空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

ナイフマガジン

暁雲便りNo.34:ことば汁

なんとなく摩訶不思議というか、物語の出だしはそうでもないのにだんだんアレヾ(゜0゜*)ノ?な方向にいってしまう短編集『ことば汁』(小池昌代)を読んでいます。タイトル自体がなんでしょ、これは(´・ω・`)?ですが……「女房」「つの」「すずめ」「花火」「野うさぎ」「りぼん」の6作品。


最初の作品はザリガニが出てきたのですが、次は鹿。老齢の詩人の「先生」に長年仕えてきた秘書の「わたし」。とある山間の別荘地のコンサートホールのこけら落としで、先生の朗読会が行われるので、わたしは先生を車に乗せて別荘地へと向かっている途中。読者から秘書になり30数年、結婚もせず「すべては先生のために」と先生のお世話をしてきました。朗読会では「鹿」を読むと先生は言います。


この詩の内容が私は結構気に入りました! 水を飲んでいた一匹の雌鹿が、若い狩人に恋をしてしまいます。水辺を守る神様にほんの少しでいいから人間の女になりたい!とお願いすると、2つの条件を快諾するなら願いを叶えようと言います。1つは「余命を半分もらうよ~」もう1つは「決して嫉妬しない」若い狩人には美しい妻がいます。でも一緒になりたいとか私だけを見て!とかそういう気持ちを抱いてはいけないと。約束を破ればすぐ鹿の姿に戻され、命はさらに半分に……それでも構わないと美しい乙女になったカノコちゃん←勝手に名付けました(笑) 狩人の前にあらわれ、想いを遂げますが、やはり嫉妬心は押さえきることは出来ず………鹿の姿で再び現れた時に狩人から一撃のもとに殺されてしまうのでした。ヨヨヨ( TДT)


なんて浪漫溢れるんでしょう~!ギリシャ神話みたいだ、と思ってよみ進めていたら、先生に「鹿」を読んでほしいという女が現れていたらしい。「今日は彼女を思って読みましょうかねぇ、ウヒヒ( 〃▽〃)」……わたしの中にムラムラムカムカとした何かが沸き上がる……(`Δ´)……先生とわたしのあいだに、まったく何もコトが起こらなかったのに!わたし、むしろ待っていたのに!めくるめく官能の世界を、肉体のよろこびも知らぬまま60歳になろうとしているのに……!!


次のインターで降りればもうすぐというときに、突然、爪が伸び始めてハンドルに絡みつき、頭髪からはツノが生えてきた! これは彼女の内面が見せているものなのか、事実なのか………そして「こんちくしょう! なにが詩人だ。老いぼれじじいめ、助平やろう」……老詩人を慕い、生涯をかけて自分を捧げてきたわたしもまた、助平なおいぼれのひとりであると、思い至ったのでございます……。



鹿って古代から神格化されてきましたし、清らかな乙女の象徴的なところもありますが、漢方薬としての効能も高く(どこの部分がナニにとか書きませんが)鹿のツノがワンちゃんのおやつとして販売されているのですね。ナイフの柄とかに最適!とかいうのは雑誌(ナイフマガジン)で見たことがありますが、犬のおやつは全く知りませんでした。



どこかで鹿を見かけたら、この話を思い出して下さい(≧∇≦)



咲雲便りNo.19:光る牙

♪光る海 光る大空 光る大地~


これは『エイトマン』の主題歌ですね。私はコレを見たことがなくて(田舎だったので中学くらいまでNHK総合に教育、ローカル2局しか映らなかった。『タイムショック』とか2週間遅れで見ていた記憶が……いわゆる“一部の地域の皆さま”でした)主題歌を知ったのはマンガ『あるまいとせんめんき』でした。同棲カップルの名前が「うみ」と「ひかる」で、二人のテーマソングだとか言っていました。


https://ameblo.jp/lilicarulica/entry-11288702091.html



さてさて……北海道日高山脈の王“羆(ひぐま)”と人間の激闘というか死闘を描いた短編小説のタイトルが『光る牙』でした。最近、ほっこりまったりが多かったので、コレにひきつけられました。


厳冬の日高山脈に写真撮影で入山したカメラマンが消息を絶ち、調査に向かった森林保護官(架空の道職員)の山崎と樋口はヒグマに襲われた無残な遺体を発見します。駆除隊が編成され、2人もライフルを手に人肉の味を覚えたヒグマの潜む山中に再び向かいます。山崎は元自衛官でレンジャー・バッジ保持者の設定。年下の樋口にアウトドアで生き抜く知恵を伝授しつつ、巨大なヒグマに一歩も引かず立ち向かう姿はなんというか……スゴいです。また一部の人間の身勝手さ(禁止されている罠を仕掛けるなど)思い上がりなどに腹立たしさもも……。雪山の自然や第三の相棒の四輪駆動車など、細部描写にリアリティがありました。



