空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

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本当なら、という言い方もおかしいけれどもやっぱり「成人の日」は今日、1月15日だよなぁ、と思ってしまいます。



さてさて・・・詩人の森山恵さんと俳人の毬矢まりえさんのが共訳した『源氏物語』がなんかスゴいらしいです。お二人は姉妹。森山さんが妹です。


アーサー・ウェイリー(Arther Waley 1889~1966年)という人が、独力で翻訳した『源氏物語』の英訳版を、また日本語で訳したもの。左右社よりの刊行。定価3200円+税でなかなかのお値段ですが、 表紙がクリムトなのがステキ♪o((〃∇〃o))((o〃∇〃))o♪


http://sayusha.com/catalog/p9784865281637




光源氏は「ゲンジ」となり、物語はこんな風にはじまります(ふらんす堂さんのブログ記事より)。



・・・いつの時代のことでしたか、あるエンペラーの宮廷での物語でございます。

ワードローブのレディ、ベッドチェンバーのレディなど、後宮にはそれはそれは数多くの女性が仕えておりました。そのなかに一人、エンペラーのご寵愛を一身に集める女性がいました。その人は侍女の中では低い身分でしたので、成り上がり女とさげすまれ、妬まれます。あんな女に夢をつぶされるとは。わたしこそと大貴族夫人(グレートレディ)たちの誰もが心を燃やしていたのです。・・・



グレートレディ・・・なぜかマツコ・デラックスや渡辺直美さんの姿が思い出されてしまった! そして岸田今日子さんか市原悦子さんか、樹木希林さんか・・・彼女たちのナレーションが聞こえてきそう(笑)



♪You're my only shinin' star ずっと今まで困らせて ごめんね ・・・


中山美穂さんの歌声が脳内を駆けめぐる1日になりそうです。あ、私は『源氏物語』は読んだことが ないので、最終的に光GENJIイヤ光源氏がどうなったのかも知らないです。ひとりさみしく過ごしたのかしらん?


野口卓さんのご隠居さんシリーズ新刊『還暦猫』を読み終わり、今読んでいる『臣女』(吉村萬壱)が今年の100冊目になると思います。タイトルは「おみおんな」と読みます。


主人公は新人賞を獲っていちおうデビューした小説家。それで生計は立たず、以前どおり高校の講師をつづけている。しかも常勤から非常勤へ降格されて、なんとも冴えない……。ファンレターを送ってきた女と深い仲になり、その女と浮かれてクリスマスをすごしたことにより不倫が発覚、それが引き金となったように、妻の巨大化!!がはじまった……( ̄□ ̄;)!!


「私」は負い目があるので、歪んで成長していく妻を必死で介護します。苛立つこともあるし、食事中には絶対パスしたいであろう、読みたくない場面もたくさん出てきます。でもなんかやめられない……「私」と妻の間には確かに【愛】があると感じられるのですわ。カフカの『変身』では家族から見放されたというか完全にジャマ!扱いでしたが……妻も美しく変身しているわけではなく、ホラーみたいなんですが、時々会話らしきものも可能なのがいいのかなぁ……ご近所はやはりうるさいですが。とにかく変わったお話なので、力強くオススメはしないです(;^_^A ラストはどうなるのか、ドキドキします。



「ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko」で紹介されていた池上英洋・川口清香著『美少年美術史―禁じられた欲望の歴史』(ちくま学芸文庫)も読んでみたいですわ( 〃▽〃)



スパルタなどでは「花嫁は寝室で男装して新郎を待つ風習があった」という記事もどこかで目にしたのですが、花嫁さんはどんな気分だったんでしょうか……新郎が女装して布団で待っているとか想像しただけでイヤですけど(;´д`)



今日は突然の雷雨があったりしてビックリしました。ケータイは相変わらず動きがイマイチですが、またチマチマと書いていけたらいいなと思います(´ー`)ノ





今朝の読売新聞一面、いつものように雑誌広告を見ていたら『公認心理師への期待』(日本評論社)という文字が……なんだ、この“公認心理師”って……パッと見ると“公認調理師(´・ω・`)?”と思ってしまう……!!


