パニック

2016年02月28日

凍雲便りNo.15:その時ワタシは……

インフルエンザ脳症で、東海地方の病院に入院していた6歳未満の女の子が23日法的な脳死と判定され、臓器移植をするために25日、臓器の摘出が行われたというニュースと同時に、臓器を提供することを決めた女の子のご両親の手紙も公表されましたね。


『命は繋ぐもの。お父さんとお母さんがAちゃんに繋いだようにAちゃんも困っている人に命をつないでくれるかな?願わくば、お父さんとお母さんがAちゃんにそうしたように、AちゃんもAちゃんが繋いだその命にありったけの愛を天国から注いでくれると嬉しいな。
 お父さんより

 お母さんをもう一度抱きしめて そして笑顔を見せて

 お母さんより』



手紙後半部分ですが、自分自身に言い聞かせて納得しようとしているお父さんの気持ち、喉から血を流しながら叫んでいるかのようなお母さんの願い……せつなくてかなしくていたたまれません。ご両親のかなしみが癒えることはないかもしれませんが、提供を受けた子どもさんたちが元気になって女の子の分もたくさんよい経験ができますように。



職場にAED設置のシールが貼られていたので、いつ?どこにあるの?と店内を見回しましたが、ない……事務所なのかしら?


「どんな時にAEDが必要なのですか?」
「倒れている傷病者に、意識がなく、普段どおりの呼吸がないときに、AEDを使用してください。」……普段通りの呼吸がないとき……心肺停止状態では作動しないんですよね。そして、作動後はどうなるのか?が気になったので、フィジオコントロールジャパン株式会社というところのサイトをみてみました。


……万一の事態が起こり、AEDでの救命処置を行った際、傷病者が幸運にも意識を取り戻したとしても、救命パッドはそのままにし、電源を切らずに救急隊に引き継ぎましょう。
一度、心臓が正常に動き出したとしても、再び心室細動が起こる可能性があるためです。

使用後のAEDは、病院もしくは消防によって、内部に蓄積されたデータの抽出が行われる場合があります。このデータ抽出は、一般的には病院などから要請を受けたAEDメーカーが行いますので、そのような場合には是非協力して下さい。AEDに残されたデータは個人情報に十分配慮して取り扱われ、さらなる治療戦略の確認やAEDの普及にも役立てられます。
AED使用者には、専門のケアまで見据えた対応を。
今後、さらにAEDが普及し、処置方法などの知識が広まるにつれて、一般の生活者がAEDを使った救命を行うケースも増えると想定されます。
過去の使用事例を調べてみると、使用者は現場に居合わせた医療従事者やトレーナーなど、一定の専門知識を有する人が多く、一般の人の使用例は限られます。しかし、一般の生活者が使用した場合、或いはAEDを使用する事になった患者・家族には、「自分がした処置が正しかったのか?」と悩み、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの疾患を負うケースもあります。
過去の例では、心の問題を抱えてしまったAED使用者に専門のカウンセリングが行われ、改善された例も報告されていますが、周りのサポートも含めた注意深いケアが必要でしょう。……



AEDっていろんな会社が製造していて、駅やマンションなど同じタイプのもあれば、見た目が違うのもあって、事前に講習を受けていたとしても実際にその場面になったら「自分が教えてもらったのと(カタチが)違う!」とパニックになる気がしてきました。音声案内をしてくれるというけれど、メーカーにより声のトーンとか速さとか違うの?といろんなことが気になってしまいました。メーカーのホームページで使い方の映像とかありますけど。


どこかでこういう比較?みたいなのを体験出来ないのかと今日は仕事中にずっと考えていました。



明日で2月も終わりですね。気を抜かず、風邪をひかないようにしたいと思います~ 皆さまも健康第一で!




rohengram799 at 19:46|この記事のURLComments(6)
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