作者の吉村龍一さんは1967年山形県南陽市生まれ。高校卒業後自衛隊入隊。除隊後、近畿大学豊岡短期大学卒業。2012年に第6回小説現代長編新人賞受賞作『焔火』でデビューし、この作品が2作目だそうです。


私は山岳救助のマンガ『岳』や自衛隊訓練生を描いたマンガ『ライジング・サン』とか読んでいるし、マタギや熊の習性について全く知らないわけではないので(第583号:邂逅の森)わりと場面場面を想像して読めましたし、最後の闘いなどはドキドキハラハラでした。やはり『白鯨』『老人と海』を連想してしまいます。ただ何も知らない人には「食害事件」の悲惨さだけが目立って最初でイヤな気分になってしまうかもしれません。牙をむいた獣の表紙とタイトルを見てソッコー買う私みたいな人間はなかなかいないでしょう(; ̄ー ̄A



物語の羆は白熊だったのですが、「スピリットベア」という呼ばれ方がありました。


http://www.spiritbear.jp/spiritbear.htm



このスピリットベアについてはまた記事に出来たらいいなぁと思っています。



あかね雲便りNo.24:小さくても~満足!

テレビは朝から金環日食~こちらは曇りがちでしたが、観測できたようです。マンションの階段に子どもやら大人やらワサワサガヤガヤ…下の子は「ウルサイ」とご機嫌ナナメ(´д`)たしかに時間帯が…という感じはありましたね。ワイドショーとしては良い時間なんでしょうが(--;)


私はテレビで見たり、ブログ巡りをして皆さまの撮影された写真を見せていただいております。ありがとうございます(*^^*)


今日は新月でもあり、「小満」でもありますね~「小満(しょうまん)」とは秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、ほっと一安心(少し満足)すると言う意味らしい(((^^;)農作物の収穫具合が人の生死にかかわる時代には、麦などに穂がつくと「今のところは順調だ~よかった!!」と満足したことから小満と言う名前が付いたようです。
現代でも農作業に従事している方々には生育(成育)状況な気になりますよね。お田植えの終わった景色など見ると、豊かな秋の実りを願わずにはいられません。こいのぼりを片付ける目安にもなっているみたいですよ。


小さい満足、言葉にしたら「何それ!?」かもしれませんが、ささやかな幸せを喜べるっていいですね。私のささやかな幸せは何だろう? 昨日は本屋に寄り道はしたのですが、ピン!!とくる本が見つからず、例により『ナイフマガジン』を立ち読みしてきました。マタギの方々は、山菜取りにお出掛け!「アイコ」「ソデコ」「シトゲ」など聞いたことのない山の幸の写真がたくさんありました~コレはコレで楽しく満足でありました(^o^)


新月からだんだん満月になるように、皆さまの毎日も日々嬉しい出来事が満ちてきますように(^3^)/



第734号:春、スタンバイ(^3^)/

今日はおだやかないいお天気ですね。しかし、あちこちにまだ一昨日の砂山が見られました…そして明日はまた春の嵐が吹き荒れるとか(--;)そよそよと優しく吹く風さんはどちらにお出かけなのかしら?


昨日は本もかなり整理して売りにいってきました。査定をしてもらっている間にいろんな本を立ち読みして~駆逐艦に「蕨」の名前が!と前に書きましたが、「桃型」とか「梨型」もあるのですね。そしてナイフマガジンの巻末にあるマタギの連載をまたフムフム!!と読んできました。


前は熊の脂肪の真っ白さに「スゲェ!!」と感動しましたが、今回はウサギの筋肉に「スゲェ!!」でありました。マタギの方々に関しては『邂逅の森』を読んでから興味があり…山に入る時の儀式やナイフの使い方など、カラー写真で見ることができてとても感動します。ナイフというと危険な刃物のイメージがあるかも知れませんが、職人さんの技術はスゴいですし、柄(持ち手)やカバーなどは工芸品・芸術品です。


また「探梅」という言葉を知りました。まだ冬のうちに、春を待ちかねて野山へ早咲きの梅を探しに行くことだそうです。


『探梅や 枝の先なる 梅の花』(高野素十)


♪探しものは何ですか~見つけにくいものですか~陽水さんは夢の中に誘いましたが(笑)野山に入り見つけた梅の花は、海賊船のお宝以上の価値があったに違いありません(*^^*)「観梅」と「探梅」、よりアクティブな 「探梅」を冬の季語にしたのは芭蕉だという話です。


あ、買い取ってもらった本の代金は宮城米購入代金にあてました!!


今日は4月最初の月曜日、探梅の話題で明日に「ス“タンバイ”OK!!」です( ̄ー ̄)


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