人生案内
2017年07月04日
蘭月雲便りNo.3:愛と死をみつめて
♪ まこ・・・ 甘えてばかりで ごめんネ みこは とっても倖わせなの
タイトルからこの歌を思い出した方もいるかしら・・・と思いつつ、今日の新聞に私のブログでは結構お馴染みの瀬々倉卓治さんが選んだ川柳を読んだので。「愛別離苦」という言葉が浮かんできます。
「愛と死を等価交換 雨十景」(大網白里市 滝沢ゆき子さん)
人生案内の相談内容も、生と死について考えてしまいました。自分は医学科に進学したかったのに塾に通わせてもらえなかった、実力不足もあるかもしれないが、塾にいくことができたら違っていたかも・・・特に将来の希望もないし、成績も悪くはない高校生の妹は夏期講習に通うというわせてもらっていてうらやましい、というような10代の女子大学生の悩みでした。回答は哲学者の鷲田清一さん。
「あなたは医師になりたかったのに、その道に進めなかった。でも医師は人のいのちを預かる仕事。どんないのちも選別せずに、いのちあるかぎり尊びつつあたる仕事です。このいのちとあのいのちのどちらが大事かと比較するなど、あってはならないことです。」そして「妹のようにきちんとした塾に通えていたら、自分も医師になれていたのに・・・・・・と妹を羨むより、自分はほんとうに医師をめざす心構えができていたのかどうか、胸に手を当てて自分に質(ただ)すことを先にしてください。」と締めくくりました。
同じく今日の新聞にコミックエッセイの広告があったのですが、『親が終活でしくじりまして』・・・なんだよ、このタイトル!って思いました。「終活」に「しくじり先生」と流行りになった言葉をつなげたのかもしれませんが、なんとも不快になるタイトルです。そもそも終活ってどうしても子どものためにしなくてはいけないものなのか?
台風の影響・被害はなかったでしょうか? どうぞお気をつけ下さいませ。
タイトルからこの歌を思い出した方もいるかしら・・・と思いつつ、今日の新聞に私のブログでは結構お馴染みの瀬々倉卓治さんが選んだ川柳を読んだので。「愛別離苦」という言葉が浮かんできます。
「愛と死を等価交換 雨十景」(大網白里市 滝沢ゆき子さん)
人生案内の相談内容も、生と死について考えてしまいました。自分は医学科に進学したかったのに塾に通わせてもらえなかった、実力不足もあるかもしれないが、塾にいくことができたら違っていたかも・・・特に将来の希望もないし、成績も悪くはない高校生の妹は夏期講習に通うというわせてもらっていてうらやましい、というような10代の女子大学生の悩みでした。回答は哲学者の鷲田清一さん。
「あなたは医師になりたかったのに、その道に進めなかった。でも医師は人のいのちを預かる仕事。どんないのちも選別せずに、いのちあるかぎり尊びつつあたる仕事です。このいのちとあのいのちのどちらが大事かと比較するなど、あってはならないことです。」そして「妹のようにきちんとした塾に通えていたら、自分も医師になれていたのに・・・・・・と妹を羨むより、自分はほんとうに医師をめざす心構えができていたのかどうか、胸に手を当てて自分に質(ただ)すことを先にしてください。」と締めくくりました。
同じく今日の新聞にコミックエッセイの広告があったのですが、『親が終活でしくじりまして』・・・なんだよ、このタイトル!って思いました。「終活」に「しくじり先生」と流行りになった言葉をつなげたのかもしれませんが、なんとも不快になるタイトルです。そもそも終活ってどうしても子どものためにしなくてはいけないものなのか?
台風の影響・被害はなかったでしょうか? どうぞお気をつけ下さいませ。
2017年06月07日
さくも便りNo.6:いちばん
今日の読売新聞の人生案内の内容にはビックリしてしまった・・・!
