今、カミュの『ペスト』を読んでいます。なんともまわりくどい訳が外国作品らしく(もともとカミュがそういう書き方をする人なのかわからないので)…ある種の懐かしさが(笑)そう、中学の英語の宿題みたい!!


『ペスト』と言えばネズミですね。英語では、ハツカネズミなどの小型はマウス(Mouse、複数形はMice)、最近コマーシャルで耳にする方も多いであろうドブネズミなどの大型はラット(Rat)と呼び分けていて、日本語の「ネズミ」にそのまま相当する単語は存在しないそうです。この考えだとミッキーマウスはハツカネズミくらいなの?(((・・;)


今はあまり「鼠色」とかいいませんが、白と黒の中間にあたる無彩色一般の総称で、灰色と厳密に区別する際には、やや青色がかった色を言うそうです。
「四十八茶百鼠」と言われるほど数が多いんだそうですよ!


「消炭鼠」(けしずみねず)はチャコールグレー、「濃鼠」(こねず)はダークグレー、「銀鼠」(ぎんねず)がシルバーグレー。銀鼠のやや白っぽいものを「小町鼠」とも
…なんて粋でオシャレな名前なんでしょう!! 他に赤系統、黄色系統、緑に青に茶系統の色が混じったものにも素敵な名前がたくさん!!


「牡丹鼠」「葡萄鼠」「桜鼠」「山吹鼠」に「利休鼠」「松葉鼠」「呉竹鼠」「藍鼠」「空色鼠」…空色のネズミなんて物語がうまれそう♪ 「源氏鼠」に「貴族鼠」「桔梗鼠」「遠州鼠」などなど~まさしく「いろいろ」であります(*^^*)


灰色ってフランス語では「グリ(gris)」ドイツ語で
「グラウ(Grau)」……『ぐりとぐら』ってことはないですよね? ←読んだことがないので、あの動物が何か実は知らない(--;)


最後に粋な鼠色のお着物姿が似合ったに違いない、江戸っ子の池波正太郎先生のお言葉を…(^.^)


『白と黒の、たった二色で割り切ろうとしてはいけない』


まぜこぜの土壌から「人情」の花が咲くと思わねば、俗世間にまみれたワタクシ、耐えられません(´д`)