ショパンコンクール

2017年04月15日

菫青雲便りNo.14:蜜と剣

直木賞と本屋大賞ダブル受賞の恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』来月には登場する曲を収録したエッセイ付きCD2枚組が発売されるとか。漫画『ピアノの森』でショパンコンクールの様子などドキュメンタリーしながら読んでいましたが、本で音楽を読む、しかも長編! 私は文庫になってからだなぁ。音楽関係の本では『シューマンの指』を読んだけれど、イマイチ私好みではなく、よくわからなかった、という記憶しかない(;゜゜)



クラシック音楽というと、小学生の頃、おそらく何かに影響されて(踊らされて?)シューベルトのに『未完成交響曲』のLP(笑)を買ったことがあります。そのLPが一部欠けていたので、交換してもらおうと、祖父と買ったお店に行ったのですが「そっちの不注意で割ったんじゃないの~?」みたいな店主の態度に小心者だった(過去形)ワタクシは泣きそうだったので、祖父がいてくれてよかったです。欠けたカケラも入っていなくて、出荷段階で不良品だったのだと思います。

www2.biglobe.ne.jp/~endoy/ONGAKU94.html




さてさて、蜂蜜と言いますと、東京で生後4カ月ごろから、市販のジュースに蜂蜜を混ぜて1日2回、約10グラム与えられていた男児が、ボツリヌス菌が原因の「乳児ボツリヌス症」と診断され、3月末に亡くなったというニュースがありましたね。これまで複数の発症例が報告されているが、記録が残る1986年以降、同症による死亡は初めてだとか。私は『美味しんぼ』で赤ちゃんに蜂蜜入りのパン粥を食べさせる話があった時に「赤ちゃん仁左衛門蜂蜜は危険」という抗議がたくさんあって、その後お詫びも載ったりしていたので、みんな知っていることだと思っていましたが、結構前の話題だし、お手軽に栄養が、と考えたんですかね? 男児にはかわいそうなことになりましたが、同じことがおこりませんように。



「口蜜腹剣」という四字熟語がありました。読み方 は「こうみつふくけん」。心地よい言葉をかけながら、心の中には悪意が満ちていることを言います。「口蜜」は甘い言葉、丁寧な言葉のこと。「腹剣」は腹の中に剣があるという意味から、心に悪意があることのたとえ。一見丁寧で親切に見えるが、邪な心を持っている人のことをいうそうです。中国の唐の時代の宰相、李林甫の計算高い狡賢さを評した言葉で「口に蜜有り腹に剣有り」の略。


字面だけ見て、ベッドでお戯れ中に美女に殺される、オッサンを連想して私って・・・記事タイトルにエロさを感じた方がいたら、お仲間ですね( 〃▽〃)←良い子は深く考えないように(笑)


rohengram799 at 14:56|この記事のURLComments(6)
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