備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

タグ:ビートたけし

12月、気持ちだけはなんかセカセカとしてしまいますが、実際は何も進んでいないような・・・。

SMAPが解散してしまってツヨちゃんの話もなかなか見聞きすることがないのですが(そんなに熱心なファンではないのよねぇ)先月のAbemaTVはチラリと視聴しました(笑) ちょうど森くんのレース観戦の時で、慎吾ちゃんの表情にこちらもウルウルしてしまった!

ゴローちゃんがブログを始めたので、読んでいます。ゴローちゃんが一番書き物をするには向いているタイプなのかも。ツヨちゃんは・・・(^。^;)

【約二十年前の夜、お別れ会で握手を交わした森君の表情は、歳月と共にモノクロームに変わってしまっていたが、再会を境にまた鮮やかに色づき始めました。】


ゴローちゃんのブログ記事にこんなことが書いてあって、おお、なかなかの詩人ではないかと(笑) タケちゃんが週刊ポストの連載記事に「アイツもまだ自分だけの色みたいなのは出せてないよな。知的なもんに興味があるんならそっちを伸ばしたっていい。」と書いていたけれど、もしゴローちゃんが恋愛小説を書いたらどうなるのか、なんて考えてしまった!


さてさて・・・「政府は1日午前、三権の長や皇族らでつくる「皇室会議」を宮内庁で開き、天皇陛下の退位日について意見を聴いた。安倍晋三首相は、会議の意見を踏まえ、退位日を2019年4月30日とする決定をしたと表明した。皇太子さまの即位を翌5月1日とし、新元号を施行する。来週の閣議で正式決定する方針だ。」とのこと。

ダンナさんが「M・T・S・Hときて、次はなにかね? 書きやすいのがいいな」と言っていましたが、本当にどんな元号になるのか・・・平成に馴染んだかと思ったらサヨナラですもんね。初年度はいろんなところに影響があり、混乱しそうです。

今日もまだどんよりしたお天気ですね。明日は晴れるようですが、朝晩の気温差が大きそう……新聞の天気欄を見たら明日の長野は最高気温22℃で最低は9℃……( ̄□ ̄;)!! 体調を崩す人が続出しそうな……皆さまもお気をつけ下さいね。



さてさて、日曜日の読売新聞には《本のソムリエ》というコーナーがあるのですが、「自分を変え幸せになりたい…そんな私にオススメの本はありませんか」というスピリチュアル系自己啓発本をたくさん読み実践してきたが夢が叶わないという45歳の方の質問(?)がありました。回答者は作家の佐川光晴さんで福田恒存さんの『私の幸福論』をすすめていました。ちくま文庫から出ています。『男と女が初めて出会うとき、電車の中であろうが、路上であろうが、互いに見合った瞬間、それぞれに相手を裁いている。眼と眼を交わしたとき、それがいわば「勝負あった」瞬間である』とか『日常的でないものにぶつかったとき、即座に応用が利くということ、それが教養というもの』などなんか面白そうな本の予感(笑)


