すみれ

2022年04月13日

喜春雲便りNo.10:すみれ色の水曜日

誕生花、誕生石、誕生星……などいろんな誕生◯◯がありますが、誕生木というものもありました。4月の誕生木は山桜だそうです。最初の+マークを押すとちょっとした物語が読めます。
【誕生木】
https://tanjoumoku.com/user_data/introduce_tree_story.php


さてさて……春の花というとスミレも可愛いですよね。「魔法使いサリー」に出てくるすみれちゃんの名字は春日野でした。よし子ちゃんは花村さんだった! サザエさんを思い出してしまった(笑)
http://skp.my.coocan.jp/sally/chara.htm

すみれちゃん、という名前のコが二男の同級生にいましたが「スズキスミレ」 という品種があってビックリしました。
http://www.io-net.com/violet/violet8/suzuki.htm

鈴木すみれさん、どこかにいそう✨


北条民雄の短い話にも『スミレ』があります。

「体はこんなに小さいし、歩くことも動くことも出来ません。けれど体がどんなに小さくても、あの広い広い青空も、そこを流れて行く白い雲も、それから毎晩砂金のように光る美しいお星様も、みんな見えます。こんな小さな体で、あんな大きなお空が、どうして見えるのでしょう。わたしは、もうそのことだけでも、誰よりも幸福なのです。」

https://www.aozora.gr.jp/cards/000997/files/4283_7007.html


あと漫画の『すみれ16歳!!』も好きだった〜ドラマにもなりましたが、見た記憶はないなぁ。
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000012119


次の更新は土曜日の予定です〜皆さま、よい1日を(*・ω・)ノ



rohengram799 at 06:50コメント(6) 

2019年04月15日

春愁雲便りNo.13:友だち

おはようございます!


入学式や始業式が終わって、試行錯誤しながら新しい生活のリズムを整えている時期でしょうか? 今の学生さんも保護者の皆さんも自分が子どもの頃とは違って大変そう。英語の授業とか考えただけでクラクラしてしまう。先生たちも頼りなさそうに見えてしまう。教員が余っていると聞いたこともあるけれど、実際はどうなんだろう?





「友だちがいなくてつらいと言う友の口元にのぼりゆく抹茶ラテ」


メモしてあったけど、どこで見たのかなんで読んだのか、作者もわからなくて申し訳ないのだけれど………。「口元にのぼりゆく」とあるのでストローでほろ苦い抹茶ラテを飲んでからハァ〜とかため息をつくんでしょう。


この彼女(だと思う。男同士の会話じゃないよね?)が全面的に悪いとは思わない。なんだろう、なんか友だちの質というか、ここではこういう風に私と話してくれる友だちが欲しいんだよね、って感じなのかなと。違う高校に進学した中学時代の仲良しふたりがある程度 、新しい環境になれた頃に久しぶりに会った場面を想像しました。


このふたりの関係は、お互いに同じ意識の「友だち」ではないんだろうなぁ。少なくともこの言葉を口にした人は、話した相手は「自分の理想とする友だち」ではないのでしょう。相手を傷つけているなんて全く考えていないんだろうなぁ。自分のことでいっぱいで。聴いている方はそれを全部受け入れられるのだろーか?




この短歌を読んだ時に重松清さんの本にあったこの言葉を思い出しました。


「わたしは、一緒にいなくても寂しくない相手のこと、友だちって思うけど」(p212)



きみの友だち (新潮文庫) >> https://i.bookmeter.com/books/579357




大人になって読んでもキツいなぁ、って思うから今、この状況(情況)にある子どもたちはもっと息苦しくなってしまうんだろうな、と感じる本だったけど、この言葉は真実なんじゃないかな。 一緒にいない時に自然と「どうしているかな?」って思い出せる人がいるのは幸せだし、そういう誰かの存在になれていたらまた幸せなことでしょう。無理することなく、自然にこんな感情が出てくるのがよろこびでありましょう。





「本名は知らず付き合ふすみれ草」(森泉理文)


リアルなお付き合い、ネットの世界でのお付き合い、いろいろありますが、ある程度の距離感って大切ですよね。「友だち」という言葉で相手を縛ることなく、自分を縛ることもなく………おだやかに暮らしていきたいものです(*´ー`*)



明日は『ひぐらしに神様』を読んで思ったことなどを書いてみたいと思います。ではでは皆さま、今週も「ご安全に!」お過ごし下さいませ♪(o・ω・)ノ))





rohengram799 at 06:18コメント(6) 

2015年03月29日

咲雲便りNo.29:すみれ色の涙

♪すみれって すみれってブルーな恋人どうしが キスして キスして 生まれた花だと思うの……


岩崎宏美ちゃんが歌っていた『すみれ色の涙』……宝塚音楽学校の合格発表のニュースを見ていたら思い出しました。また『すみれ島』という絵本のことを知ったばかりだったので、ブログタイトルにしてみました。