投稿したのは30代の会社員の女性。小5の息子が何をやっても1番になれない、という・・・息子さんは「控えめで人が嫌がることはせず、いつもニコニコと穏やか」で、少年野球ではキャプテンに。最優秀賞などの個人賞が取れないと嘆いています。
「思えば、息子さんはリレーの選手に選ばれるわけでも、書道で表彰されるわけでもなく、特に目立ったところがありません。悪くないけれど、決して目立つことのない息子。」
自分の母親がこんなことを考えていて、新聞にお悩み相談までしていると知ったら、息子さんはどんな気持ちになるか・・・こういう母親って何かで1番になったとしても「他のことでも1番になりなさい!」「何でコレでは1番になれないの!」とか次々と言いそう。
人の嫌がることはしないで、いつもニコニコしていて、賞をもらった仲間には「おめでとう」を言える、立派な息子さんなのに。 他の家族の話がないので、もしかしたらシングルマザーで、自分も親に「1番になりなさい」って言われ続けた人なのかしら? なんともかなしい母親だなぁと思います。ネタであってほしいですわ。
ちなみに今日は『母親大会記念日』だそうです。
1955年のこの日、東京・豊島公会堂で第1回母親大会が開催。 1954年、ビキニ環礁での水爆実験実施をうけ、日本婦人団体連合会は国際民主婦人連盟に原水爆禁止を提案し、世界母親大会がスイスで開かれることに。これに先立ち第1回日本母親大会が開催されのだそう。スローガンは「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」。
渋谷区で第一号のパートナーシップ証明書を取得した女性ふたりが、「自分たちの赤ちゃんがほしい!」と言って精子バンクとかいろいろ調べていたコミックエッセイがあったと思うけれど、産んだのかしら? 別れたという報道を聞いた時に、子どもの話はなかったので、赤ちゃんはいないってことでいいのかな?
関東も梅雨入りしたようですね。ジメジメした季節がやってきます・・・皆さま、体調をくずさないようにお気をつけ下さいませ。
投稿したのは30代の会社員の女性。小5の息子が何をやっても1番になれない、という・・・息子さんは「控えめで人が嫌がることはせず、いつもニコニコと穏やか」で、少年野球ではキャプテンに。最優秀賞などの個人賞が取れないと嘆いています。
「思えば、息子さんはリレーの選手に選ばれるわけでも、書道で表彰されるわけでもなく、特に目立ったところがありません。悪くないけれど、決して目立つことのない息子。」
自分の母親がこんなことを考えていて、新聞にお悩み相談までしていると知ったら、息子さんはどんな気持ちになるか・・・こういう母親って何かで1番になったとしても「他のことでも1番になりなさい!」「何でコレでは1番になれないの!」とか次々と言いそう。
人の嫌がることはしないで、いつもニコニコしていて、賞をもらった仲間には「おめでとう」を言える、立派な息子さんなのに。 他の家族の話がないので、もしかしたらシングルマザーで、自分も親に「1番になりなさい」って言われ続けた人なのかしら? なんともかなしい母親だなぁと思います。ネタであってほしいですわ。
ちなみに今日は『母親大会記念日』だそうです。
1955年のこの日、東京・豊島公会堂で第1回母親大会が開催。 1954年、ビキニ環礁での水爆実験実施をうけ、日本婦人団体連合会は国際民主婦人連盟に原水爆禁止を提案し、世界母親大会がスイスで開かれることに。これに先立ち第1回日本母親大会が開催されのだそう。スローガンは「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」。
渋谷区で第一号のパートナーシップ証明書を取得した女性ふたりが、「自分たちの赤ちゃんがほしい!」と言って精子バンクとかいろいろ調べていたコミックエッセイがあったと思うけれど、産んだのかしら? 別れたという報道を聞いた時に、子どもの話はなかったので、赤ちゃんはいないってことでいいのかな?
