乳房の神話学

2019年05月22日

景明雲便りNo.17:しんせかい

昨日はニュースでいうほど荒れた天気にはならなかったワタクシの住まい周辺ですが、救急車のサイレンが朝から……体調を崩す人が多くなっても仕方ない、おかしな天気ですね。今日は気温が30℃近くになるとか? 皆さまもお気をつけ下さいませ。




さてさて、どこかで見た「心施」という言葉が気になり検索しました。

【心施】
http://m.bukkyo-u.ac.jp/about/sentiment/word/detail/155



まだまだほおずきの季節には早いですが、こんなものも。

【黒ほおずき】
http://motokurashi.com/flower-kurohozuki/20150722



火災があったノートルダム寺院について、フランス文学者の高遠弘美さんが書いた記事を読みました。
読みやすかったです。


【パリのノートルダム大聖堂の現在と過去と未来】

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64659


再建にはいろんな意見がありますね。そのことに関してこう書かれています。


「それでも、私はノートルダム大聖堂を再建してほしいと願っています。

それは単にフランスの、あるいはカトリックの祈りの場所だからというのではなくて、かつての私のように、異教徒であろうと、魂が浄化される瞬間をたしかに感じることのできる場所を永遠に失ってはならないと考えるからでもあります。」



魂が浄化される瞬間をたしかに感じることのできる場所………ノートルダムの鐘の音が響いてきたような、一瞬だけ行ったことなどないのに自分も「そこ」にいたような気持ちになりました。



高遠さんは以前書いた『乳房の神話学』の訳者であります((*゚∀゚*))

https://www.kadokawa.co.jp/product/321603000855/





何か心浮き立つ、楽しいことがたくさん見つかる1日になりますように………さぁ、「新世界へ!」(*・ω・)ノ


rohengram799 at 08:17|この記事のURLComments(0)

2018年01月19日

新光雲便りNo.14:108

おやぢが愛読する週刊誌のひとつ、週刊ポストの1/26号には「花の82年組アイドル」特集があり、おお、懐かしい!な気分になりましたが、もっと気になる特集が・・・それは「巨乳の世界史」!(笑)


マリリン・モンローには驚かないけれど、マリー・アントワネットの名前があったのにはビックリ! ウェストの細さはよく聞きますが、バストもう豊かだったらしいです。紹介記事によると「身長158センチ、バスト108センチ、ウェスト58センチという記録が残る伝説の美女。」とありました。108センチ(;゚∇゚)


p150の記事の最初には

「この阿呆めが。女を見るならまず胸をというのが鉄則ではないか」 1000を越える文献を調べ上げ、『巨乳の誕生』を上梓した安田理央氏によれば、ルイ15世はオーストリアから息子のためにマリー・アントワネットを迎える時、胸の大きさを確認しなかった秘書官をこう怒鳴り飛ばしたという。 歴史が証明するように、世界ではすでに17世紀から大きな胸に対する価値が高かったが、意外にも日本では重視されていなかった。


と書いてありました。日本社会で「胸」が意識され始めたのは、第二次世界大戦後、欧米文化が流入してからだそうです。


日本って胸よりもお尻の大きい、安産型というか、子どもをたくさん産めそうな女の人に重点をおいていたような気がする・・・!


しかし、いろんな研究本があるものですね。『巨乳の誕生』、目次だけでもなんかワクワク感が・・・ちょっと読んでみたくなりました(((o(*゚∀゚*)o)))


http://www.ohtabooks.com/publish/2017/11/17155544.html



rohengram799 at 20:41|この記事のURLComments(4)

2017年05月09日

起雲便りNo.9:男らしさ

『男らしさの歴史』とかいうタイトルの本が全三巻で発売中らしいです~評論ではなくて、それぞれの年代ごとの男らしさを現した(?)作品がまとめてあるようです。


【各巻をつうじて明瞭になるのは、男らしさの規範が時代によって変遷してきたこと、男らしさという一見普遍的な価値観が、歴史をつうじて何度も「危機」にさらされ、解体の淵にまで追い込まれ、そして新たな社会と文化の基盤のうえで刷新された形で再生してきたということである。危機と再生と変貌――それが男らしさの歴史を特徴づける。
(監訳者・小倉孝誠)】



