不動産

2017年08月09日

竹春雲便りNo.8:見張るオトコ

台風5号はようやく温帯低気圧になったようですが、大変な風雨の被害を受けた皆さま、御見舞い申し上げます。今度は猛暑! 体調が本当におかしくなりますね・・・(;´Д`)



そんな中、タイトルと表紙買いした、イギリスの作家フィル・ホーガンが書いた『見張る男』を読み終わりました。「見張る」といっても、探偵でも監視員でもないのです。彼の仕事は不動産仲介業。イギリスの小さな町で仕事をしているヘミング、彼は今までに売った家の合い鍵をすべて持ち(°Д°)家主のいない間に勝手に上がり込み(;・ω・)隠れて彼らを観察することが日課となっている・・・!Σ( ̄□ ̄;)


ある日、町で見かけたアビゲイルに一目惚れ、彼女の家の鍵を手に入れるために行動し、ついに殺人まで・・・! もう、ストーカーじゃないの?みたいな・・・不動産屋に不信感を抱く作品ですわ。文章は淡々と彼の仕事(?)というのか趣味を聞かされているよう。家に入ったらこんなことをするんだよ、とか。このように人の家はこんな感じで・・・と、引き出しを漁るのなんて当たり前、ビデオ撮影もしたり。幼い頃の諸行も「なんでコイツを放置したんだ!」と思う出来事で・・・コレが中途半端に入るのが、ちょっと詠みにくいかな。



ラストの「いいではないか? これがわたしなのだ。いくつもの計画の守護者。もちろん、わたし自身の計画はない。わたしは片隅にいて、聞き耳を立て、観察しているだけで幸せなのだ。そして、あなたの次の引っ越しをわくわくしながら待っている。わたしは背景に溶けこみ、あなたの空気を吸う。静かに家に入っていく。愛を届けるために。」・・・イヤイヤ、待たないで! あなたのは愛じゃない~!」とゾワゾワしてしまいました((( ;゚Д゚)))




見栄はる男もイヤですが、見張る男はもっとイヤ・・・彼の洞察力、行動力などは確かに素晴らしいのですが、それはもっと違う方向に行くべきだったと思います。


rohengram799 at 07:26|この記事のURLComments(0)

2017年02月14日

初花雲便りNo.11:みずてん

Kindleの無料版の積ん読(電子書籍も積ん読というのかしらん?)をせっせと読んでいますが、知らないことばとか聞きなれない表現が多く、ほー!となっています。


タイトルの「みずてん」は、漢字だと「不見転」と書き、意味は「あと先を考えずに行動をすること。」だそうな。

 
もともとは花札で相手や場の状況を見ず(考えず)手当たり次第に札を出すことをいった(この場合、不見点と書く)らしい。また、金次第で誰にでもすぐ身をまかせる芸者のことを、相手を見ずに金次第ですぐ転ぶということから不見転といったそうな。ここから花札や芸者に関係なく、あと先を考えずに行動することも不見転というようになったそうです。


この言葉、今は死語になっているようですが、不動産業界では「物件を見せないで(ご案内しない)契約に持ち込む事」をミズテン契約と言っていたとか。相手がそれで良くてお金もうけにするとかはなったら😉🆗✨っていうのは・・・バブル期の不動産投資だったらあり得ますね。


というのは私も、東京でひとり暮らしをする時も、そのあと一回引っ越した時も、契約はすべて兄まかせだったので、当日までどんなところに住むのかは、知らなかったのでした( ̄▽ ̄;)





rohengram799 at 18:15|この記事のURLComments(10)

2012年05月16日

あかね雲便りNo.17:夏来たり 隣はナニをした人ぞ(~_~;)

昨日は「不思議ちゃん」とのお仕事でぐったりしましたが、今日明日は「熱視線」の方とお仕事です。熱い視線をパチ台に向ける、いわゆるガン見!!ってヤツですか? まだこのクセ(なのか?)が出るみたいです(´д`)


さて、ここ数日隣の部屋のワンちゃんが朝5時くらいからワンワン!!吠えまくってうるさかったのですが(ダックスフントがちょっと小さくなったような犬、種類はわかりません)2日ばかり前におとなしくなり、ヤレヤレ~と思っていたら、今度はナニやら見知らぬ方々が部屋の前に(((・・;)「引っ越しにしては…ヘン!」と思っていましたら、わざわざご挨拶に不動産屋さんが…そのオジサンによりますと[競売物件]になっていたとのこと(-_-;)「ウチが今後管理しますが、リフォームなどでちょっとご迷惑をかけるかも」というお話をして粗品のボールペンを2本くれました(((^_^;)


管理費を滞納しているらしいという話や駐車場代を払わないとかはなんとなく噂できいてはいましたが…奥さんと子どもも何年か前から見なくなったし…。新築マンションで、入居時も同じだったのですが(15年くらい前)あんまり感じがよくないオジサンだったので、挨拶程度(こちらからのみ)だったけど、まぁ、テレビで見るような出来事が隣の部屋であるとはビックリでした。


私が初めて東京で暮らしたアパートの隣もオジサンで、よく演歌をかけていました。次に引っ越したアパートの隣人は、一年くらいいましたが、会ったことがなかったです。時間帯がズレていたのでしょうね。ただ一回、私の部屋のドアを夜にやたらノックする人がいて……コワイので無視していたら「○○、開けろよ~!!」との野太い声が(゜□゜)「○○って誰!?イヤだぁ(ToT)」とビビっていたら「おい、こっちだよ!!」…隣の部屋を訪ねてきたらしいです。隣も住人は男性だったということがこの時わかりました('~`)


ちなみに私は兄が探してくれた場所に、山梨から親戚のお兄さんと母が来てくれた当日に引っ越し先に行くという…大変ものぐさな田舎の子でした!!



rohengram799 at 10:30|この記事のURLComments(15)
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