関東も梅雨入りしたようですね。ジメジメした季節がやってきます・・・皆さま、体調をくずさないようにお気をつけ下さいませ。
2017年04月21日
菫青雲便りNo.20:倍返しだ( >Д<;)
6月からハガキの代金があがるとか? 15年くらい前まではわりと手紙を書いていましたが、今橋書く相手もいないし、懸賞に応募することもなくなったのて、切手やハガキ、レターセットの買い置きもありません。
昔、2円切手のデザインが秋田犬だったので、猫の切手もあるのか?と検索したら、シールタイプの切手が販売されていたのですね。これにベッタリ消印がついていたらイヤだなぁ( ;∀;)
公式サイト:
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2016/h280422_t.html
さてさて、今日の読売新聞朝刊の「人生案内」(お悩み相談)に、義妹が高価なバッグや財布などを(しかも自分の趣味にあわない)誕生日プレゼントをくれるので、お返しが大変!というものでした。ダンナさんからそれとなく伝えてもらっているそうですが、翌年またお高いものがとどくそうな。そして義井本に誕生日リクエストを聞くと、7~8万円の品物を言うらしい。わざわざ聞くなよ~!と思うのだけれど。「仕方なく4万~5万の物を用意してごまかしています。」・・・(゜д゜)
なんかもう、どっちもどっちという気持ちになりますわ。相談者は30代会社員とありました。今は妊娠中のようですが、義妹は共働きだからお金持ち!と思って2倍、3倍のお返しを期待しているんでしょうか? 相談者の「高価」がいくらかはわからないけれど、きっと3万以上でしょうねぇ~違うかしら? 身内の誕生日プレゼントの基準となる金額がよくわからないけど、義理の両親にだってだいたい1万円じゃないの?違うのかな( ̄~ ̄;)
最近はもう、世の中のいろんな相場がわからなくなってきていて困っています( ;∀;)
昔、2円切手のデザインが秋田犬だったので、猫の切手もあるのか?と検索したら、シールタイプの切手が販売されていたのですね。これにベッタリ消印がついていたらイヤだなぁ( ;∀;)
公式サイト:
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/2016/h280422_t.html
さてさて、今日の読売新聞朝刊の「人生案内」(お悩み相談)に、義妹が高価なバッグや財布などを(しかも自分の趣味にあわない)誕生日プレゼントをくれるので、お返しが大変!というものでした。ダンナさんからそれとなく伝えてもらっているそうですが、翌年またお高いものがとどくそうな。そして義井本に誕生日リクエストを聞くと、7~8万円の品物を言うらしい。わざわざ聞くなよ~!と思うのだけれど。「仕方なく4万~5万の物を用意してごまかしています。」・・・(゜д゜)
なんかもう、どっちもどっちという気持ちになりますわ。相談者は30代会社員とありました。今は妊娠中のようですが、義妹は共働きだからお金持ち!と思って2倍、3倍のお返しを期待しているんでしょうか? 相談者の「高価」がいくらかはわからないけれど、きっと3万以上でしょうねぇ~違うかしら? 身内の誕生日プレゼントの基準となる金額がよくわからないけど、義理の両親にだってだいたい1万円じゃないの?違うのかな( ̄~ ̄;)
最近はもう、世の中のいろんな相場がわからなくなってきていて困っています( ;∀;)
2017年04月07日
菫青雲便りNo.5:どす黒い思い
昨日は原田マハさんの『星がひとつほしいとの祈り』という短編集を読みました。2年くらい前に千葉の高校入試の国語の問題に「斉唱」の一部があって、読んでみたいな~と思って調べたら、この本に収録されていたのです。しかし、探している時には見つからないものですね( ̄~ ̄;)
「斉唱」は母と子の確執がじっくり描かれているのかと思ったら違っていましたわ。あと「沈下橋」は酒井法子の逃亡事件がネタですか?って感じで興醒めしました。7作品あるんですが、原田マハさんって不倫関係を書くのが好きなのか?と思ってしまう~あとカタカナ職業の人とか、わりといい仕事についている女性が多くて、ちょっとウンザリするかな~って、コレはひがみかしら(; ̄ー ̄A
表題作が一番よかったです。主人公は売れっ子コピーライター(笑)で、出張先で不倫中の上司と別れた後に道後温泉へ。宿でマッサージを頼んだら、盲目の老婆がやって来た。マッサージはうまくて文句はないのだけれど、あまりに上品な口調が気になって彼女の過去を知りたくなる。彼女が語ったのは、深窓の令嬢・箱入り娘だった自分と献身的な女中ヨネとの暮らし、そして戦争がもたらした悲恋・・・とってもよい話だったのに、最後が8月だから夢でもみたかな?的なオチになっていて、えーっ!とガッカリしました。中島京子さんの『小さいおうち』にちょっと共通するところがあるかも?
