アイヌ語

2018年03月07日

桃月雲便りNo.6:エトピリカ

読売新聞日曜版(3/4)・名言巡礼には更級源蔵という詩人の言葉が載っていました。


「原野の詩人」と呼ばれる更科源蔵(さらしなげんぞうさんは、北海道東部にある弟子屈(てしかが)という町の開拓農家に生まれ育ち、小学校の代用教員を勤めながら生涯のほとんどを弟子屈で過ごしました。 北海道の原始の自然や生き物たち、北海道の先住民族であるアイヌの人々の生活や文化を今に伝える作品や史料を書いています。
http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/pages/SAKKA/sa/sarashinagenzo.html


作詞したものがいくつも合唱曲になっているようで、その中に『エトピリカ』がありました。『海鳥の詩』という一連の曲の一つのようです。作曲した廣瀬量平(ひろせりょうへい)さんも 北海道南部の函館市の出身だとか。

「エトピリカ」ってなんだろ?と思ったら、ウミスズメという海鳥の仲間の一種で、名前の起源はアイヌ語。「エト」は先端・鼻、「ピリカ」は 美しいという言葉なので「くちばしが美しい」という意味になるようです。鳥だとしか情報がなかった時に画像を見てビックリしました。私のイメージと違った~ものすごいあざやかなクチバシ! プラスチックみたいだ、と思ってしまいました。
http://www.ehhon.com/etopirika/page/pirika01.html


今日はまた寒い!という天気になりました。皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。



rohengram799 at 09:44コメント(4) 

2016年05月27日

香雲便りNo.30:シッカリしなさい!

新聞に青森の「竜飛」という地名について書かれていました。もともとアイヌ語に由来するという説があるそうで、青森県内には江戸時代まどアイヌ民族が暮らしていたようです。アイヌ語で水がわき出る様子を示す「タッピ」丸い丘という意味の「タップ」などが語源として挙げられているそう。


そして私がもっとも食いついてしまったのが「尻労」という地名です~読み方は「しっかり」!! シリは山、ツカリは手前の意味らしいです。「山の手前」という意味のシツカリがシッカリになり、漢字は「尻を労(ねぎら)う」とは……う~ん、なんともワタクシ好みのオモローな記事でした。どんな場所か、行ってみたいです。そして「シッカリしろよ!!」と自分に言い聞かせたい……!!



さてさて……皆さまは『三面大黒天』をご存知でしたか? 大黒天(招福、金運の神)・毘沙門天(戦勝の神)・弁財天(美、芸能、学術の神)の三天が合体した神さまで、 豊臣秀吉が守り本尊として崇めていたそうです。「三面なので一回拝めば三つの効果をもたらすといわれる合理的な考えが秀吉の性格にも合っていたのだろう」と調べたサイトにはありました。秀吉ってかなりこういうスピリチュアル系というか縁起物系が好きだったのかしら? 好きというより権力維持のためならなんでもするタイプだったのかも……。


《圓徳院/三面大黒天の縁日 - 高台寺》
http://www.kodaiji.com/entoku-in/ennichi.html

上の記事に「大木魚による肩たたき(奇数月)」というのがあります。「奇数月の縁日には、大木魚による肩たたきを行っています。」とあって、最初、巨大な木魚で肩をたたく…(;゜∀゜)!? と思ってしまいましたが「肩こり・腰痛など、日々悩まされている場所のおはらいを致します。痛みの個所などをお知らせください。」……お祓いでした( ̄▽ ̄;)……よかった!!


仏像系は刺青のデザインにも多く使われていますが、この三面大黒天も背中や腕などでいろんなお顔が見られました。中でもうわぁ……だったのがお腹の彫り物です(^^;)(;^^)

http://www.ryuichiro-design.com/201505/1122/

お腹がパンパンの時にはスゴく福々しくて(腹部とのシャレではない!)拝みたくなると思いますが、この人が痩せてきたらどうなるのでしょう……「虎と竹」は「猫と竹輪(ちくわ)」になるそうです(;^_^A






rohengram799 at 11:51コメント(10) 

2016年05月25日

香雲便りNo.27:お菓子ぃなぁ~('~`;)

『お菓子放浪記』(だったと思う)に「古代文字」というのが出てきました。北海道のお菓子らしい、というのはわかったのですが実体は…(´・ω・`)? ナゾのままだったのですが、どうやら小樽市にある「手宮洞窟」の岩面刻画からきたもの(古代先住民が洞窟の壁に残したもの)に関係しているのでは?というところにたどり着きました。


いろんな学者さんたちが論文やら何やら発表して、大正時代になり民族学者の鳥居龍三や広島高等師範(現在の広島大学)の地理学者・中目覚(なかのめさとる)らが絵画ではなく文字説を唱えたらしいです。そして間もなく小樽市内の3つのお菓子屋さん、吉野屋(後の吉乃屋)さん、愛信堂さん、千秋庵さんの3店が“お菓子のネーミングの権利を巡って争っている”という話が出てきた、というので幻のお菓子なのかも……と落ち着きました。


それぞれのお店のサイトを検索してみましたが、それらしき菓子は見つからず……千秋庵さんにはバイオリンチョコがあったような……(¨;) その文字をデザインした包装紙を使ったというのを聞いたことがありますが、どんなお菓子だったかはナゾのまま……時代からしてお饅頭かしら?と思っています。



こちらも記憶が曖昧ですが、以前読んだ本に「北海道の地名には“別れ”が多い」というような文章がありました。フム、確かに……ドラマで『昨日、悲別で』とかあったなぁ、私は見ていないけれど(¨;)で、検索したところ、ドラマの舞台となった「悲別駅」は、函館本線上砂川支部の終着駅「上砂川駅」で1994年5月に廃止になったそうです。


「悲別」は架空の地名でしたが、「別」の付く地名は多いのは事実……アイヌ語で「べつ」=「別(べつ)」は泉、川、池、など水に関係するところ、の意味だそうです。 自然が豊かな北海道らしいです。



北海道……行きたい! 綺麗な景色を見たい~!!
どこかでしらす雲便りNo.9:懐かしのわかさいもを買って食べて気分抱けでも旅行した~い(≧∇≦)



皆さまもお身体に気をつけて下さいね。





rohengram799 at 00:44コメント(4) 
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