備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

人形

古暦雲便りNo.24:わたしのお人形

『わたしのお人形』という短編集を読んでいます。
http://orangebunko.shueisha.co.jp/book/4086803313

表題作は笑ってしまったし『廃団地探検隊』は、なんかほっこりしてしまって、全部がおどろおどろしいホラーという感じはしないかな。あと一編で読み終わります。

板橋アンティックドール美術館、こちらは閉館したようですね。
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/hyakujyu2.hamazo.tv/a8478337.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D

*****

人形というと、まだ小学生の頃、LUXだったと思うけれどとても泡立ちのいい石鹸のコマーシャルがあって「まるで博多人形のよう(な肌)だ」と言うところで、私と兄は毎回爆笑しておりました。なぜかはわからない……男の人の言い方がいかにも!なイケメン風な声色だったからなのか、無意識にエロさを感じて照れ隠しで笑っていたのか。

当時の映像は見つからなかったけれど、似たようなことを思った方のブログがありました(*´∀`)
https://gamp.ameblo.jp/090-8947-7838ms/entry-10444155523.html


♪博多に行くときは一人でも、帰りは人形と二人連れ……こんな歌? 謡曲? があるそうで。YouTubeは慌ただしい年末に視聴するにはゆったりし過ぎていたのでパスします( ̄▽ ̄;) お土産に博多人形ってことですね。他にも博多人形の備忘の果実たちを 🍊

【正調博多節】
http://senshoan.main.jp/minyou/seicho-hakata-word.htm

【博多人形作家 中村信喬】
https://www.daiwahouse.co.jp/mansion/premistclub/premist_salon/vol22_p1/

【作品】
https://www.nihonkogeikai.or.jp/works/1105/

【博多人形】
https://hands.net/hintmagazine/staff/hakata-1f-staff/1f.html

【寅の置物】
ふるさと納税返礼品・ホワイトタイガー ✨
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.satofull.jp/amp/products/detail.php%3Fproduct_id%3D1256902%26usqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D



大相撲の九州場所で力士の博多人形が映るのが楽しみだったなぁ。今は相撲中継も見なくなってしまいました。



清遊雲便りNo.5:ブルーな水曜日

東京オリンピックの表彰式での衣装が発表されましたが、本当にコレなの? とビックリしました Σ(・ω・ノ)ノ 色合いはいいとしてデザインが……ダサ過ぎる……なんか恥ずかしい……!

https://www.fashionsnap.com/article/2021-06-03/tokyo2020-costume/



*****


かなしみはかたまり易し濃紫陽花(こあじさい)


岡田日郎氏のこの句を読むと星野富弘さんの小菊の詩も浮かんできます。



よろこびが集ったよりも
悲しみが集った方が
しあわせに近いような気がする

強いものが集ったよりも
弱いものが集った方が
真実に近いような気がする

しあわせが集ったよりも
ふしあわせが集った方が
愛に近いような気がする


*****


お人形さん〜! 好みはわかれそうだけれど(笑) こういう妖しくて美しいものを見て癒されたい〜!


https://www.vanilla-gallery.com/archives/2021/20210608b.html


*****


タイトルがなかなか思いつかなくて、テキトーにつけてしまったのだけれど(^o^;) 久しぶりに渡辺真知子さんの「ブルー」を聴きました。こちらは当時より大人versionにアレンジされていて、また素敵……!

https://youtu.be/VYo8ufB8afw



皆さま、どうぞよい1日を♪(o・ω・)ノ))




紅樹雲便りNo.29:人形と狼

芸術の秋〜いろいろ美しいものがありますが、人形作家の小池緋扇さんは昭和2年生まれだそうです。作られるお人形さんたちはセクシー(≧▽≦)


【小池緋扇さんの作品】
http://koike-hisen.com/artwork



あと懐かしい人形劇の作家さんはこの方でした。

【プリンプリン物語の人形作家・友永詔三(ともなが あきみつ)さん】

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/matcha-jp.com/jp/7263%3Famp%3Dtrue%26usqp%3Dmq331AQOKAGYAZLortfBiNjX0QE%253D



『人形と狼』という夢野久作の短い話がありました。絵画とか彫刻品とか高価であってもなくても、心をゆたかにしてくれる美しいものはたくさんありますね(*´ω`*) 以下、全文です(青空文庫より)。



 お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。狼は大喜びで走って来てみると、それは誰かが落した大きな人形でした。
「ええ、この役立たず奴めが」
 と狼はあと足で蹴散らかしました。
「乃公おれのたべ物にならない位ならば何だって人間の形をして生まれて来た」
 人形はニコニコして答えました。
「お気の毒様ですね。あなたのように何でも可愛がる事を知らないものには私は役立たずに見えるでしょう。しかし人間の中には私を生命よりも大切な友達にして下さる方がいくらでもありますよ。私は狼のお役に立つよりも人間のお役に立った方がうれしいと思います」




「乃公」は「おれ」と読むのですね。知らなかった!




