カラヴァッジョ

2016年03月30日

春雲便りNo.30:おやぢ旅日記その3~縄文の女神

浅草の朝はお寺の鐘で目覚める……ことはなく、だいたいいつも通りに起床。まったりゆったりの時間もあとわずか。 


朝9時半過ぎにはもう雷門前にワサワサ人がたくさんいました。人力車のおにーさんたちが「乗ってかない?」とナンパよろしく手当たり次第に声をかけまくっていました。お疲れさまです!!


私たちは地下鉄で上野に移動。ここもまたわかっていましたが、ウンザリするくらいの人です。そして満開に近い桜の樹の近くでは写真撮影する人たちが群がっていました。私も何か写真を撮らねば!と思い、野口英世像を撮影してみました……小さくてわかりにくいですね(; ̄ー ̄A


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上野には博物館・美術館があり展示会も多数開催中! カラヴァッジョ展やボッティチェリ展も見たかったのですが、ダンナはあまり関心がないので、地味に東京国立博物館の《縄文の女神》をメインに観ることにしました。


http://megami.town.funagata.yamagata.jp/megami.html


感想は……想像していたより小さかった!です(笑) 土偶の中では大きい45センチなんですが、ポスターやチラシで見た印象が強かったんでしょうか、私の中では1メートル近く巨大化していました……当時の焼き物の技術や設備を考えたら、ものすごい大作なのに……縄文の人々に申しわけない……反省! したはずなのに、他の土器や土偶のかけらを見ながら「ここでぐわ~んと時空が歪んで古代にワープ!……しない……のか、なんだ……残念」などと考えていました……人( ̄ω ̄;)


ミュージアムショップではもっと時間をかけていろいろ物色したかったのですが「おみやげ買うの? いらなくない?」と言われ、短時間でコソコソと「はにわくんクッキー」を買いました……今度は絶対ひとりで!!と思いましたねΣ( ̄皿 ̄;;


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アメ横にも行きましたが、建物が老朽化し耐震性があまりにも低いので建て替えやら補強やらで閉店するところも多いようです。いかにも……な危ない雑居ビルが目立ちます。働いている人たちはどうするんでしょう、他の場所を探すのかな? 普段地下鉄に乗ることがないので、寄り道して人形町駅から水天宮前まで歩いたり……。水天宮も浜離宮同様、都会に突然ドーン!な感じ。本来は静かな場所だったのにだんだんと道路やビル、人に囲まれたというのが正しいのでしょうけど。工事中ということでシートに覆われていました。当たり前ですが、マタニティショップが多かったです。


グダグダなおやぢ旅日記に3日間もお付き合いいただき、ありがとうございました。非日常を楽しんだワタクシ、また行ってみたいところ、体験したいことをリストアップして少しずつ実現できたらいいなと思っています(´∇`)


《胸ときめかせて買っておいた本:表紙はボッティチェリの「聖母子(書物の聖母)》

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《カラヴァッジョの「トカゲに噛まれる少年」……少年というよりオッサン又は寝起きのオバチャンに見えるところが好きです…見たかったな》

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rohengram799 at 08:12|この記事のURLComments(6)

2012年11月03日

サバ雲便りNo.3:心・美眼

今日は《文化の日》ですね~パチも大衆の娯楽文化なのでしょうか?本日から例のパチは『素敵な三角関係』という曲になりました……過激な三角関係なら週刊誌で良く見かけますけど(--;)三角関係というと百恵ちゃんの『絶体絶命』を思い出します。


さて…ワタクシ、久しぶりに『ギャラリーフェイク』(細野不二彦・漫画・説明は後で)を読んでおります。コンビニ限定で、コミックスをテーマ毎に再編集したようなヤツですが、私が選んだのは[美に魅入られし人々よ!!]


表紙はミレイの《オフィーリア》……ミレイと聞いて北原ミレイの石狩挽歌が浮かんだ私って…(-_-;)この絵は見たことはありますが、作者名は初めて知りました。「ハムレット」も話は知らないくせに“尼寺へ行け!!”とよく叫んでいたおバカさんな子どもでした。恥ずかしい…(T-T)


コミックス第30集に収録されている「美しきことは…」という話がとても印象深かったです。ここに登場する作品はガラバッジョ(検索するとカラヴァッジョなので私の読み間違いかも)《“若者たち”の合奏》。画廊で絵を見て一目惚れしたという女性(実は描かれた若者のひとりが初恋の男性に似ていたからなのですが)と美容外科医のふたりが購入を希望していました。フジタは人工的な美しさを造り出す医師ではなく彼女に絵を売ったのですが…。


外見にコンプレックスのあった彼女は美容整形と引き換えにその絵を手放してしまったのです(~_~;)美しさを手に入れた彼女にはもう懐かしい過去の想い出は必要なくなったということでしょうか…でもその美しさをずっと維持できるかわからないのに。


フジタが最後につぶやく言葉、本当にきれいなものが好きな人、探し求めている人にはわかるのではないでしょうか。


「それでも、俺は信じる。人間が生きるのはパンのためのみにあらず―崇高に美しいものを求めずにいられない―と。」


美術品、芸術品を鑑賞するということは、ある意味自分の「心」をその作者に審査されているのかもしれないですね。美を愛するにふさわしい人間かどうかを。


☆ギャラリーフェイク
表向きは贋作・レプリカ専門のアートギャラリー『ギャラリーフェイク』を舞台に、オーナー藤田玲司が、様々な登場人物と様々な美術品を通じて、時に世界を駆け巡り、「美とは何か?」を追い求める話。守銭奴・ビジネスでなく「美の探求者」としてブラックな部分もあるフジタはステキ♪美術・芸術・骨董・その背景となる歴史等の多分野に渡るウンチク的描写などオススメです!!


☆「合奏」ほかガラバッジョ(カラヴァッジョ)の絵画はコチラで!

http://rosa.yumenogotoshi.com/boy2.html



rohengram799 at 14:30|この記事のURLComments(10)
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