『すみれ島』は特攻隊と子どもたちのお話です。子どもたちは毎日学校から、空を飛んでくる飛行機に手を振ったり、応援の手紙を届けたり……今度はみんなですみれの花をつんで届けることにしました。その飛行機が二度と帰らないとは知らずに……(´;ω;`) そしてすみれの花をもらった兵隊さんから返事が届きます。最期の夜を子どもの頃にやったすみれ相撲をやって楽しんだことがなどが書かれた手紙。戦争が終わり、特攻機が飛んでいった南の小さな島に、すみれの花がたくさん咲きました。今もその島は「すみれ島」と呼ばれているそうです……。



スミレには一夜草をはじめ、二夜草・一葉草・二葉草・手向草・相撲草・相撲取草・相撲取花・かぎとり草などたくさんの呼び名がありました。「相撲花」というのは、むかし、子どもたちがスミレの花の後方に丸く突き出している部分(距・きょ)を交差させて引っぱり、どちらがちぎれるかを競って遊んだことが由来になっているようです。私はスミレではなくて、オオバコとかでやった記憶があります。



すみれを詠んだ俳句はたくさんありますが、私はこの一句が好きです。


『本名は知らず付き合ふすみれ草』(森泉理文)



ブログでは本名を知らない方、面識のない方がほとんどなワタクシですが、スミレの花のように可憐で(;゜∇゜)たおやかで(;゜∀゜)したたかな(;・∀・)清く正しく美しくおやぢらしく( ̄O ̄;……末長くお付き合いいただけたらと思います。



皆さま、3月最後の日曜日を明るく楽しくお過ごし下さいませ。



《追記:特攻花について》

http://washimo-web.jp/Report/Mag-TokkouBana.htm






rohengram799 at 11:25コメント(12) 

2013年04月05日

ヒコーキ雲便りNo.5:葉桜の季節に想うこと

いつも利用するバス停近くの桜はすっかり葉桜になってしまいました。イキイキしたあざやかな緑の葉を見られるのはもう少し先ですかね~?


長男は自動車教習所に通いはじめました!うーん、みんなが自動車免許を持ったら私だけ本当に何もないわぁ(-_-;)しかし、最近は物忘れもひどくなり、なんか記憶も部分的に欠落している気がするし、足はむくみっぱなし……とても免許を取るなんて考えられない!!人生50年だったら後は本当にオマケの人生だと思って生活しようと思っています。学資ローンもこの年には返済が終わるし←しかし住宅ローンはまだまだ('~`;)


ところで…この前、お仕事仲間の方から「お墓のものを持ち帰るのはいけないのか?」ときかれました。これはお供え物のことではなくて(今はカラスなどが荒らすので持ち帰るよう看板があったりしますよね)お彼岸にお墓参りにいったら、すみれが咲いていて綺麗だったので
(公園墓地らしいので、風でまわりに咲いている花の種とか飛んで来て「あれ、こんな花あったっけ?」ってなるのかな?)ネッコから持ち帰ったということでした。自分のご先祖さまのお墓なので「頂いて育てますね」と一声(?)かけたそうですが、コレってどうなんでしょう? 草むしりはするけど、それ以外のことは……なので、実は聞きながら「なんでそんなことするんだろ?」と思っていました。


明日はまた荒れたお天気になるとか…そういえばお店の屋上ガーデンはどうなっているのかしら?新人さんに教えていた社員が「大したことないんだけどね」と言っていました。謙遜でないのがおそろし~ですわ。そんな自分たちで「ショボい」というモノをお客様に見てもらおうとかヤメテ~それこそお金のムダ使いですわ!!


皆さま、楽しい週末を♪




rohengram799 at 18:10コメント(6) 

2012年03月27日

ひつじ雲便り591:すみれ咲く頃、夢の吹く頃

明日の予報に傘マークが…なかなか晴れの日が続きませんね(~_~;)


『雨一滴すみれの国に落ちてきし』


「すみれの国」なんてアンパンマンのようなファンタジー世界です。濃淡取り混ぜての一面のすみれ畑…見てみたいですね。一面の菜の花はまだ見る場所がたくさんありそうですが、れんげ草は見かけなくなりました。淋しいかぎりです(T_T)


小さい頃、私の中で「すみれ=三色すみれ」でした(--;)そして阿久悠さんの作詞で桜田淳子ちゃんが歌っていた『三色すみれ』という歌が大好きでした。知っている人は少ないでしょうか?


♪手を出せば/散りそうな/そんな花びらを/大切に/胸に抱く/愛の三色すみれ ~


私の中では中学生の女の子に(淳子ちゃんもそんな年だった)キスして甘い言葉を囁き(「この花の思い出は二人だけの秘密」 「この花がとどいたらすぐに 駈けておいで」)だました大学生のイメージなのですが(笑)


そして、昨年書いた第460号:希望…春のすみれの寿美礼ちゃん、もう一歳のお誕生日を迎えたことでしょう。きっと可愛らしい笑顔やしぐさで、まわりの方々をしあわせにしているのではないかと思います(*^^*)


最初の句は河内静魚さんの作品です。宮城県出身の方です。





rohengram799 at 14:55コメント(11) 
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