追記:首里城全焼のニュースに驚きました。なんで!そんなことに…( TДT) 日本、大丈夫でしょうか…。

春愁雲便りNo.12:ドール

「キワニスドール」は何も書かれていない裸一貫(?)のお人形さんです。使い方は人によっていろいろ。こんな活動があることを知りませんでした。
https://tokyo-kiwanis.or.jp/doll

人形といえば……お風呂が沸いたことを知らせてくれるあの音楽は「人形の夢と目覚め」というのですね。
http://www.worldfolksong.com/sp/classical/piano/dollys-dreaming.html


人形といえば……part2 (笑)
五月人形を飾り始めるお家もぼちぼちでしょうか? お菓子のパッケージはこいのぼりが目立つような
今はオシャレなデザインのこいのぼりがあるのですね。RAINBOW! +。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+
http://blog.eunoia.shop-pro.jp/?eid=131


ついでにコチラも(^◇^)

【鯉のぼりの本】
https://book.asahi.com/article/12277752


【恋のぼり】……まさかあるとは思わなかった゚(ノ゚Д゚)ノ
https://www.lovecosmetic.jp/koimaneki/friend.html?sp




* 土日は更新をお休みさせていただきますm(__)m
また月曜日に (*・ω・)ノ

清和雲便りNo.6:人形

♪夢を見る人形と みんな私を呼ぶの 風に揺られ 白い風船 飛んでるみたいと

昨日は田舎の月遅れのひな祭りでした。雛人形ではないけれど、伊藤つかさちゃんの「少女人形」が脳内に~。作曲は南こうせつさんでした。うん、らしいメロディです。

小林秀雄さんが昭和37年(1962年)10月に「朝日新聞」に発表した随筆『人形』、短いので全文載せます。この年はウチの兄が生まれた年。自分が作者の立場だったら、娘さんの立場だったら、夫だったら、妻だったら・・・。全く空気を読めない人間係ひとりでもいたら、と考えると恐ろしい。ただ、そこにいて、静かに穏やかに、何年経っても癒えない深い傷を当たり前のように共有する、そんな人間になりたいと思った作品でした。吉野弘さんの詩『夕焼け』の娘さんを思い出しました。



『或る時、大阪行の急行の食堂車で、遅い晩飯を食べていた。四人掛けのテーブルに、私は一人で坐っていたが、やがて、前の空席に、六十恰好の、上品な老人夫婦が腰をおろした。
細君の方は、小脇に何かを抱えて這入って来て私の向いの席に着いたのだが、袖の蔭から現れたのは、横抱きにされた、おやと思う程大きな人形であった。人形は、背広を着、ネクタイをしめ、外套を羽織って、外套と同じ縞柄の鳥打帽子を被っていた。
着附の方は未だ新しかったが、顔の方は、もうすっかり垢染みてテラテラしていた。眼元もどんよりと濁り、唇の色も槌せていた。何かの拍子に、人形は帽子を落し、これも薄汚くなった丸坊主を出した。
細君が目くばせすると、夫は、床から帽子を拾い上げ、私の目が会うと、ちょっと会釈して、車窓の釘に掛けたが、それは、子供連れで失礼とでも言いたげなこなしであった。
もはや、明らかな事である。人形は息子に違いない。それも、人形の顔から判断すれば、よほど以前の事である。一人息子は戦争で死んだのであろうか。夫は妻の乱心を鎮めるために、彼女に人形を当てがったが、以来、二度と正気には還らぬのを、こうして連れて歩いている。多分そんな事か、と私は想った。
夫は旅なれた様子で、ボーイに何かと註文していたが、今は、おだやかな顔でピールを飲んでいる。妻は、はこばれたスープを一匙すくっては、まず人形の口元に持って行き、自分の口に入れる。それを繰返している。私は、手元に引寄せていたバタ皿から、バタを取って、彼女のパン皿の上に載せた。彼女は息子にかまけていて、気が附かない。「これは恐縮」と夫が代りに礼を言った。
そこへ、大学生かと思われる娘さんが、私の隣に来て坐った。表情や挙動から、若い女性の持つ鋭敏を、私は直ぐ感じたように思った。彼女は、一と目で事を悟り、この不思議な会食に、素直に順応したようであった。私は、彼女が、私の心持まで見てしまったとさえ思った。これは、私には、彼女と同じ年頃の一人娘があるためであろうか。
細君の食事は、二人分であるから、遅々として進まない。やっとスープが終ったところである。もしかしたら、彼女は、全く正気なのかも知れない。身についてしまった習慣的行為かも知れない。とすれば、これまでになるのには、周囲の浅はかな好奇心とずい分戦わねばならなかったろう。それほど彼女の悲しみは深いのか。
異様な会食は、極く当り前に、静かに、敢えて言えぱ、和やかに終ったのだが、もし、誰かが、人形について余計な発言でもしたら、どうなったであろうか。私はそんな事を思った。』




【小林秀雄プロフィール】
http://www.shinchosha.co.jp/sp/writer/1511/


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