とりぱん

2023年04月17日

陽春雲便りNo.14∶ことしのさくら🌸

こんばんは🐥

受験したのは知っていたけれど、ゆうこりん、白百合女子大学に入学したんですね。芸能人って大学進学しても中退も多いので頑張って欲しいです。
https://ameblo.jp/ogura-yuko1101/entry-12796415482.html


昨日は雷雨があったりへんな天気でした。桜はすっかり散ってしまいましたが、函館では開花宣言があったようですね。例年より2週間は早いとか。40年近く前、五稜郭祭に行った時には桜とたんぽぽの色合いが綺麗でしたが、そんな光景も今月いっぱいになるのかも?


時期がズレてしまいましたが、東北の桜の話を🌸


『みちのくの今年の桜すべて供花』

高野ムツオさんのこの俳句を知ったのは、震災から1年経った日の新聞紙上でした。毎年毎年「今年の桜」が咲く度に思い出します。

『とりぱん』のとりのなん子さんが欄外の「トーホク週報(ウィークリー)」にこう書いていました(週刊モーニング/2023/03/30号)。


【2月にトルコ・シリアで起きた大地震には驚きました。直下型とはいえ、とてつもない被害。幅数メートルの谷が新しくできたという報道もあり、天変地異とはこのことかと。人的犠牲も3・11をはるかに超えつつあり、本当に心が痛みます。わずか数十分で日常が崩壊した12年前のあの日。失われたものはもう決して元通りにはならない。これから復興で土地の記憶が上書きされていく中、美しいイメージの奥にうっすらにじむ治らない傷をずっと持ち続けることも必要なのだと思います。】 



願わくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃


こちらは一番知られている西行の歌かもしれないですね。
「どうか、春の、桜の花の咲く下で死にたい。あの釈迦が入滅なさった二月十五日頃に」という願い。そして文治六年(1190年)二月一六日にこの世を去りました。今年の旧暦の「如月満月」は3月27日(旧2月16日)でした。 

【願ふ死は花満開の散らぬ間に】
https://fragie.exblog.jp/32978127/



あまりテレビ報道はなかったように思いますが、2016年4月14日16日の熊本地震から7年が経ちました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230416/k10014040181000.html

【熊本地震震災ミュージアム】
https://kumamotojishin-museum.com/



毎日信じられないような事件、事故が起きています。天災だけでなく人災も多くあると思います。いろんなことに気をつけて、おだやかに過ごしていきたいものでず。

皆さま、どうぞご安全に🥸



rohengram799 at 19:05|PermalinkComments(6)

2020年12月19日

天泉雲便りNo.16:オアガンナ オシマイナ

今朝からコメント投稿者のお名前が表示されなくなっていますヽ(;▽;)ノ こちらの管理画面にはコメントいただいた方のお名前は表示されているのですが……何でかわかりません〜すみませんm(_ _)m


*****


「オアガンナ」 は 「こんにちは」で「オシマイナ」 は夕方に交わす、房州方言らしいです。こんにちは、とこんばんは、とお疲れさまです、日も暮れてきたので仕事は終わりにしましょう、みたいな感じでしょうか? 12/17付読売新聞の地域版文芸欄で、秀逸に選ばれた短歌で「おしまいな」を知りました。


下総の「おしまいな」とふ挨拶を日暮れの早き今こそ掛けむ (香取市 嶋田武夫さん)


選者・秋山佐和子さんの評。

下総では、日暮れのあいさつに「おしまいな」と言うらしい。優しい響きであろう。聞いてみたい気がする。最近はあまり使わなくなったのか、下の句の「今こそ」に静かな気概を感じた。


方言って文字で見るよりも、実際耳で聞いた方がその意味合いがより通じると思うので、夕暮れに互いを労い挨拶を交わす人たちの姿が見たいですわ。「今こそ」ってこんな不安定な状況だからこそ、なのかなと思います。マスク越しだとあまり声は通らないかもしれないけれど。



