フランス
2019年06月18日
林鐘雲便りNo.16:フツフツと
中国四川省で大きな地震があったようですね。海外の事件、事故だと「日本人に被害はない」的な子とを言われますが、何年か前に新聞の投書で今は国際結婚も多くなっているし、パートナーが外国人という人もいるので、邦人は無事、という報道だけでは安心出来ない、みたいな記事があったのを思い出しました。国内の自然災害も多く、まだ被害から復旧していない場所も……。被害が拡大しませんように。
小さい頃は「ハワイ旅行」とかスゴい!と思っていましたし、高校時代に夏休みにハワイに行った同級生がいて、その時もその子の名字が某財閥と同じだったので、やはり金持ちなのかしら、スゲー!とバカな子の発想をしておりました。今では夏休みとか幼稚園の子でも海外旅行は当たり前!になっていて、ずーっと取り残された気分ですわ。まぁ、狭い世界はそれなりに居心地がいいから、大海を知らなくてもいいんですが(;´д`)
小さい頃と言いますと、小学生の頃『ベルサイユのばら』にハマった私は、フランスの人と文通することを夢みていました(笑) 当時の漫画雑誌の裏表紙には日ペンの美子ちゃんの他に、海外のペンパルを!みたいな広告もありました。業者が間に入って、日本語から外国語に、外国からの手紙は日本語に訳してお届けします、みたいなことが書いてあった気がする〜! 今も国内で「文通村」というのがあるので、やはり手紙を書きたい、もらいたい人は多いんでしょうね。
https://www.fumibito.com/
フランス語だけでなく英語もサッパリわかりません┐(´∀`)┌な私ですが、フランスの詩をフランス語で読むサイトを見つけました。う~ん、やっぱり何を言われているか全くわかりませんが、歌うような発音、言葉だなぁ、とその雰囲気は楽しめました。ユゴーがまだ準備中なのは残念でしたが、ランボーは『太陽と月に背いて』のイメージが強いので(詩の内容に関係なく)お耽美さが100倍になったように感じてしまう(;゜∇゜)
http://www.litterature.jp/poefra/
小さい頃は「ハワイ旅行」とかスゴい!と思っていましたし、高校時代に夏休みにハワイに行った同級生がいて、その時もその子の名字が某財閥と同じだったので、やはり金持ちなのかしら、スゲー!とバカな子の発想をしておりました。今では夏休みとか幼稚園の子でも海外旅行は当たり前!になっていて、ずーっと取り残された気分ですわ。まぁ、狭い世界はそれなりに居心地がいいから、大海を知らなくてもいいんですが(;´д`)
小さい頃と言いますと、小学生の頃『ベルサイユのばら』にハマった私は、フランスの人と文通することを夢みていました(笑) 当時の漫画雑誌の裏表紙には日ペンの美子ちゃんの他に、海外のペンパルを!みたいな広告もありました。業者が間に入って、日本語から外国語に、外国からの手紙は日本語に訳してお届けします、みたいなことが書いてあった気がする〜! 今も国内で「文通村」というのがあるので、やはり手紙を書きたい、もらいたい人は多いんでしょうね。
https://www.fumibito.com/
フランス語だけでなく英語もサッパリわかりません┐(´∀`)┌な私ですが、フランスの詩をフランス語で読むサイトを見つけました。う~ん、やっぱり何を言われているか全くわかりませんが、歌うような発音、言葉だなぁ、とその雰囲気は楽しめました。ユゴーがまだ準備中なのは残念でしたが、ランボーは『太陽と月に背いて』のイメージが強いので(詩の内容に関係なく)お耽美さが100倍になったように感じてしまう(;゜∇゜)
http://www.litterature.jp/poefra/
2019年05月08日
景明雲便りNo.5:15歳の窓
フランスでは「性行為への同意能力があるとみなされる年齢の下限を15歳に設定する」法律がある(https://news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20180328-00083211/) けれど、15歳……盗んだバイクで走り出す年頃と思うか、元服だな、と思うか、空に吸われちゃう!と思うか、まぁいろいろだわな………と考えた私の頭に浮かぶのは、中3の時に国語の教科書に載っていた中原中也の『吹く風を心の友と』。
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いてゐた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行つて、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いてゐるであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはぢらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだらうか
滲むやうに、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のまゝに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるやうに思はれる
それが何処か?――とにかく僕に其処へゆけたらなあ……
心一杯に懺悔して
恕(ゆる)されたといふ気持の中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだ――
最後の一連がとても印象的だった。私の15の春はどうだったかというと、今まで誕生日順だった出席番号があいうえお順になって、女子では万年2番だった4月生まれの私は急にうしろの方になって、なんだかヘンな気分でした。そして2組だったので、ABCだったら「3年B組だな」と思っていたような……おバカさんでした。
当時カップルらしいクラスメイトもいました。みんな気を使ってか、修学旅行(5月末)のグループを一緒にしたり、新幹線の席を隣同士にしたりとおせっかいをやいていたような気がする! 先生たちはちょっと複雑な顔をしていて、学期末の三者面談ではそれとなく「清く正しい男女交際」について話したとか聞きましたわ(;゜゜)
まだまだお子さまであり、大人のズルさに反発しながら、自分もだんだんその術を身につけていったり……40年前と今と精神年齢は変わらないような ヾ(@゜▽゜@)ノ
「社会の窓をあける」………いろんな意味で大変ですが、この絵本のように清々しい朝を迎えたい(o´Д`o)ノ゙
あさになったのでまどをあけますよ >> https://i.bookmeter.com/books/4346591
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いてゐた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行つて、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いてゐるであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはぢらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだらうか
滲むやうに、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のまゝに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるやうに思はれる
それが何処か?――とにかく僕に其処へゆけたらなあ……
心一杯に懺悔して
恕(ゆる)されたといふ気持の中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだ――
最後の一連がとても印象的だった。私の15の春はどうだったかというと、今まで誕生日順だった出席番号があいうえお順になって、女子では万年2番だった4月生まれの私は急にうしろの方になって、なんだかヘンな気分でした。そして2組だったので、ABCだったら「3年B組だな」と思っていたような……おバカさんでした。
当時カップルらしいクラスメイトもいました。みんな気を使ってか、修学旅行(5月末)のグループを一緒にしたり、新幹線の席を隣同士にしたりとおせっかいをやいていたような気がする! 先生たちはちょっと複雑な顔をしていて、学期末の三者面談ではそれとなく「清く正しい男女交際」について話したとか聞きましたわ(;゜゜)
まだまだお子さまであり、大人のズルさに反発しながら、自分もだんだんその術を身につけていったり……40年前と今と精神年齢は変わらないような ヾ(@゜▽゜@)ノ
「社会の窓をあける」………いろんな意味で大変ですが、この絵本のように清々しい朝を迎えたい(o´Д`o)ノ゙
あさになったのでまどをあけますよ >> https://i.bookmeter.com/books/4346591
2019年02月02日
令月雲便りNo.3:ウロムロ
「木のウロ」って「樹洞(じゅどう)」って言うのか~と思っていたところ、ダンナさんが「ウロい」とか言い出した! 「エロい」じゃなくて「ウロい」ってナニ? そんな言葉、聞いたことがない!と思って調べたら仏教用語で「有漏無漏」という四字熟語がありました。無為とかは聞いたことがあるけれど、無漏という言葉があるとは知らなかった。
煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有漏」は煩悩から脱することが出来ない人のこと。「無漏」は煩悩を振り払い、悟りの境地に達した人のこと。
話し言葉では一生使うことがないような気がする(-∀-`; )
さてさて、以前書いたような気がしますが、フランスでは今日はクレープを焼いて食べる日だそうです。「クレープ=原宿」のイメージがいまだに消えない私です。小さい頃、母が作ってくれた薄焼き(小麦粉を水で溶いて薄く焼いたもの。タマゴが入っていたか記憶にない)を思い出します。生地に味がないので、黒蜜ときな粉をかけて食べていました。
