ブラ

2015年01月13日

福雲便りNo.11:この胸のトキメキ( 〃▽〃)

『デザイナーの孫の新作ブラジャーは不要なれども記念に買いぬ』(東京都・五十代ひさ)


新聞の短歌投稿欄で見つけました~作者は八十代 だそうです。なんともほほえましい! おばあちゃんだから買えますが、おじいちゃんにはちょっと購入が難しい記念品!! ♪たとえ身につけなくても~私には記念品~(笑)

しかし「五十代・ひさ」と年齢が50代で愛称が「ひさ」なのかと一瞬考えて焦ってしまいました(^o^;)
ワタクシの名前にもこの文字があり年齢も……ブラジャー不要というより面倒なので着けたくない(; ̄ー ̄A

20年くらい前から『1/2成人式』とか学校行事のひとつになっているようですが、10歳を迎えた娘がいる家庭では、母娘で話して一緒に「ファーストブラ」を買うようにワコールとかで勧めているとか。そんな言葉があるのか……とビックリです。私たちの時代は中学入学をきっかけに…が多かった気がしますが(もちろん発育の良い子は保健の先生からとかブラを着けた方がいいよ、などの指導があった)女の子がいる家庭は大変そう……!!

http://www.wacoal.jp/fairytiara/sp/nibunnoichi_seijin.html


ブラジャーの語源はフランス語「ブラシェール(brassiere)」を英語音化したもので、アメリカでも口語では「ブラ」と呼ばれるそうな。ブラジャーの原型は、1889年、フランスのHerminie Cadolle(エルミニー・カドル)によって発明されたが普及には至らず、当時は「ブラジャー」という呼称でもなかったそう。1913年にアメリカのMary Phelps Jacob(メアリー・フェルプス・ジェイコブ)が、コルセットに代わるものとして特許を取得し、1914年にワーナー・ブラザーズ社が特許を買い取り、販売したことで一般に普及。日本でブラジャーが普及したのは、1950年代に入ってからだそうです。

小学校の時、やはり4年生くらいでしたか、ワコールのコマーシャルでライダースーツみたいなヤツのファスナーをおろすとブラだけ!みたいなのが流れていて、男子がジャンパーのファスナーをさげて真似していたのを思い出しました~おバカさんないい時代でしたわ( ̄▽ ̄;) あとブランデーをジンジャーエールで割ったものを「ブラジャー」というとか('_'?)


小学生は多感な年頃ですが、親友を目の前で失うことになった小学四年生の深い傷と再生を描いた『約束』をタイトルにした石田衣良さんの短編集を読んでいます。石田さんて私の中ではとってもナルシストな作家というイメージで、やたらベタベタした恋愛小説が得意な人という思い込みがあったのですが(文庫本の表紙がそんな感じのが多かったからかしらん……表紙買い・タイトル買いをする私なので)今回はじめて読んでみて、ちょっと認識が変わりました(笑)

ただちょっとファンタジーが強すぎて(亡くなった親友が現れる『約束』や亡くなった父親から電話がきて長男の身体の不調が治る『天国のベル』←ザックリ説明しすぎですが)ひとつだけ読めば「いい話だ」になるのですが、続けてだとう~ん……な気持ちになってしまいますね。まだ読みかけなんですが、ちょっとお腹いっぱいになりつつある、やさぐれ気味なワタクシ。3年間引きこもりの息子が外に出たと思ったら事故に遭い、片足を失うことに…自分はリストラ、妻は息子の顔色をうかがいながら毎日おどおど……ある時、息子がダイビングに興味を示して……の『青いイグジット』は死者が出てこなくて、この中ではちょうど雰囲気が違うかも……息子は元々、素直なやさしい子だったんだろうなと思いました。短い作品なんですが、よかったです。


それではフンドシを締め直して、違う、キチンとブラを着用して(これもどうかと思いますが)仕事にいってきま~す(  ̄ー ̄)ノ





rohengram799 at 10:45コメント(16) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