一番最初の「椿姫」もやっぱり不倫関係で妊娠して・・・の話。連絡がつかないから相手の会社まで行くとかひくわ~(´-ω-`) そして中絶代を30万要求されて、26万しかないといいながら大金(男には違うんだろうなぁ)をそろえて渡す不倫相手にもひくわ~! ひとりで産んで育てるみたいなことをにおわせて結局は堕胎した女にゲンナリしました。
産婦人科医院で制服姿の女子高生が出てくるんだけど、4月3日の読売新聞の人生案内に「高校生の娘が彼と裸の写真」という見出しがあったのを思い出しましたわ(◎-◎;)
相談者は40代のお母さん。ふたりは小学校生のときに知り合い、今は別の高校に通っているけれどSNSを通して再会したらしいとのこと。彼氏はよく夕飯も食べにくるそうで、お母さんの評価は悪くないみたいです。ふたりには話をして注意もしたようです。今は真剣でも別れた後になにがあるかわからないですからね。リベンジポルノとか。しかし、私が気になったのはこの文章です。
「しかし、娘がもう処女でないと考えると、どす黒い思いが消えません。」
ショックです、とかではなく「どす黒い思い」ってわけなんなんでしょうか・・・これは娘に向けられたもの? 母親としての気持ち? まだ学生なのにとか、自分が高校生の時はそんなことは・・・みたいな潔癖な部分や嫉妬心みたいなもの? もう同じ「女」の立場になったのね、みたいな? なんなんだろう? ウチには息子しかいないからわからない。 父親は息子が高校生で経験者だと知ったらどんな気持ちになるのか?
作品では相手の男の子が父親になる自覚があるようで、救われた気分になりました。いろいろ事情で産まない選択をする人がいるし、仕方ない子供のあると思う。でもこの女はキライ(*`Д´)ノ!!!「夜明けまで」という作品ではシングルマザーの女優が出てきて、いい話と言えばそうなんだけど、でもやっぱり、そんなにまわりの人間がいろんなことを許せるものかなぁと・・・。
あら、どす黒い思いを抱いているのは・・・もしかしたらワタシなんじゃ・・・Σ(-∀-;)
「斉唱」は母と子の確執がじっくり描かれているのかと思ったら違っていましたわ。あと「沈下橋」は酒井法子の逃亡事件がネタですか?って感じで興醒めしました。7作品あるんですが、原田マハさんって不倫関係を書くのが好きなのか?と思ってしまう~あとカタカナ職業の人とか、わりといい仕事についている女性が多くて、ちょっとウンザリするかな~って、コレはひがみかしら(; ̄ー ̄A
表題作が一番よかったです。主人公は売れっ子コピーライター(笑)で、出張先で不倫中の上司と別れた後に道後温泉へ。宿でマッサージを頼んだら、盲目の老婆がやって来た。マッサージはうまくて文句はないのだけれど、あまりに上品な口調が気になって彼女の過去を知りたくなる。彼女が語ったのは、深窓の令嬢・箱入り娘だった自分と献身的な女中ヨネとの暮らし、そして戦争がもたらした悲恋・・・とってもよい話だったのに、最後が8月だから夢でもみたかな?的なオチになっていて、えーっ!とガッカリしました。中島京子さんの『小さいおうち』にちょっと共通するところがあるかも?
