たったこれだけの家族

2011年08月13日

ひつじ雲便り484:大切なあなたへ

お盆さんですね。スーパーで、すき焼きにするのか大量のお肉を買う人やお寿司にお刺身、ビールにジュース~普段なら一週間分では!?な分量をカートにのせているご夫婦をみかけました。


電車もすいていて、いつものお馴染みさんがいないわ~となんとなく置いてきぼりにされた気分になります(;_;)


今週、読売新聞の『四季』という俳句や短歌を紹介するコラムでは、亡くなられた歌人の河野裕子さんの作品を紹介しています。闘病中も句を書き記し、自力でペンを持てなくなると娘さんに書き留めてもらい…64歳という早すぎる人生の幕を降ろしたのは昨年の8月12日でした。


『のちの日々をながく生きてほしさびしさがさびしさを消しくるるまで』


闘病半ばに詠まれた句だそうです。別れなくてはいけない、のこしていかねばならない人たちへのせつない願い。


今年、新盆という方がたくさんいらっしゃると思います。悲しさもさびしさもくやしさも…ずっと消えない記憶だと思いますが、それでも『のちの日々をながく生きてほし』亡くなられた方はそう願っているのではないでしょうか。


流星が夜空を彩り、明日は満月です。星に願いを、月に祈りを…合掌。


《ペルセウス座流星群》

http://www.astroarts.co.jp/special/perseids2011/index-j.shtml



rohengram799 at 01:01コメント(14) 
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