全く知らなかったのですが、昨年10月に「公認心理師法」が可決成立していました。初めての心理職国家資格ということで、大学もいろんな対応を協議しているようですし、予備校も新たな学生獲得に動き出しているみたいだし……。Yahoo!知恵袋に質問があり、けっこう詳しく回答されていたので興味のある方は読んでみて下さい。

http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12160925837


そして「士」「師」「司」の使い分け(?)違いについても質問がありました。

http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12119811242


最近でもないですが、「看護“士”」から「看護“師”」にかわりましたよね。看護は女性が行うものとのイメージがありますが、『春告げ坂 小石川診療記』(安住洋子)には「看護中間」という、病人のお世話をするおっさんたちが出てきて(おサボり野郎も多い)ああ、昔から男手は必要だったのね、と当たり前のことに納得してしまいました。本の内容などについては下記ブログをどうぞ。

《安住 洋子著「春告げ坂」を読み終える:2015年04月11日の記事》
http://tnabe.exblog.jp/21702023/



保健婦助産婦看護婦法が1948年に施行され、看護婦という呼び方になり「看護するのは女性」という図が定着、女性を看護婦、男性を看護士と呼んでいました。女性も男性も看護師という呼び名に統一されたのは「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師助産師看護師法」になった2002年の法改正からだそうです。



さてさて……今テレビでは都知事選挙の話題がたくさん。候補者はたくさんいるのに取り上げられるのは小池さん・鳥越さん・増田さんの3人だけですね(-o-;)


友清恵子(ともきよ・けいこ)さんという方が(1936年福井県生まれ)今年は傘寿(八〇歳)を迎えられて、記念に詩集を刊行されたそうで、その中に『やじろべえ』という詩があります。



『やじろべえ』


ありあまる時間を深い皺に塗りこめて着飾って出歩く年金暮らしの老女
まことしやかに有事を説き得意げに三位一体を謳う獅子頭
ひたすら携帯メールで擬似恋愛を演じるパラサイト・シングル
人ごみを臍だしルックで闊歩する黄髪少女の指先のタバコ
――――― コノクニハ モウ ダメカモシレナイ

人間の糞尿にまみれながらなお凜と均整を保っている富士
濁った川面に顔を出し岸辺の騒ぎを横目に悠々泳ぎ去るアザラシ
光の届かぬ深層水のなかひそやかに生き続ける透明なエビやイカ
経済大渋滞を尻目に人々を狂わせつつ粛々と北上する桜前線
――――― コノクニハ マダ タスカルカモシレナイ

あきらめと口臭と仏頂面を詰め込んで走る通勤電車
一握りのゴルファーのために緑をこそげ取られた山裾
飽食と浪費が毎朝垂れ流す生ゴミ不燃ゴミ
アリガトウもスミマセンも言えない子らを吐き出す受験塾
――――― コノクニヲ スキニナレナイ

照れながら喜びを語るノーベル賞のひとの作業服
沈着冷静に記録を伸ばす細身の大リーガーのまなざし
飛び交う絵手紙のそれぞれの優しい四季
和太鼓の激しさを背に受けて舞うソーランの若者の飛び散る汗
――――― コノクニヲ スキニナリタイ




友清さんや詩集の内容についてはこちらをお読み下さい。本の装丁や挿し絵もステキです。

《老JAPAN:2016年07月14日記事》
http://fragie.exblog.jp/25447182/



コノクニヲ スキニナリタイ………いつでもどんな時でも ♪愛さずにいられない それは真実(ほんと)よ………そんな美しい国・日本であって欲しい、そう思います。




今月はシフト変更がありすぎてバタバタしていましたが、ようやくノンビリした本来の休みがやってきました!


朝イチでダンナと映画『64 ロクヨン』の前編を観てきました。原作を読んでしまうと映画の世界に没頭できないと思っているので(ネタバレは絶対にイヤ!とかは特にないですけど)後編を観賞後に本を読んでみたいなぁ、と思っています。


報道官と記者クラブ連中との対立とか激しいんですが、報道する側の「匿名報道は許されない!」「情報開示しろ!」はわかるんですが、それを追及している「俺たちってスゴい!」「偉いでしょ!」「カッコよくね?」っていう感じがしました。印刷された名前は記号ではなく、それぞれの人生がある……そのことに意識を向けることってあるのかな、と……世間に公表して下さいって被害者やその家族が望んでいなくても書くんですか?とか……警察の隠蔽工作は勿論、腹立たしくムカつきますが報道する人間のモラルとかはどうなの?と考えてしまいましたわ。本来のテーマはそこじゃないんでしょうけど(ーー;)