19世紀は、男らしさの美徳が最大限に影響力をふるった時代になるらしい。とにかく強くあれ、勇敢であれ、何に対しても!って感じで、家庭でも権力者だったんでしょうねぇ。繊細な神経の殿方など絶対に許されなかった気がします。


『女らしさの神話』という本もあるみたいですが、女らしさは神話なのか(笑) しかし、どういう人がこのテの本を詠むのでしょうね? 性差の問題について研究する学者肌の人なのか、心理を追求したい人なのか? 私は『乳房の神話学』は読みますが、こちらはイマイチ興味がないですね(;´∀`)


そう言えば、私が小6になった時に担任が「6年生らしく」と書いて家の勉強机に張りつけておきなさい!と言った気がする・・・下級生の面倒をみて、中学生になる自覚を持ちなさいってことなんでしょうが、結構漠然としてますよね~。書きながら、1年生の教室に給食当番でいったことや、掃除をしたこと、集団投稿で手提げ鞄を持ってあげたこととか思い出しましたわ。



新聞にこんな句が投稿されていました。


『何だつてできる男でありたくて今日はパンツの穴を繕ふ』 (仙台市 岩間啓二さん)


年齢がわからないのですが、若者ではないような気がする・・・パンツは下着のパンツ以外浮かばないし(笑) 「繕いもの」とか言わない気がするし・・・どうなんだろ? しかし靴下でなくボタンつけでもなく、パンツなのはスバラシイです(o^ O^)シ彡☆





rohengram799 at 18:26|この記事のURLComments(4)TrackBack(0)

2017年01月29日

夢雲便りNo.21:おとなりのかみさまのおくりもの

以前、ミロの『乳房の神話学』について書きましたが、共著の『おなら大全』には、古代エジプトではクレピトゥス(音鳴り神)というおならの神様がいたらしいと書かれているとか!「お隣の神さんはおなら大明神だった‼」などとアホなことを考えてしまいました。また、キリスト教によって、おならは悪として封じ込まれるに至り、18世紀はおならの黄金時代で、「自由放屁協会」という秘密結社までできだそうです。検索すると本当にこの組織について出てきたのでビックリです~興味ある方は調べてみましょう(◎-◎;)



フランスの絵本に中国の民話をもとにした『いいにおいのおならをうるおとこ』という絵本があります。フランスのイメージが~と思いますが『乳房の神話学』にストリップについての記述があり、そこにはこんなことが書いてありました。

そもそもストリップは一八五五年頃、アメリカ西武の酒場で、信仰に無縁な黄金探しの連中やならず者の気晴らしのために考え出されたものである。そのエロチックなショーは一世紀の一九五五年二月、パリのエリートと目される人たちによって藝術的ショーとして認知された。(P227)

フランスは世界一エロスやその関連するものに関心のあるお国柄なのかも?・・・って偏見かしら💦 でもアメリカだとすればただ脱いだ!どうだ!よく見やがれ!みたいな豪快なイメージがありありますが、フランスだと裸にエプロン(もちろんふりふりレース)的な、ちょっとファンタジー感があるような・・・って違うだろ!・・・でも日本の着物と足袋、チラリズムには敵うまい!と思うおやぢの妄想は置いといて、あらすじを(^。^;)



あるところに、欲ばりな兄と正直な弟が住んでいました。少しでも物事がうまく行き、成功すると彼は兄に正直に報告します。兄はすぐに弟の真似をしますが、いつも失敗。
ある日、暖炉に落ちていた豆を弟が拾って食べるたら、なんと!とんでもなくいいにおいのするオナラが出るようになり、弟はオナラを売って大金を得ました。
それを聞いた兄は同じく豆を食べ、意気揚々と村長のパーティーへオナラを披露しに行きます。


そのパーティーは阿鼻叫喚になることは安易に想像出来ますね~子どもが大喜びしそうな絵本です。兄は意地悪じいさん的でありますね。いい人になんでも真似してラクに儲けようとする、ズルい隣人や兄弟など・・・こういうのも世界共通の概念なんでしょう。