一番最初の「椿姫」もやっぱり不倫関係で妊娠して・・・の話。連絡がつかないから相手の会社まで行くとかひくわ~(´-ω-`) そして中絶代を30万要求されて、26万しかないといいながら大金(男には違うんだろうなぁ)をそろえて渡す不倫相手にもひくわ~! ひとりで産んで育てるみたいなことをにおわせて結局は堕胎した女にゲンナリしました。
産婦人科医院で制服姿の女子高生が出てくるんだけど、4月3日の読売新聞の人生案内に「高校生の娘が彼と裸の写真」という見出しがあったのを思い出しましたわ(◎-◎;)
相談者は40代のお母さん。ふたりは小学校生のときに知り合い、今は別の高校に通っているけれどSNSを通して再会したらしいとのこと。彼氏はよく夕飯も食べにくるそうで、お母さんの評価は悪くないみたいです。ふたりには話をして注意もしたようです。今は真剣でも別れた後になにがあるかわからないですからね。リベンジポルノとか。しかし、私が気になったのはこの文章です。
「しかし、娘がもう処女でないと考えると、どす黒い思いが消えません。」
ショックです、とかではなく「どす黒い思い」ってわけなんなんでしょうか・・・これは娘に向けられたもの? 母親としての気持ち? まだ学生なのにとか、自分が高校生の時はそんなことは・・・みたいな潔癖な部分や嫉妬心みたいなもの? もう同じ「女」の立場になったのね、みたいな? なんなんだろう? ウチには息子しかいないからわからない。 父親は息子が高校生で経験者だと知ったらどんな気持ちになるのか?
作品では相手の男の子が父親になる自覚があるようで、救われた気分になりました。いろいろ事情で産まない選択をする人がいるし、仕方ない子供のあると思う。でもこの女はキライ(*`Д´)ノ!!!「夜明けまで」という作品ではシングルマザーの女優が出てきて、いい話と言えばそうなんだけど、でもやっぱり、そんなにまわりの人間がいろんなことを許せるものかなぁと・・・。
あら、どす黒い思いを抱いているのは・・・もしかしたらワタシなんじゃ・・・Σ(-∀-;)
2016年05月05日
香雲便りNo.6:金と桃
今日は『こどもの日』! 近くに戸建が増えたので、こいのぼりを揚げる家はないかしら、とちょっと期待していたのですが、見つかりませんでした。クリスマスのイルミネーションをハデハデにするお宅はあるのになぁ……。
最近の読売新聞(私の大好きな「人生案内」ですわ!)に60代で現役時代は海外生活が長かったという男性の「日本の伝統行事 納得できない」という、なんだ、このヒトは……な話がありました。「世間がやっているからというだけでは、私のような海外経験者には通用しません。」とかスゴく感じ悪い……孫が生まれたのだからもっとウハウハしてもいいだろうに、お宮参りやお食い初め、初節句もムカつきの原因だ!的な文章で、かえって迷惑しているかのよう。モノより現金と奥さまと話し合って決めたそうです。多分、奥さまは何か形あるものを贈りたかったと思うのですが…。「これまでの自分への褒美の意味からも、老後は国内旅行にお金を使いたいと考えています。納得がいけば、世間並み以上のことはしますが。」と結ばれていて……ますますムカつくΣ( ̄皿 ̄;;
回答は作家の出久根達郎さん。奥さまとふたり暮らし。由来やら歴史、意義について深く考えるとかいう前に、生活のアクセントとして実行し、季節を感じているそうです。未婚・既婚に関係なく、こういう人がほとんどではないのかしらん?
