マムシ
2014年03月06日
東雲便りNo.5:蠢(うごめ)くおやぢ
ワタクシ、新しいメガネに替えて新しい世界が開けたような気がします(笑)右目が強度の乱視のためレンズはいつも在庫無しのお取り寄せで1週間くらい出来上がりを待つのですが、今回はそんなことをいってられないので「とりあえずあるものでお願いします!」とスピーディーに仕上げていただきました! 少し落ち着いたら本当に度のあったよいメガネを買って、今かけているのをスペアにしたいと思います。
さてさて…今日は『啓蟄』ですね。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくる時期です。「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味が、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味があるそうです。
古い中国語で「虫」は広く動物を意味していて、なんと虎を「大虫」と呼んだ例もあるとか。陰陽五行で季節に生物を配分した五虫では、春は鱗虫(蛇魚等)、夏は羽虫(鳥等)、秋は毛虫(獣等)、冬は介虫(蟹等)……少しも風情を感じませんが、中央に裸虫(つまり人間)が配されているそうです。
日本語の「ムシ」は自然発生する小動物の総称と考えられていて、ヘビはムシの中には入っていなかったのですが、中国語の虫偏のついた蛇が入ってきたことにより、ヘビもムシとして扱われることに……! マムシっていますが、これは「ムシの中の虫」「真のムシ」という意味で「真虫(まむし)」と呼ばれるようになったそうです~ビックリですな(@ ̄□ ̄@;)!
日本人は無類の虫好きらしく(そんなことはない!という方もいらっしゃるでしょうが)平安時代から「虫放ち」「虫聞き」「虫合わせ」といった遊びがさかんで、虫売りという鳴く虫を売る商売もりっぱに成立していたそうです。今もスズムシとか売っていますよね。
『啓蟄』が和歌や俳句に取り上げられることはそれほど多くなく、季語として俳句にさかんに詠まれるようになるのは、近代になってからで、特に高浜虚子以降だとか。今回は虚子ではなく他の方の俳句です。
『啓蟄や指輪廻せば魔女のごと』(鍵和田ゆう子)
ゆうこさんのゆうの字は「禾(のぎへん)」に「由」だそうです。この漢字とは違うかも…変換しても見つからなかった。 「釉子」なのかな?
指輪をまわしても、髪をほどいても、メガネをはずしても(笑)乙女は魔女になれるかも……しれない!!
さてさて…今日は『啓蟄』ですね。春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくる時期です。「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味が、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味があるそうです。
古い中国語で「虫」は広く動物を意味していて、なんと虎を「大虫」と呼んだ例もあるとか。陰陽五行で季節に生物を配分した五虫では、春は鱗虫(蛇魚等)、夏は羽虫(鳥等)、秋は毛虫(獣等)、冬は介虫(蟹等)……少しも風情を感じませんが、中央に裸虫(つまり人間)が配されているそうです。
日本語の「ムシ」は自然発生する小動物の総称と考えられていて、ヘビはムシの中には入っていなかったのですが、中国語の虫偏のついた蛇が入ってきたことにより、ヘビもムシとして扱われることに……! マムシっていますが、これは「ムシの中の虫」「真のムシ」という意味で「真虫(まむし)」と呼ばれるようになったそうです~ビックリですな(@ ̄□ ̄@;)!
日本人は無類の虫好きらしく(そんなことはない!という方もいらっしゃるでしょうが)平安時代から「虫放ち」「虫聞き」「虫合わせ」といった遊びがさかんで、虫売りという鳴く虫を売る商売もりっぱに成立していたそうです。今もスズムシとか売っていますよね。
『啓蟄』が和歌や俳句に取り上げられることはそれほど多くなく、季語として俳句にさかんに詠まれるようになるのは、近代になってからで、特に高浜虚子以降だとか。今回は虚子ではなく他の方の俳句です。
『啓蟄や指輪廻せば魔女のごと』(鍵和田ゆう子)
ゆうこさんのゆうの字は「禾(のぎへん)」に「由」だそうです。この漢字とは違うかも…変換しても見つからなかった。 「釉子」なのかな?
指輪をまわしても、髪をほどいても、メガネをはずしても(笑)乙女は魔女になれるかも……しれない!!
rohengram799 at 20:02|この記事のURL│Comments(6)