https://esse-online.jp/42099?display=b
あとフランスのブルゴーニュ地方にあったという押し入れベッドにしか見えないボックス・ベッド! 子どもの頃にコレがあったら楽しかっただろうな(笑)
http://karapaia.com/archives/52270443.html
煩悩のある人と、煩悩の無い人のこと。仏教の言葉。「漏」は六根(感覚器官である目、耳、鼻、舌、身、意の六つ)から漏れ出るもの、転じて煩悩のこと。「有漏」は煩悩から脱することが出来ない人のこと。「無漏」は煩悩を振り払い、悟りの境地に達した人のこと。
話し言葉では一生使うことがないような気がする(-∀-`; )
さてさて、以前書いたような気がしますが、フランスでは今日はクレープを焼いて食べる日だそうです。「クレープ=原宿」のイメージがいまだに消えない私です。小さい頃、母が作ってくれた薄焼き(小麦粉を水で溶いて薄く焼いたもの。タマゴが入っていたか記憶にない)を思い出します。生地に味がないので、黒蜜ときな粉をかけて食べていました。
https://esse-online.jp/42099?display=b
あとフランスのブルゴーニュ地方にあったという押し入れベッドにしか見えないボックス・ベッド! 子どもの頃にコレがあったら楽しかっただろうな(笑)
http://karapaia.com/archives/52270443.html
2019年01月06日
萌月雲便りNo.8:スカンポのスープ
読書メーターを見ていたら『きこりとおおかみ』という、フランスの民話についての感想が。フランスって民話のイメージがなかったのだけれど、「赤ずきんちゃん」とか「長靴をはいた猫」「シンデレラ」とかフランス生まれ(笑)なんですね。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/eucoc/entry-11751120113.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
この本に出てくる「スカンポのスープ」気になる! スカンポは地方により「ギシギシ」とか呼び方が違うみたいですね。前も食べられるということにショーゲキを受けた気がしますが、外国でスープというので、余計に気になりました。こちらの記事ではスープに関する思い出がせつないです。
【スカンポのスープ】
https://plaza.rakuten.co.jp/solar08/diary/200909270000/?scid=wi_blg_amp_diary_next
あと、歌もあってビックリ(*゜д゜*) 「みかんの花咲く頃」だけじゃないのか!
【酸模(すかんぽ)の咲く頃】
https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/doyo/sukanpo.html
民話と童話は何が違うのか? フランス民話集とかフランス童話集とかあって、なんとなく違いがわかるおやぢだったのですが(ウソです)やはり疑問を持つ人が多かったみたいで、検索したらいろいろ出てきました。また気になった時に読み返せるように貼り付けておこうっと!
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/blog.mayoi.tokyo/folktale/about-folktale/2016/04/561/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/eucoc/entry-11751120113.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
この本に出てくる「スカンポのスープ」気になる! スカンポは地方により「ギシギシ」とか呼び方が違うみたいですね。前も食べられるということにショーゲキを受けた気がしますが、外国でスープというので、余計に気になりました。こちらの記事ではスープに関する思い出がせつないです。
【スカンポのスープ】
https://plaza.rakuten.co.jp/solar08/diary/200909270000/?scid=wi_blg_amp_diary_next
あと、歌もあってビックリ(*゜д゜*) 「みかんの花咲く頃」だけじゃないのか!
【酸模(すかんぽ)の咲く頃】
https://www.worldfolksong.com/sp/songbook/japan/doyo/sukanpo.html
民話と童話は何が違うのか? フランス民話集とかフランス童話集とかあって、なんとなく違いがわかるおやぢだったのですが(ウソです)やはり疑問を持つ人が多かったみたいで、検索したらいろいろ出てきました。また気になった時に読み返せるように貼り付けておこうっと!
