ハナモク

2019年04月04日

春愁雲便りNo.3:めぐりあい

布施明さんの歌う『めぐり逢い紡いで』大塚博堂さんの曲だったわ〜忘れていた!


https://sp.uta-net.com/movie/4476/



以前「月白」という色の名前があることを欠きましたが「二藍(ふたあい)」という色の名前がありました。


「二藍」とは、藍の上に紅花を染め重ねた明るく渋い青紫色のことで、古くは紅のことを『紅藍 (くれない)』と表記していて、色名はこの紅藍と藍の二色の藍で染めたという意味からだそうです。この染色が行われるのは平安時代から。若年ほど紅を強めに、壮年ほど藍を強くするため、二藍は使用者の年齢によって各種存在していたとのこと。


https://irocore.com/futaai/



藍は日本人に一番似合う色だと言いますが、そこに紅を重ねる……「二藍」という言葉は「ふたつの愛」「ふたりの愛」に変換されてしまい、それぞれの相手への愛おしさが重なって美しい織物になっていき、後世に残る恋愛絵巻になるのかと、木の芽時らしい妄想してしまいます。


ここから♪めぐり逢い紡いで 愛の色に染め上げた〜 の最初に結びつくワケです(*´ω`*)




さてさて、昨日いつものようにいろんな本のチェックをしていたら司馬遼太郎さんの『妖怪』という本がありました。あの司馬さんが「妖怪 Σ(゚◇゚;)」となりましたが、ちょっと読んでみたいかも(笑)


http://pro.bookoffonline.co.jp/hon-deai/jidai-shousetsu/20170712-yokai-shiba-ryotaro.html



ようやく気温が春らしくなってくるとか……皆さま、ハナモクですよ🌸 どうぞ楽しくお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ



rohengram799 at 11:11コメント(2) 

2014年02月20日

紅雲便りNo.19:ハナモクの曲がり角 (^^;)(;^^)

今日は木曜日、ダンナさんと長男は仕事が休みであります~昔は『ハナモク』なんて流行りましたが、今はそんな言葉は使わないですね。『アフター5』とかもなんだかオヤヂ臭い気がするし、第一、仕事が終わらない(-_-;)


多分、この言葉が流行った頃、片岡義男さんの小説も皆さま、読んでいたのではないかしらん? 私は『誰もがいま淋しい』を買った記憶があります(笑)あと薬師丸ひろ子ちゃんの映画『メイン・テーマ』も見に行きました。なぜこんな話をするかといいますと、『木曜日を左にの曲がる』という、10人の主人公によって支えられた7編の書き下ろし短編小説集があることを知ったので(^.^) タイトルだけみましたが『鯛焼きの孤独』がなんか気になります。鯛焼きを頭から食べるか尻尾から食べるか真ん中からガブリかで彼氏とケンカになった←そんな話ではないハズ(;´д`) 『木曜日の曲がり角』だったら、誰と遊びに行くか、どこに行くかで週末の楽しさが違うぞ!みたいな感じがするのに「左に曲がる」ってなんだろ? このタイトルの作品も気になるので、見つけたら読んでみたいです。


ハナモクと打ち込んだら、花木という文字も出てきました。木曜日の花というと木蓮かしら?などと単純に「木」がはいっいるだけなのですが、考えてしまいます。木蓮は地球上で最古の花木といわれていて、1億年以上も前からすでに今のようなカタチだったみたいです。また昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたそうで(なんか記憶にある)これは花がランに似ているから。今はランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになったそうです。シモクレン(紫色)の色濃いものはカラスモクレンというのも初めて知りましたわ。もう少ししたら、ハクモクレンが咲くのでしょうか?


花を題材にした句に『錨草生れかはりて星になれ』(鷹羽狩行)というのがあるのですが、自分の中にくすぶっているモヤモヤした怒り(`Δ´)も、昇華されて星になったらいいのに……と思った1日でした。皆さまはハナモク・ハナキンをお楽しみ下さいませ!





rohengram799 at 19:13コメント(6) 
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