ちあきなおみ

2021年07月03日

細蟹雲便りNo.2:リョナラー と 香水

成田空港カレンダーの7月は国立競技場の夜景🌃「夜間飛行」という言葉が浮かんでくるけれど(連想したのは香水か、ちあきなおみさんの歌か、サン・デグシュベリの短編か)オリンピックに関してはまだグダグダですね。1年前の方がまだマシだったのかも。

漫画を読んでいたら「リョナラー」という言葉が出てきました。「リョ」(了解)を連発する人のことかと思っていたら【悪人が敵の女をいたぶる(猟奇的)描写を好きこのむ人。サドとはまた違う。】とのこと………よくわからない……まぁ使うことはないと思うのでいいや(;´∀`)

大雨が続いています。皆さまのお住まいの地域は避難勧告など出ていないでしょうか? 心配になる一方で「線状降水帯」という言葉を何回も耳にしていると、私の脳内では「煽情香水体」という漢字に変換されて、いい匂いの美しいおねえさまの姿が浮かんでしまうのです。髪を耳にかける仕草とともに鼻腔をくすぐる微かな香り……ああ、いけない、いけない!

斎藤一人さんが「愛は香水のようなもの。自分を愛して、自分にいっぱい香りをつけたら、周りもみんないい香りが楽しめる。つまりね、自分を愛すると、その愛につられて、豊かで素敵な世界ができるんです。 」と言っていましたが、私にはいい香りは無縁のような気がします。


ちあきなおみさんの『夜間飛行』名曲です(*´∀`)
https://youtu.be/BOnYCWQzgoQ



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2018年10月15日

稲熟雲便りNo.18:朝日の恋人

樹木希林さんの葬儀で、内田裕也さんが歌う『朝日のあたる家』が流れた(希林さんが「最期に聴きたい」と話していたそうです)という記事を読んで、裕也さんの歌をYouTubeで聴いてみました。他にもいろんな人が歌っていだけれど、ちあきなおみさんはお芝居を見ているかのよう。この歌ばかりではないけれど、本当にその世界にこちらは引きずりこまれてしまいます。歌詞はこちらで。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/210196/181227/21356249




ちあきなおみさんが『 X+Y=LOVE』という歌を歌っていたのを知りました。今どき、小学生でも言わないようなタイトルに昭和を感じますねぇ。

https://clambon.exblog.jp/5176147/


動画のカップルも昭和感たっぷりですが、アップテンポにしたら、人海戦術のアイドルグループが歌ってもおかしくないかも(笑)

https://utaten.com/movie/ya15080684/



今回のタイトルは昔見た記憶があるマンガからです♪(o・ω・)ノ))




rohengram799 at 11:15|PermalinkComments(2)

2018年01月18日

新光雲便りNo.13:たそがれの案山子

コマーシャルでちあきなおみさんが歌っていた『黄昏のビギン』という歌、もともとは♪黒い花びら~の水原弘さんが歌っていたみたいですね。うん、あの声にあっているような気がする・・・って私は何歳なんだ(笑)



久しぶりに近藤ようこさんの漫画を買いました。この方の絵柄の雰囲気も好き。タイトルは『たそがれの市 あの世お伽話』。描きおろしを含めた11話が収められています。


http://konomanga.jp/guide/130655-2



死んだら最初にたどり着くさびしい場所、それが「たそがれの市」。 自分が死んだと気付かない”大人のおいと”を見かけた少女のおきく。おきくはおいとにまとわりつく幽霊を遮り言う。「お前は元の場所に戻りな」と。おきくとおいとの関係は・・・な最初の「紅の皿」。病で先だった母が子を思う深い哀しみを描いた「涙池」。身分違いの恋と因縁を描いた「思い出」など。



『案山子』では、お館さまに見込まれ、また戦に行き手柄を立て出世し、母親に楽な暮らしを、という息子が出てきます。


「おまえ侍の真似ができるかい! お孫さんの無事だけがおっかあの望みだよ」

「ふん ここで生き腐れていたら おれはあの案山子と同じだ」

「親不孝者! おまえが留守の間 田を守ってくれた案山子の方が頼みになるよ!」

「じゃあ 案山子を息子と思え」と笑う息子の姿を見送り、顔をおおった母親の嘆き。


「ほんとうはおまえを案山子にしてでも 手元においておきたいよ・・・」



お鼻がツーンとしてしまった・・・そして、さだまさしさんの『案山子』を歌いたくなるのでした。



♪元気でいるか 街には 慣れたか友達出来たか
寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る ・・・






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2016年03月15日

春雲便りNo.15:あした

今日は『靴の日』だとか……日本の靴文化の中で、主に洋式の靴が履かれるようになったのは江戸時代末期から明治時代の初期の頃。1870年(明治3年)3月15日、東京築地に初めて近代的な靴の工場ができ国内で靴の製造が始まり、それにちなんでの記念日らしいです。築地と聞くと魚市場のイメージなので、オシャレな革靴ゴム長靴がうかんできます!


