キジ

2019年02月06日

令月雲便りNo.9:チュウボウのサル

「チュウボウのサル」………タイトルを聞いて、小生意気な中学生を連想してしまいますが(あら、私だけ?)『厨房の猿』という絵画がありました。もう前からサルが住宅街に出没、大捕物のニュースが流れていますが、この絵がリアルに再現されたら恐ろしいですわ。「猿の軍団」……((( ;゚Д゚)))


【厨房の猿】
https://ameblo.jp/giantlimited/entry-11291479573.html



実家にキジの剥製があったのを思い出して(コレも怖かった)キジについて調べていたら「誕生鳥」なるものがありました。誕生花、誕生石、誕生星……なんでもありますなぁ。根拠はどこにもあるのかわからないけれど、確実に366種類は存在するってことですよね。誕生鳥はまぁいいとして、誕生魚とかはさかなクンくらいのマニアじゃないと喜ばないかも(;゚∇゚)


【誕生鳥&鳥言葉】
http://hijiki-to-oudon.com/birthdaybird/



サルとキジときたらやっぱり次はイヌでないと! 作者不詳の「犬」の詩です。



     「犬」


神は地と天を創造されたとき
花や樹を造られ
それからあらゆる生き物を
そして全ての鳥や蜂を創造された。
ご自分の仕事を完成されたとき
ひとつとして同じものはなかった。
神は言われた。
「これからこの地球を歩き、
それぞれに名をつけよう。」
それから神は地を、海を、往かれた。
神がどこに往かれても
力の限りその後を付いていく
小さな生き物があり、
地のもの、空のもの、海のものすべてに
名がついたとき
その小さな生き物が言いました。
「神様、僕にはもう、名前が残っていません。」
父なる神(God)は笑ってやさしく言われた。
「お前のことは最後まで残しておいたのだ。
わたしの名前を逆さにして与えよう。
おまえの名は、Dog(犬)だ。」





最後に……このセンスは一体いつのものなのか(´~`;)と思ったポスターをご覧下さいませ。


http://www.convention-w.jp/jssbji39/index.html


rohengram799 at 06:56|PermalinkComments(4)

2015年05月12日

碧雲便りNo.12:慟哭の家

台風の影響でしょうか、風がとても強いです。こちらも夕方には雨になりそう……皆さまもお気をつけ下さいませ。



~~『哭』は涙を流して声をあげる、「声涙(せいるい)相共(あいとも)に下る」という泣き方のこと。
『慟哭』この泣き方を最初にしたのは孔子で、最愛の弟子である顔回(がんかい)に先立たれた時に身も世もあらず「慟哭」(身悶えしながら哭する)したことが『論語』に書かれているそうです。~~


以前、泣き方の表現についてこんな記事を書きましたが、昨日は江上剛さんの『慟哭の家』を読みました。私は文庫で読みましたが、ポプラ社から一般書で発売される前にご本人が2013年2月8日のブログにこの本について書いていました。何年か前、ある新聞記事でダウン症の子どもとその母親を殺してしまった父親の事件を知ったことがきっかけだったそうです。


……僕は、涙が流れて仕方がなかった。
父親は僕とほぼ同じ年だ。同じ時代を生きて来て、それも真面目に生きて来てなぜ彼は子どもと妻(母親)を殺さねばならなかったのか?
僕の回りにも障害児を育てている親が何人かいる。彼らの苦しみもその記事から感じたのだ。僕の幼い頃にも回りに障害児がいた。彼らの顔も浮かんできたのだ。
僕は、折に触れ、編集者とこの父親のことを小説にしたいと話した。
拘置所で本人にも会った。事件に関する資料も少しずつ集めた。
しかし僕のイメージにわないのか、仕事としては進まなかった。
そんなときAさんという編集者が「やりましょう」と言って下さった。
それで2人で色々な人に会った。ダウン症の子どもを育てている親、医者、NPOの人たちなど…。
質問は「なぜ彼は殺したのか?殺さねばならなかったのか?」だ。取材を進めて行くうち今話題の出生前診断の問題や、いろいろな人たちの苦悩が自分の身に沁みて来た。
僕は、この小説を泣きながら書いた。……


内容はとても重くて、幼い頃に継母から虐待されて育った主人公が結婚し、子どもが生まれた。自分の理想とする威厳があり尊敬される父親、愛情深くしっかり家庭を守る母親、賢い子ども……そんな理想を描いていた主人公を現実が打ちのめす……他人に幸福を期待してはいけない、誰にも頼らず親子三人で生きていく……その決意が悲劇を招くのですが、果たして彼は本当に家族を愛していたから殺したのか、死にきれず死刑を望む彼の本心はどこにあるのか……。 



この本にはいくつかの施設や団体が出てきます。群馬にある国立の重度知的障害者総合施設という言葉を見た時には、本当にそんな施設があるのか?と思ったのですが、私が知らなかっただけでした。「国立のぞみの園は、重度の知的障害者に対する自立のための先導的かつ総合的な支援の提供、知的障害者の支援に対する調査及び研究等を行うことにより、知的障害者の福祉の向上を図ることを目的とする総合的な福祉施設です。」サイトをご覧下さい。