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/blog.mayoi.tokyo/folktale/about-folktale/2016/04/561/%3Famp%3D1%26usqp%3Dmq331AQGCAEoAVgB
2017年01月29日
夢雲便りNo.21:おとなりのかみさまのおくりもの
以前、ミロの『乳房の神話学』について書きましたが、共著の『おなら大全』には、古代エジプトではクレピトゥス(音鳴り神)というおならの神様がいたらしいと書かれているとか!「お隣の神さんはおなら大明神だった‼」などとアホなことを考えてしまいました。また、キリスト教によって、おならは悪として封じ込まれるに至り、18世紀はおならの黄金時代で、「自由放屁協会」という秘密結社までできだそうです。検索すると本当にこの組織について出てきたのでビックリです~興味ある方は調べてみましょう(◎-◎;)
フランスの絵本に中国の民話をもとにした『いいにおいのおならをうるおとこ』という絵本があります。フランスのイメージが~と思いますが『乳房の神話学』にストリップについての記述があり、そこにはこんなことが書いてありました。
そもそもストリップは一八五五年頃、アメリカ西武の酒場で、信仰に無縁な黄金探しの連中やならず者の気晴らしのために考え出されたものである。そのエロチックなショーは一世紀の一九五五年二月、パリのエリートと目される人たちによって藝術的ショーとして認知された。(P227)
フランスは世界一エロスやその関連するものに関心のあるお国柄なのかも?・・・って偏見かしら💦 でもアメリカだとすればただ脱いだ!どうだ!よく見やがれ!みたいな豪快なイメージがありありますが、フランスだと裸にエプロン(もちろんふりふりレース)的な、ちょっとファンタジー感があるような・・・って違うだろ!・・・でも日本の着物と足袋、チラリズムには敵うまい!と思うおやぢの妄想は置いといて、あらすじを(^。^;)
あるところに、欲ばりな兄と正直な弟が住んでいました。少しでも物事がうまく行き、成功すると彼は兄に正直に報告します。兄はすぐに弟の真似をしますが、いつも失敗。
ある日、暖炉に落ちていた豆を弟が拾って食べるたら、なんと!とんでもなくいいにおいのするオナラが出るようになり、弟はオナラを売って大金を得ました。それを聞いた兄は同じく豆を食べ、意気揚々と村長のパーティーへオナラを披露しに行きます。
そのパーティーは阿鼻叫喚になることは安易に想像出来ますね~子どもが大喜びしそうな絵本です。兄は意地悪じいさん的でありますね。いい人になんでも真似してラクに儲けようとする、ズルい隣人や兄弟など・・・こういうのも世界共通の概念なんでしょう。
今日はいくつも記事を書いては途中で消してしまったり大変でしたわ~この文章もいつも以上に誤字脱字が多いかもしれません。お許しを!
フランスの絵本に中国の民話をもとにした『いいにおいのおならをうるおとこ』という絵本があります。フランスのイメージが~と思いますが『乳房の神話学』にストリップについての記述があり、そこにはこんなことが書いてありました。
そもそもストリップは一八五五年頃、アメリカ西武の酒場で、信仰に無縁な黄金探しの連中やならず者の気晴らしのために考え出されたものである。そのエロチックなショーは一世紀の一九五五年二月、パリのエリートと目される人たちによって藝術的ショーとして認知された。(P227)
フランスは世界一エロスやその関連するものに関心のあるお国柄なのかも?・・・って偏見かしら💦 でもアメリカだとすればただ脱いだ!どうだ!よく見やがれ!みたいな豪快なイメージがありありますが、フランスだと裸にエプロン(もちろんふりふりレース)的な、ちょっとファンタジー感があるような・・・って違うだろ!・・・でも日本の着物と足袋、チラリズムには敵うまい!と思うおやぢの妄想は置いといて、あらすじを(^。^;)
あるところに、欲ばりな兄と正直な弟が住んでいました。少しでも物事がうまく行き、成功すると彼は兄に正直に報告します。兄はすぐに弟の真似をしますが、いつも失敗。
ある日、暖炉に落ちていた豆を弟が拾って食べるたら、なんと!とんでもなくいいにおいのするオナラが出るようになり、弟はオナラを売って大金を得ました。それを聞いた兄は同じく豆を食べ、意気揚々と村長のパーティーへオナラを披露しに行きます。
そのパーティーは阿鼻叫喚になることは安易に想像出来ますね~子どもが大喜びしそうな絵本です。兄は意地悪じいさん的でありますね。いい人になんでも真似してラクに儲けようとする、ズルい隣人や兄弟など・・・こういうのも世界共通の概念なんでしょう。
今日はいくつも記事を書いては途中で消してしまったり大変でしたわ~この文章もいつも以上に誤字脱字が多いかもしれません。お許しを!