秋山佐和子さんの短歌はこちらで。

https://blog.goo.ne.jp/casuminn/e/a3c6fd10417def198fe917e04c0cf839



キャラメルを渡しくれたる夫の手へ銀紙もどす差し出だす手に


この短歌、好きです〜ダンナさんは銀紙がゴミになるからこっちに渡しなさい、って手を差し出してくれたんでしょうねぇ。その時の表情とか想像してニンマリしてしまいます。以前『とりぱん』のとりのなん子さんが漫画の中で、母親のポケットにはいつも小さいゴミが入っていた、自分が食べたお菓子の包み紙とかをあちこち捨てないようにとそれをもらってくれたって描いていた記憶があるのだけれど、ダンナさんも奥さんのことが可愛くて大事なんだろうなって母性に似たものを感じてしまいました。ポケットのない服とか、ゴミ箱がなかなか見つからない時とかありますけど、こういう風に自然に手を差し出せるっていいなぁ、としみじみしました。



そうそう、紙で思い出しましたが『将棋の渡辺くん』でカステラの下にある紙を食べるか食べないかという話がありました。ザラメがついているorついていない とかもありますね。渡辺くんは紙まで食べてましたわ(;´д`) 紙まで食べる人もいるみたいですが(私は食べない!) 文明堂のは固いけど、コウモリマークの福砂屋さん(*)のは比較的柔らかいそうです(笑)



(*)http://rohengram799.livedoor.blog/archives/50603965.html





rohengram799 at 12:00|PermalinkComments(6)

2017年11月16日

霜見雲便りNo.16:笑いながら話す人🗣️

ちょうど1ヶ月前の藍川京先生のブログ記事に「オレオレ詐欺」の話がありました。私のウチにはかかってきたことはないけれど、これから年末のバタバタに便乗してこういう電話がまた増えるかも。


http://blog.aikawa-kyo.com/archives/51668944.html




今日発売の週刊モーニングに連載中の『とりぱん』欄外の作者のコメントに振り込め詐欺についての話がありました。



【振り込めサギについての新聞記事に、サギ師が電話をかけて「こいつはだませる」と思うのは「笑いながらしゃべる人」だとあり、思わず膝を打ちました。いますよね、男女問わず意味もなく軽く笑いをはさみ続ける人。こういう人は文脈があいまいで必ず語尾を濁す。相手の出方で態度を変えるため、何事もどっちつかずです。本人は感じよくふるまってるつもりなんでしょうが、私はとても苦手です。さすがサギ師、よくわかってる・・・。ちなみに私は恐ろしく無愛想で、いくらでも電話口で沈黙できます(怖えーよ)! 】



あ~、私も電話は苦手なのでムダに笑ってごまかしているかも・・・まぁめったに電話はかかってきませんが。子どもたちが小学生の頃にはまだ紙の連絡網があったので、そこからの情報なのか、よく塾の勧誘の電話がありました。一度「こちらからかけ直しますから番号を教えて下さい」と言ったら、子どもの同級生の自宅でした。学校にも連絡しましたけど、なんか怖いですね。



今はスマホにいろんな情報が入っていて、どこかに置き忘れたりしたらとんでもないことになりそうで・・・以前『スマホを落としただけなのに』という本を読みましたが、絶対落とさないぞ!!と・・・。子どもたちも落とさないで~!!とお願いしましたわ。




そういえば、ガラケーからスマホに替えて1年ちょっと経ちました。スマホゲームの課金請求にΣ(´Д`;)となってしまいました。今はやっていないです。まだまだ使いこなせてはいないですが、頑張ってブログ更新はしていきたいです(笑)




rohengram799 at 14:06|PermalinkComments(4)

2017年09月01日

竹酔雲便りNo.1:ヨイヨイヨイ

週刊モーニングで連載中の『とりぱん』欄外に作者の近況報告的な「トーホク週報(ウィークリー)」があるのですが、ちょっと気になる話がありました。



【居酒屋さんとかに多い、「床にひざをついて注文をとる」接客ってどうですか? 私はとても居心地悪くてやめてほしいです。ここに10年くらいで増えてきているようで。どうも本式の水商売的接客から流用されているみたいだけと、別に立っていたからって上から目線!とか思わないのに。ちょっと小腰をかがめるだけで充分。どうも昨今、程のよさというものがわからない・共通認識として持てない世の中になってきていますね。従業員に下僕スタイルを強要する経営者は、他の面でもブラックだと思います。【(No.40 9/14号)