靴で思い出すのは童謡の『靴がなる』ですね。明るく元気な子どもたちが菜の花バックに行進しているような光景を想像します。反対に、これはどういうシチュエーションなのかと考えてしまうのが『あした』です。


おかあさま 
泣かずにねんね いたしましょう
赤いお船で とうさまの
かえるあしたを 楽しみに


「おかあさま」に「泣かずにねんね いたしましょう」と声をかけているのは、幼い娘か息子か……この歌は、清水かつら(明治31年7月1日〜昭和26年7月4日)作詞、弘田龍太郎(明治25年6月30日〜昭和27年11月17日)作曲で、『少女号』大正9年(1920年)6月号に「新作童謡」として掲載されたそうです。いわゆる“ヨナ抜き短音階(ラシドミファラ)”で作曲されているので、なんとなく暗い……?


「赤い船に乗って父親が笑顔をおみやげにもどってくる」という3番の歌詞があるので、シベリア抑留者の家族を歌ったものでは?という意見もあったようです。でも、つくられた時代が合わない……かつらが2歳の時に弟が亡くなっているそうなので、そのかなしみの中にいる母を励ましていた記憶からの歌詞なのでしょうか?



「励ます」とはまたちょっと違うかもしれませんが、井上陽水さんの『小春おばさん』という歌をご存じでしょうか?


小春おばさんの家は
北風が通りすぎた
小さな田舎町
僕の大好きな
貸本屋のある田舎町


にあります。そして「明日 必ず逢いに行くよ」と続きます。私はちあきなおみさんが歌う『小春おばさん』を聴いたのですが、なんというか「明日 必ず逢いに行くよ」があまりにも切迫感があって、おばさんをひとりにしておけない何かがあるのか?と思ってしまいました。


歌詞だけ読むとほのぼのした雰囲気なのに、メロディがつくとなぜこんなにも息苦しく感じるのでしょう? 北風の吹く季節に「はやくおばさんの家で子猫をひざにのせ」て「いつものおばさんの昔話を聞きたい」のは誰なのか、どんな関係の人なのか、ひとりなのはおばさんなのか、逢いに行く誰かなのか……私の中ではガクランの中学生が必死に北風に逆らい、チャリをこいでいる姿がうかびます。



あした……誰にとっても明るい陽射しが届きますように。






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2015年12月13日

色雲便りNo.8:歌は世につれ世は歌につれ

私的にお怒り(`Δ´)な出来事はいくつかあったのですが、オモロー(o^ O^)シ彡☆な出来事がなかったので、ちょっと更新をおさぼりしてしまいました(; ̄ー ̄A


冬至にはまだ早いですが、ブロッコリーの次にかぼちゃブームがやってきたオタ息子、使うのはカットされた冷凍品で、○○の素的なものを利用し、煮物らしきものを作っています。アズキが入っているので、いとこ煮なのかな?と思っています。いとこ煮を検索したら「いとこ汁」という表現もあり、なんかこれは……イヤだ(◎-◎;)


オタ息子は平成元年生まれなんですが、「昭和のうたブーム」がやってきたワタクシ、最近はちあきなおみさんの♪喝采がリフレイン……ああ、うまいよなぁ、やっばり……ドラマがそこにある! 紅白のトリが聖子ちゃんとマッチに決まったとかききましたが、もっと圧倒的な歌唱力のある人がいいなぁ……見るかわからないけど(^。^;)


「うた」と言えば……《「12月21日に一斉に歌を歌おう」》とかいうプロジェクト('_'?)があるとか……日本時間夜10時に、世界中の人たちがそれぞれの場所で同時一斉に歌う、とかなんとか……野外ではないですよね? だって迷惑だし……まぁ屋内でも人数や曲にもよりますが、防音設備がイマイチなら騒音になりかねないし……。お祈りとかじゃないんだ~と思ったのは私だけ?


年末は摩訶不思議なイベントが増えますね。主催側がとても真面目に考えてのものだったらスミマセンm(__)m






rohengram799 at 20:19|PermalinkComments(10)TrackBack(0)