今日はいくつも記事を書いては途中で消してしまったり大変でしたわ~この文章もいつも以上に誤字脱字が多いかもしれません。お許しを!



rohengram799 at 17:17|この記事のURLComments(8)

2017年01月18日

夢雲便りNo.10:見ろ!のヴィーナスたち

青池保子さんの漫画『イブの息子たち』シリーズに見せたがりのヴィーナスが出てきたことがありました。あまりにも見せたがりなので、フローラが髪の毛をボンドでガッツリかためていましたわ💦 よく教科書などで見る、大きい貝殻の「ヴィーナスの誕生」を思い出して下さいませ(((^^;)


年末からチマチマとミロの『乳房の神話学』(角川ソフィア文庫)という本を読んでおります。このミロという人はヘンなことに研究熱心なのか、他にも共著でありますが『おなら大全』とか『でぶ大全』とかあります。


エロ本ではなくて、神話の時代から豊穣の象徴としての乳房、彫刻やら絵画やら、文学やら、本当に色んな話が詰まっていて、なかなか先に進めません。信じられないことでありますが、とにかく胸を見せたい!チラリズムではなく、バーン!となんの恥じらいもなく見せまくる女性が溢れた時代があり、教会にも平気で行ったらしいです。隠しなさい!イヤよ!で、教会などが困っている様子などが書いてありました。フランス、ルイ王朝の時代の話ですかね。肉体美(?)に目覚めた女性たちが凄すぎます・・・!


「この聖なる場所に来たりて、なにゆえかほどに身を飾り立て、体形をわざわざ見せつけてまで、人々の視線を集めようとなさるのか。胸も肩も腕もむき出しにするのみならず、贅を凝らした服装をするのがふさわしいとお考えか。ここは偉大なる救世主であられる主が、至高の肉体を通じて、不滅を願う魂に滋養を与え、貞潔への愛を吹き込み、色欲の焔を消して下さる場所。だのにあなた方ときたら、あえて申し上げるが、自分の肉体で人々の目を奪い、魂を惑わせ、官能をかき立て、情欲の火に油を注いでいるではないか。この不信心はいかなるものか。イエス・キリストの肉体にあなた方の肉体を、神の慈愛にあなた方のみだらな愛欲を並べようとでも言うおつもりなのか。」(p77〜78)


本当はもっと口汚く罵りたいのでしょうけど( ̄~ ̄;)


1692年には、胸を隠すファッションが流行した。といって、まったく隠してしまうのではなく、「スティンケルク」という薄手の肩掛をかけるだけだったのだが、それはその年の夏、ベルギーのスティンケルクで、取るものも取りあえず戦闘に加わり勝利を収めたフランスの将校連中が、ぞんざいにネクタイをしめたままで戦ったことに由来する、いわば戦勝記念のファッションであった。(P80)



『ベルばら』を読んだことがある方ならわかると思うのですが、パリの下町のおかみさんたちが肩にかけて胸のところで結んでいるショールみたいなヤツ、あれは「フィシュー」というらしいです。アントワネットの晩年の肖像画にも見られますね。貴族の方々などは豪華なものを身に着けていたようです。サイトの張り付けが出来ないのですが、gooブログの「Vばら(ある創作&つぶやき)」(10/18)を検索して、画像を御覧になって下さい。他の記事も家具や人形、時計などアンティークでステキな物の話がたくさんなので、漫画に興味ない方でも楽しますので・・・オススメします(*^^*)



この本には文学の中の乳房についてもたくさん書かれていて、短歌や詩、風刺画やポスターなどの写真もあり、世の中の移り変わり等もわかります。まぁ買うのにちょっと勇気がいるかもしれませんが。また500ページ近くあるので持ち歩きには適さないかも(´-ω-`) サクサク読めないし、私も自宅でしか読まないです。だからいつまでも読み終わらない!



大きくても小さくても、女性ならこのうっとおしさがわかるのではないかしら、という桂信子さんの歌で今日は〆たいと思います。


『ふところに乳房ある憂さ梅雨長き』


rohengram799 at 12:30|この記事のURLComments(8)
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