私はお酒を飲まないし、そういう場所も好きではないので(居酒屋メニューには心ひかれる!)実際、こんな接客を体験したことはないのですが、テレビで見た記憶があります。ひざをついて、なんて、今の私にはムリ!・・・そういう問題ではないですが、全く何でそこまで?という疑問は出てきますね。ホストを意識した、お客様第一の接客ですよ、ふふん、スゴいでしょ!みたいな感じなんでしょうか? 居酒屋に行く人はソレを求めているのか? 注文した品物を間違わないで、早く持ってきてくれたらいいと思うけれど。



居酒屋とは関係ないですが、新聞の投書に鉛筆を買いに文房具店にいったらシャーペンしかなかった、という話が・・・今は文房具店自体が少なくなっていますが、子どもたちが買わないので置かなくなったそうです。まだウチの子どもたちが小学生の頃、近所の書店もなくなってしまい、ホームセンターやコンビニで文房具類は買うようになりましたが、鉛筆がない文房具店なんて、クリープを入れないコーヒーのような、ゾウさんのいない動物園のような・・・。




今日から9月。竹酔月という陰暦9月の異名があったので、少し時期はズレるし、由来も(´・ω・`)?だったのですが、9月は月がキレイだし、かぐや姫を連想したので、月明かりの下、美女を眺めて酒に酔う、ということで(笑)


また今月もよろしくお願いいたします!



rohengram799 at 13:50|PermalinkComments(8)

2017年07月27日

蘭月雲便りNo.13:きゅうり三題

テレビで「戻り梅雨」とか言っていましたが、久々の雨です。しかし 台風も進路が定まらないとかで・・・ 自然に対して人間がどうこう出来るわけではありませんが、大きな災害に繋がるようなことはもうありませんように。




さてさて、今日は週刊モーニングの発売日。『とりぱん』と『クッキングパパ』にきゅうりの話がありました。



『とりぱん』は昔きゅうりのみそ汁の話。作者の母親がよく作ってくれたそうです。今よく見るきゅうりではなくて、灰色に薄い緑のシマ模様。皮が厚くて堅い、水分が少ない、もともとは漬け物用、というもの。母上は美味しくて好きだから作っていたのではなく、余っていたから( ̄ヘ ̄)「昔のものがなんでもウマいと思うなよ」に笑ってしまいました。昔きゅうりのレシピ、検索したらいろいろありました。


『クッキングパパ』はピムスカクテル。きゅうりの入ったカクテルって・・・と思いますが、昔イギリスではきゅうりは高級品で貴族やお金持ちしか食べられなかったそう。日本deのバナナみたいな感じか?(笑)


夏のきゅうりは味噌をつけて食べるもの!を実践していた田舎の子だったらワタクシ、先日読んだ『よりみち酒場 灯火亭』(石川渓月)に「もろきゅう」が出てきました。


・・・何これ。美味しい。味噌の中にカリカリに炒めたひき肉がたっぷり入っている。そして微かだがはっきりと存在を主張するニンニクの香り。冷たいきゅうりの爽やかさに、がっつりの肉味噌。たまらない。・・・



灯火亭の夏の人気メニュー、肉味噌きゅうりだそうな。なんだ、居酒屋定番のもろきゅうかと思っていた人物はもうトリコでございます! 他にも美味しいものが出てきて、やっぱり酒を呑めないのはつまらない人生ではないかと・・・。連作短編集なんですが、最初に「黒糖焼酎のお湯割り」と豚の角煮が出てきて、ああ、こういうお酒を頼んでおまかせでいろんなものを食べてみたい~!



話の内容は予定調和的なもので、店主のキャラ設定はどうなのよ?と思わなくもないですが、ちょっとホッコリしたい時にはいいのではないかと。




いつもコメントありがとうございます。蘭月便りNo.12のお返事、もうしばらくお待ち下さいませ。



rohengram799 at 13:51|PermalinkComments(6)