ヴィガネッラ
2010年11月16日
第332号:どうして昔から人は…
どうして人は昔から 光やあたたかいものにふれようとするのか ずっと考えていたよ
週刊モーニングに載っていた『ファンタジウム』という漫画にこんな言葉がありました。そして、イタリアのヴィガネッラという村に設置されたという、巨大な鏡のこともはじめて知りました。
ヴィガネッラは、トリノの北東120km、県都ヴェルバーニアの北西30kmに位置し、アルプス山脈の高い山々に囲まれたアントローナ谷 (it:Valle Antrona) にある村。アントローナ谷は、西から東へと向かって流れる川に沿ってうがたれた深い谷で、集落は海抜580mほどの場所にあります。
村の北には2000mを超える山がそびえ、村の南には1500m~2000mの稜線が東西に横たわるという地理的条件のため、冬季には長期にわたって村に直射日光が射さないのです。
その期間は、毎年11月11日から2月2日まで…実に83日間!!
日照に欠けた状況を改善するために、村は2006年11月、標高1100mの山腹に巨大な鏡を設置しました。
鏡は、14枚の鋼板を組み合わせたもので、幅8m、高さ5m、重量は1tを超えます。コンピュータ制御で方向調整が可能、太陽を追尾して太陽光を反射させ、800mほど離れた村の広場に届けています。これにより、1日6時間光が射すように!
鏡の設置にかかった費用は10万ユーロであり、これは住民1人当たりに換算すると450ユーロ…高いのか安いのかわかりませんが…。
漫画には『今も村人は交代で毎日鏡を磨いているそうです。生きるための輝きをたやさぬように』とかいてありました。
暗闇期間を照らす、希望の光…ああ、なんでこんなステキな話題を見逃していたのかと反省しました。
新聞各紙でとりあげられていたのに~4年前、私は何をしていたのか?例によって記憶にございません( ̄▽ ̄;)
週刊モーニングに載っていた『ファンタジウム』という漫画にこんな言葉がありました。そして、イタリアのヴィガネッラという村に設置されたという、巨大な鏡のこともはじめて知りました。
ヴィガネッラは、トリノの北東120km、県都ヴェルバーニアの北西30kmに位置し、アルプス山脈の高い山々に囲まれたアントローナ谷 (it:Valle Antrona) にある村。アントローナ谷は、西から東へと向かって流れる川に沿ってうがたれた深い谷で、集落は海抜580mほどの場所にあります。
村の北には2000mを超える山がそびえ、村の南には1500m~2000mの稜線が東西に横たわるという地理的条件のため、冬季には長期にわたって村に直射日光が射さないのです。
その期間は、毎年11月11日から2月2日まで…実に83日間!!
日照に欠けた状況を改善するために、村は2006年11月、標高1100mの山腹に巨大な鏡を設置しました。
鏡は、14枚の鋼板を組み合わせたもので、幅8m、高さ5m、重量は1tを超えます。コンピュータ制御で方向調整が可能、太陽を追尾して太陽光を反射させ、800mほど離れた村の広場に届けています。これにより、1日6時間光が射すように!
鏡の設置にかかった費用は10万ユーロであり、これは住民1人当たりに換算すると450ユーロ…高いのか安いのかわかりませんが…。
漫画には『今も村人は交代で毎日鏡を磨いているそうです。生きるための輝きをたやさぬように』とかいてありました。
暗闇期間を照らす、希望の光…ああ、なんでこんなステキな話題を見逃していたのかと反省しました。
新聞各紙でとりあげられていたのに~4年前、私は何をしていたのか?例によって記憶にございません( ̄▽ ̄;)