といえば「古ねこ 国芳と絵師たちの猫ごよみ」という来年のカレンダーがありました。浮世絵に出てくる、昔の猫といえばいいのでしょうか? 色使いや猫の動きがなんともいえない~田舎の薄暗いトイレの壁になんぞ飾ってあったら((((;゜Д゜)))……叫んでしまうかも!
今日は薬師丸ひろ子ちゃんの主演ドラマで赤ちゃんボストが取りあげられるみたいですね。赤ちゃんとは言えない年齢の子を置いていくケースもあったみたいですが…。昨日読み終わった『さよなら、ベイビー』(里見 蘭)も赤ちゃんがらみの話でした。
主人公は母親が亡くなった後ひきこもり歴4年の雅祥(まあくん)。見知らぬ赤ん坊(タカヤ)を連れてきた父親が、まさかの突然死。いきなり育児を任されることにΣ(-∀-;)……この時から地獄の二人暮らしが始まったぁ!タカヤの母親については名前もわからず、ただ18日後に迎えがくるということしか知らされていない……本当に母親はやってくるのだろーか?と思っていたら、父親が借金の連帯保証人になっていたことが発覚……なんだっていうんだよぉ((T_T))という彼にはまだまだ知らない出来事があった!!という( ̄▽ ̄;)読んでいる途中で「ン( -_・)?」と思うのだけれど、それがモヤモヤしたままラストに向かって「そういうことですかぁ(゜゜;)」な話←わからないって!(笑)
この中でチラッと落語の演目が出てきました。『もと犬』です。検索したら『元犬』発見(^-^)v
「白犬は人間に近く、信心すれば来世には人間に生まれ変われる」…近くに住む(人間の)ご隠居からそんな話を聞き、一念発起して目黒不動にお百度を踏みに来た白い犬。祈っているとにわかに毛が抜け、あっという間に人間の姿に!大喜びした犬は、たまたま通りかかった件の隠居に事情を話し、『四郎』という名前を付けてもらって仕事の世話をしてもらう。片岡さんという人のところで奉公をすることに!
しかし、つい犬の習性が出てしまい失敗ばかり。「焙炉(ほいろ)を火にかけてくれ」と言われ、『吼えろ』と聞きちがえて「ワンワン!」そのうち、女中のお元さんに用事ができ、片岡さんが「お元はいぬか?」と声をあげると四郎が勘違いして「元は犬でございましたが、今朝がた人間になりました」……!
聞き間違いのおもしろさがたまりませんね! YouTubeで実際の高座の様子も見られるみたいです。「人間になりたい白い犬」、Softbankのお父さんは「人間になりたぁ~い!」とは叫んでいないようですが、人間になりたい動物No.1ってやはり犬のような気がする……猫だと思いっきり鼻で笑われそうな気が…(´ω`)
猫といえば「古ねこ 国芳と絵師たちの猫ごよみ」という来年のカレンダーがありました。浮世絵に出てくる、昔の猫といえばいいのでしょうか? 色使いや猫の動きがなんともいえない~田舎の薄暗いトイレの壁になんぞ飾ってあったら((((;゜Д゜)))……叫んでしまうかも!
rohengram799 at 18:00|Permalink│Comments(7)