『私の幸福論』 福田恆存

http://epi-w.at.webry.info/201407/article_3.html

http://okanejuku.blog92.fc2.com/tb.php/433-79df765c



でも、私が注目したのは「話は変わりますが」で始まる最後の文章に出てきた『落語国』です。


~~~話は変わりますが、私はたまに寄席に行きます。先頃亡くなった桂米朝師匠が名づけた「落語国」の人々は、夢はかなわず、金持ちにもなれないのに、かわりばえのしない日々を実に愉快に暮らしていますよ。~~~



最後に(≧▽≦)な顔文字がつきそう~!と思いましたが、落語国という言葉は米朝師匠が言われたものなのですね。私は落語大好きな人々のことかと思っていましたが、ちょっと違った……でもこの国には関所もなく出入自由ですね(*´∀`)♪



落語国について検索した時に『落語国検察録 ご隠居検事の事件簿』(田子忠雄)という本があることを知りました。古典落語が「事件」として現在の検察庁に送られたとき、検察官はどう処理するのか? 『らくだ』の半次に恐喝罪。『黄金餅』の金兵衛に懲役三年。元最高検察庁検事の著者「ご隠居検事」が立ちあがり、落語国の懲りない面々の共述に悩まされながらも、冷静沈着、秋霜烈日、ときに抱腹絶倒の検察ぶりが描かれているそうです。こういうのを見聞きすると、人間の営みの基本は何億年たっても変わらないではないかと思いますわ。いろんなジャンルがあって、老若男女が楽しめて時代にも対応出来て……落語は娯楽の中でもbest3に入りますね(´∇`)
 


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今日は寒い!! 窓の外は完璧に「冬」ですね。職場のスタッフ通用口に巣を作ったツバメちゃん、ヒナもいるみたいだけど、こんな天気で大丈夫かしら?


今週、始業式や入学式が多いと思うのですが、ピカピカの一年生!と言えばランドセル、カラフルなものが多くて「赤と黒」の時代の私にはまぶしいくらいです。今年はバープルが人気とか? すみれ色の春、いいですね(*^▽^*)


読売新聞朝刊に、戦時中のランドセルの記事がありました。ランドセルを背負っていたとは思わなかったので(肩掛けカバンのイメージしかなかった)ビックリしましたが、素材にまたビックリです。以下、抜粋になります。


『布製の箱に柳の枝を編んだふたを付けたり、アケビのような蔓(つる)をカゴ形に編んでいたり――。江戸・明治期から戦後の学用品など約7000点を展示する「唐沢博物館」(東京都練馬区)には、戦時中から戦後にかけて使われたランドセルが並ぶ。目を引くのが、革に似せた「紙のランドセル」だ。』

『明治中期、西洋式軍隊の背負いかばんを参考に学習院で使われ始めたというランドセル。オランダ語の「ランセル」(背(はい)のう)が語源とされる。都市部を中心に普及したが、戦時下の1938年、軍靴などに使うため皮革の民間使用が制限され、竹や布といった代用品が登場した。』

『大正生まれだった記者の祖母も晩年、「昭和20年4月、配給の赤い紙のランドセルを背負って長女が新1年生になった」と回想録につづった。当時、疎開先の栃木県で入学した母(76)によると、子供にもひと目で紙とわかる粗末なものだったという。「ペラペラで雨にぬれると破れ、すぐにダメになった。両親はふびんに思ったのでは」と振り返る。』


《博物館についてのブログ》

http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=suginaminouen&id=23556970



『ランドセル地蔵尊』もありました。昭和20年7月8日、東京品川の原国民学校四年生だった神尾明治君がは開先の保育園で米軍飛行機の銃弾を受けて亡くなってしまいます。母親は彼が使用していたランドセルを、明治君に一番似ている堂内のお地蔵さんにかけて東京に帰りました。その母親もも昭和21年1月28日に亡くなったそうです。


《ランドセル地蔵》

http://www.kmine.sakura.ne.jp/kusyu/randoserujizou/randserujizou.htm



ランドセルというとあの伊達直人からのプレゼントを思い出しますが、彼もこのお地蔵さんの話を知っていたかしら? 違和感がないと言えばウソになる、ランドセルを背負ったお地蔵さん(背が高すぎるから?)ですが、そうしないではいられなかった母親の気持ちを考えると……。「地蔵は菩薩なんだよ。子どもたちを守って救うから子どもと同じ形(外見)をしているんだよ」と言っていたオタ息子の言葉を思い出す……地蔵菩薩は子どもたちの守ってくれる仏様、ありがとうございます。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。 




今回のことだけでなく、もう少し詳しく知りたいなと思ってケータイで検索することが当たり前になっている私ですが、週刊ポストに連載中のタケちゃん(ビートたけし)コラムで「女子高生が1日7時間スマホをやっている」というニュースに一番驚いたと書いていました。そして『「ネットで調べればいいから知識はいらない。要はネットを使いこなす頭脳だ」みたいな風潮はおかしいね。』とも。