このところ、ブログに度々登場する小説『ナイチンゲール』ですが、下巻に入り、タイトルの意味がわかってきました。もともと主人公の姉妹の名字・ロシニョールがフランス語でナイチンゲール(和名はサヨナキドリ)という意味であったこと(これは上巻でわかる)と、レジスタンス活動している妹がドイツ兵の目を逃れイギリス人とカナダ人、計4人の航空兵をスペインに脱出させるためピレネー山脈を越える計画を立て敢行します。成功したら「ナイチンゲールは歌った」という電報を打つことになっています。真珠湾攻撃の「トラ・トラ・トラ」の暗号文みたいなものですね。「我、奇襲に成功セリ」……これは千里を征ってかえると云われる虎になぞらえた文だそうですが、こちらは彼女の名前を意識したもの。これからますます事態は悪化しナチスのユダヤ人狩りが始まります。う~ん(-""-;)となりながら読んでいます。



昨日は2008年はネズミ年だったのか、と書きましたが、今日は2015年ヒツジ年の話を少し。


高野公彦歌集『無縫の海』(むほうのうみ)が発売されました。ふらんす堂(出版社)のホームページで毎日更新された「短歌日記」に連載されたものを一冊にまとめたものだそうです。高野公彦さんはは昭和16年(1941)愛媛県生まれです。1月15日(木)の記事です。

《今年はひつじ年である。漢和辞典で「羊」の部を見ると、「美、羞、羚、着、義、群、羨、養、羹」などの文字がある。》

そしてこの日の一句。

『この国にゐなくなりしや〈羞(はぢらふ)〉といふ字の中のかれんな羊』


ヒツジはもう戻らないのでしょうか、迷ったままなのでしょうか……。


《土も人も星も清しき》
http://fragie.exblog.jp/25265990/



来週はもう6月なんですよね~むし暑くなったり梅雨冷えになったり……体調管理が大変になりそうですが、皆さま、どうぞお気をつけ下さい。




今日は『世直し小町りんりん』(西條奈加)を読んでいます。長唄の師匠であるお蝶は三味線の腕前と美声で気性も粋な弁天との評判。お蝶の兄嫁の沙十(さと)はたおやかな色白美人で観音のたたずまいですが、薙刀を持たせたら……!の意外な人物。仲のよいふたりにシスコン気味の兄上、他の登場人物もクセモノっぽくて……起承転結でいえば「転」にさしかかったところで、この先が気になります。



読売新聞を購読中の我が家(ダンナが巨人ファンなので)、スポーツ面にほとんど関心がない私の楽しみは書籍関連広告に人生相談や読者の投稿欄、内長谷川櫂さんによる「四季」(俳句や短歌の紹介)に「こどもの詩」など。


この前は『深見けん二俳句集成』からこの句が載っていました。

『そら豆の花のおしやべり昼深く』


初夏になりかけの昼下がりの不思議な時間。皆さまがそら豆の花から連想するおしゃべりはどんな内容でしょう? 深見さんの句集を発行されている出版社の方のブログに、書店員さんから在庫確認があって、その時に「深見けん“ツー”」さんと言われた……というような記事がありました。なぜあえてそんな読み方をしたのか……この書店員さんも本屋大賞に関わっているのかしら?といろいろ考えてう~ん( ̄~ ̄;)となってしまいました。



「こどもの詩」は私が読みはじめてから何人か選者がかわっていて、この人が選ぶのは私のシュミにはあわないなぁ…というのが続いたのですが(私の感性がズレているのでしょう…(´;ω;`))今日の詩は、久々にキター!でした。


『なっとうはのびる』
(根岸花帆さん・小2の詩)

なっとうはのびる
なぜのびる?
なぜかというと
つながっているなっとうは
かぞくだから
あいのいとで
つながっているのだ!



最後のダメ押しのような力強い「のだ!」に、おやぢは元気が出ました。納豆を食べよう!キャンペーンとかあったら採用間違いなしな気がします(笑) 田中角栄氏が今ちょっとしたブームになっていますが、あのダミ声の持つ力にパワーをみんな求めているのかな、と思っています。ダミ声にはいろんなしがらみがネバネバついて大変ですが(; ̄ー ̄A


私も落ち込んだ時には、何の根拠もなく、ただ「大丈夫、大丈夫」と繰り返していたことがあります。それだけでも気持ちが落ち着いてきた経験があるので、力強く言い切るって大事なのかも(^o^;)



こどもの持つ力、言葉の持つ力、大地の恵みが持つ力、そして人が持つ誰かをいたわり、つながり、ともに生きていこうとする力……大切にしたいと思いました。



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