ハンカチーフの日

2013年11月03日

わた雲便りNo.3:ハンカチーフとハイヒール

今日は「ハンカチーフの日」だそうですが、1619年、リチャードウェストという人はこんな詩を書いていたそうです。


鼻水のでているお鼻をば、ソクラテスがしたように/帽子でふいてはならないよ、着物でふいてはならないよ
いつでも用意にもっている/ハンカチーフでおふきなさい
ゆびでも袖でもいけません/そんな子供は叱られます


子どもたちはこんなに昔から「ハンカチ、持った?」と言われていたことがわかりますね(´∇`)
あと『ガリバー旅行記』の作者はハンカチ集めが趣味だったみたいです。昔かなり大判サイズで基本は殿方の持ち物だったみたい。形もけっこうバラバラで、マリー・アントワネットが「国内のハンカチはすべて正方形にしましょうo(*⌒―⌒*)o」と言って、布告をルイ16世に出させたことから、彼女の誕生日11月2日に近い祝日を記念日として、日本ハンカチーフ連合会が1983(昭和58)年に制定そうな~「文句があったらベルサイユへいらっしゃい!」ってか?←実際はポリニャック夫人のセリフだけど( ̄▽ ̄;)


ルイ王朝といえば、太陽王と呼ばれたルイ14世!彼は、脚線美を競うためにハイヒールを履いていまたという話がありますね。その名も「ルイヒール」…そのまんまだ……ルイ王朝で愛用されたこの靴は、ハイヒールの原型になったそうです。テレビ番組《美の壷》でも特集されていました。


http://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file242.html


今日の新聞に「残念なヒール音」という投稿記事がありました。美術館でじっくり観賞している時に、コツコツというハイヒールの靴音がすると気になってしまう…というものでした。ワサワサしている展示場だと耳に入らないでしょうが、わりとゆったりした落ち着いた館内ではかなり響くというのはわかります。気になったらもう、ダメですよね。投稿者はスニーカーなど音の出ない靴を履いていくそうです。


ドラマなんかだと、絵画を眺めているイケメンか渋い刑事のところに、ハイヒールの音を響かせて黒髪の美しい犯人が登場!ドシリアスな音楽が流れてクライマックスに~でドキドキする展開になるのに、現実はキビシイ(´д`)


「お嬢さん、ハンカチをおとしましたよ」というナンパは今もあるんでしょうか? 私はこの前、コンビニのレジの前で思いきり文庫本をおとしました……ハズカシイ(*/□\*)


今日のタイトルで太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』『赤いハイヒール』を連想したアナタはきっと同世代に違いない~どうぞ皆さま、楽しい休日を!





rohengram799 at 15:50コメント(8) 
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