……実際、ネットで何かを調べようとしても、その内容は電子辞書の域を出ていないし、「情報」なんてほとんどが雑誌や新聞の引用や又聞きなんでね。本当に「調べる」ということは、専門書を読んだり、その道の権威に話を聞いたりして「ネットに出ていないくらい深い内容を掘り下げること」なんだよ。……



ズシン!!ときました。お手軽に検索出来るので、そこで満足して、もうひとつ先に行こうとはしていなかった……本屋で立ち読みはしても、図書館に足を運ぼうまでは行かない……まぁアチコチに関心が分散しているというのもあるんですが、ちょっと余裕がほしい……生活にも脳内にも←いらない情報がたくさんあって新しいものを入れるスペースがなく、またあったとしてもすぐ忘れてしまいそう(;´д`)



ではでは、皆さまも風邪などひかないようにあたたかくしてお過ごし下さいませ。よい1日になりますように(^^)/




今日は久々に1日に2回更新~ブログを始めた頃は、サクサク毎日書いていたのですが(~_~;)


新聞やテレビでは高倉健さんの記事や話題でいっぱいでしたね。第13回日本文芸大賞エッセイ賞を受賞した『あなたに褒められたくて』というエッセイの話もありました。本屋さんに平積みになるのではないかしら? 私もタイトルは知っていましたが、読んだことはありません。


長い映画人生で出会った素敵な人たちとの関わりの中で感じたことを、一話ごと語るというスタイルで、最後はタイトルからもわかるように「お母さん」について……。ワイドショーでは特に「お心入れ」について取り上げていました。お茶の世界で、お客様へのおもてなしについての言葉らしいのですが、健さんらしくて印象深かったです。


……お心入れっていうのは、お互いにわかっているって、何も言わないで出すんだけれども、これだけはあなたのために自分は選んできたんだって言いたいけれども言わない。で、出されたほうは、これだけ気をつかっていただいて出してもらった、みんなわかってる僕、出さないものがあってもいいんじゃないかなあって思うんですよね……



話はかわりますが、和歌の仲間には、同じ単語を何度も入れて歌うものがあります。「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」……とか。これは「畳句歌」(じょうくうた)と言われて、素養のある昔の人の遊びだったようです。なんだか煙に巻かれたような気分になる歌ですから、相手によっては高尚な言葉遊びを理解出来ずに哄笑しながら「アナタ、どうかしてるよ」と言われるかも。そしたら「道歌(どうか)は、道徳的な、または教訓的な短歌のことだよ」とめげずに言いましょう( ̄▽ ̄;)


「目で見せて耳で聞かせてして見せて、やらせて褒めにゃ事ならぬなり」

これは山本五十六の有名な言葉「して見せて、言って聞かせて…」よりも古くから同じ意味の道歌が詠まれていたそうです。「今の若い者は…」が繰り返されるみたいだ。また「孝行をしたい頃には親はなし」ってよく聞きますが(実感であります)「孝のしどきは今とこそ知れ」と続いていたとは……「今今と今という間に今ぞなく今という間に今ぞ過ぎ行く」という畳句歌にまた戻ってしまう!! 三歩進んで二歩下がる、人類は宇宙に行ける技術を持ちながら、気持ちについては無垢なままではいられずに「永遠の幼稚園児」みたいに未成熟なままな人が大半なんでしょう……お前が言うか!ですね(;A´▽`A



「畳句歌」という言葉を見た時に思いうかんだのが、タケちゃんの初めての主演映画『哀しい気分でジョーク』でした。主題歌もタケちゃんが歌っています。


タケちゃんの役は売れっ子タレントの洋。多忙を理由に妻に逃げられ、ひとり息子の健と暮らしています。しかしある日、健が「脳腫瘍に冒されて命が長くない」事を知り、仕事を減らして息子との時間を作るようになります。懸命に探した脳外科医からも「手術の成功確率は低い」と聞かされ、途方に暮れてしまいますが、周囲の協力を得て、健とともに前妻が暮らすオーストラリアに向かうのです……ラストシーンで大泣きした記憶があります。ダンナが「ビートたけしの映画で泣くと思わなかった( TДT)」と言ってましたっけ。



タケちゃんが監督した健さん主演の映画、観たかったな……タイトルは『畳屋ケンちゃん』………(;゜∀゜)…………おやぢ、精一杯の『哀しい気分でジョーク』であります………お許し下さいまし。



今日から7月ですね~久しぶりにだらけた日曜日、といきたいところですがなんやかんやでお昼になってしまいました(--;)


7月最初のイベントはやはり「七夕祭り」でしょうか?去年は♪笹の葉、カレカレ~のむごいモノが店内に飾られていたのですが(おまけに最後はゴミ置き場に放り投げ)、お飾り店長が就任した今年はどうなる!?と思っていたら…金曜日の夜、私の休憩中にグリーンレンタルの業者さんが二本立て(胡蝶蘭ではないのですが)笹の葉の鉢を食堂に運んできました。


しかし…枝先が食堂の天井に届いたばかりでなくちょっと曲がっている状態…マネージャーは「7月に店に出すのでまぁ大丈夫ですよね」とそのまま~。ちょっとかわいそう…そしてなぜかビートたけしの名前で書かれたタケちゃんの『たけしくん、ハイ!』という小説を思い出した私でありました←竹に枝に高い…(~_~)とりあえず、お水は、ちゃんとあげて欲しいです!!


明日は出勤、どんな飾り付けになっているのか、短冊に書かれた願い事はなんなのか?……ふふふ( ̄ー ̄)皆さまは楽しい7月のスタートにして下さい!!


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