《独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園》

http://www.nozomi.go.jp



今日の本は感想が書きにくいというか、安穏とした毎日を暮らしている私に何かを言う資格があるのかとかいろいろ考えてしまったので、紹介のみにさせていただきます。





今は《愛鳥週間》(5月10日から16日までの野鳥愛護のために設けられた週間)ですね。「キジの記事」を見つけたので、ご覧下さいませ。昔、ウチにキジの剥製がありました。私の寝ていた部屋の床の間に他の置物とゴチャゴチャに飾ってありましが、一度も触れなかったです~(((^_^;)


http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=rekanazawa&id=39215761






rohengram799 at 10:26|PermalinkComments(12)

2012年04月23日

第748号:トキさま、ヒナが…!!

「月さま、雨が…」「春雨じゃ、濡れて参ろう」なんて情緒もなさそうな今日の雨~夕方には雷予報!!電車がまた遅れる予感がします(--;)皆さまのところは大丈夫ですか?


今朝の新聞一面はトキの話題でしたね。
『放鳥トキ/ひな誕生 国内自然界36年ぶり―環境省は22日、新潟県佐渡市で営巣し、産卵した放鳥トキのペア1組の卵がふ化し、ひなが誕生したと発表』


トキと聞くと、まず『北斗の拳』の「慈愛のトキさま」を連想してしまうワタクシ、ヒナにはケンシロウ、ラオウ…と名付けて欲しくなるのはオタッキーのサガでしょうか(>_<)


さだまさしさんの歌に『前夜(桃花鳥(ニッポニア・ニッポン))』ってありますよね。この言葉を聞くと、トキは国鳥なのかと思ってしまいますが、国鳥は「キジ」です(^^)/


♪桃花鳥(とき)が七羽に減ってしまったと新聞の片隅に写りの良くない写真を添えた記事がある
ニッポニア・ニッポンという名の美しい鳥がたぶん僕等の生きてるうちにこの世から姿を消してゆく
わかってる そんな事は たぶん


♪それより僕等はむしろこの狭い部屋の平和で手一杯だもの


今の時代もこんな感覚でしょうか?America西海岸に憧れた世代の孫たちは、何に憧れているのか…もしかしたら憧れるものなんて何も思いつかないのかも…いろんなモノがあふれている「今」だと。


「自然界では人間に山林を切り開かれて住む場所を追われた動物はたくさんいるのです。その中で唯一、自らの力で人間のテリトリーにで生活する方法を学んだのは鴉だけです。人間は鴉を害鳥とみなしていますが、狸や熊のように住む場所を追われた動物にとって、鴉こそが希望といえるかもしれません。」


『1/2の騎士』カラスについてですが、こんな文章がありました。何だかいろいろ考えてしまいます。タヌキはまぁなんとかでも…クマと仲良く暮らせるのは「おとぎ話の世界だけ」ではないかと思います。クマの被害に遭われた方々は本当にお気の毒でした。


『前夜(桃花鳥(ニッポニア・ニッポン))』
https://www.uta-net.com/movie/95673/





rohengram799 at 15:09|PermalinkComments(12)

2011年09月26日

第582号:魅せられて…?

相変わらず「孔雀熱」が下がらないワタクシ、本屋では必ず鳥関係の本をチェック!でも、私を満足させてくれる記述がない(ToT)


インド孔雀の真っ白なのはとても綺麗で、まさにジュディ・オング!!


♪ Wind is blowing from the Aegean…女は海~


まぁ、これはこれで楽しめたのですが( ̄ー ̄)


皆さまも羽が美しいのはオスだけだとご存知だと思いますが…雄の飾り羽は尾羽の様に見えるのは、上尾筒(じょうびとう)というヤツで、繁殖期が終わった後に脱落するらしいんですわ!!


「脱落」…いっぺんにあの羽がバサッ!!とおちるのかしら?それとも一本二本…みたいに少しずつ抜けていくのかしら?髪の毛も長くなったのをバッサリ切ると軽くなるから、オスも「ああ、一仕事終えてさっぱりスッキリしたぜ!!」とかんじるのかしら?


『とりぱん』(マンガ)でもキジが換毛期で尾羽がないという絵があって(孔雀はキジ科)やっぱり身軽な気分なのか!?と思ったり~(((^^;)


「やっぱりアレがないと落ち着かないぜ!!」みたいな孔雀はいないのかな~?人間がエクステを利用するみたいに、鳥の世界でも専門の美容師さんとかいたら笑えるのに…という妄想にいってしまうじゃないかっ!!


鳩が「オリーブは飽きたからインド孔雀の羽をくわえたいわ」とか白孔雀が「今日はレインボーカラーにして」とか……ふっ、好意的にみればメルヘンだけれど、やはりおバカさんの戯言ですわね(´Д`)




rohengram799 at 00:02|PermalinkComments(14)