「子どもの行事には、諸病を恐れる祈りの心が込められております。その心をくんでお祝いするのが、大人の愛情というものではありませんか。自分への褒美などと、幼いことを言わず、ここは世慣れた奥様に従った方が賢い。行事が子の思い出作りとなる上、家族がしあわせになるなら、こんないいことはない。」そしてトドメの一言に爆笑しました。
「褒美は奥様にあげなさい。」
息子夫婦とあったので、お嫁さんからしたらこのジイサンは舅ですよね。付き合いにくそう…! 彼らからお祝いの催促が何回もあったわけでもないようだし……何回読んでもイヤな文章だわ~自分の子どもにもお嫁さんにも初孫にも愛情のかけらも感じない! 海外生活が長いなら、もっとベタベタに過剰なくらい「愛してます!」をオーバーアクションでアピールをするような気がするけれど……単身赴任だったのかしら?
関東では女の子の初節句の時は母方の実家で用意し、男の子の初節句は父方の実家で用意する地域が多く、関西では男女両方の初節句を母方の実家が準備する地域が多いと聞きました。ウチはふたりとも男なんですが、私の実家から五月人形をもらいましたわ。こういうのってそれぞれの田舎のしきたりとかあるので、よく話し合いをしないともめますね(; ̄ー ̄A
ウチに飾られているのは金太郎さんですが、加田由美(かだ・ゆみ)さん(1945年和歌山県生まれ)が『桃太郎』という句集を出されたという記事を読みました。
「桃から生れた桃太郎」蚊帳の子に
「あとがき」に加田さんはこう書いているそうです。
「桃太郎」のおはなし。
わたくしには、流れてきた大きな桃から誕生した男の子が、やさしいおじいさんおばあさんに大切に大切に育てられておおきくなってゆくところまで。その先はない。
鬼退治に行かねばお話にならないのに、蚊帳にねかせつけられながら、祖母もわたくしも眠ってしまったのか。いつもそこまで。
でも、たのしかった。
きびだんごを持ち、家来を連れ、鬼ヶ島にいかない……おじいさん、おばあさんの愛情をたっぷり受けて元気に育った桃太郎。一組の夫婦がおじいさん、おばあさんになるまでの年月、桃太郎が大きくなるまでの年月……語られない部分に本当の物語が隠されているじゃないか!(笑) 大人にはこういう読み聞かせもいいかも……なんて思ってしまいました。
加田由美句集『桃太郎』(ももたろう)
http://furansudo.ocnk.net/product/2206
最近の読売新聞(私の大好きな「人生案内」ですわ!)に60代で現役時代は海外生活が長かったという男性の「日本の伝統行事 納得できない」という、なんだ、このヒトは……な話がありました。「世間がやっているからというだけでは、私のような海外経験者には通用しません。」とかスゴく感じ悪い……孫が生まれたのだからもっとウハウハしてもいいだろうに、お宮参りやお食い初め、初節句もムカつきの原因だ!的な文章で、かえって迷惑しているかのよう。モノより現金と奥さまと話し合って決めたそうです。多分、奥さまは何か形あるものを贈りたかったと思うのですが…。「これまでの自分への褒美の意味からも、老後は国内旅行にお金を使いたいと考えています。納得がいけば、世間並み以上のことはしますが。」と結ばれていて……ますますムカつくΣ( ̄皿 ̄;;
回答は作家の出久根達郎さん。奥さまとふたり暮らし。由来やら歴史、意義について深く考えるとかいう前に、生活のアクセントとして実行し、季節を感じているそうです。未婚・既婚に関係なく、こういう人がほとんどではないのかしらん?
「子どもの行事には、諸病を恐れる祈りの心が込められております。その心をくんでお祝いするのが、大人の愛情というものではありませんか。自分への褒美などと、幼いことを言わず、ここは世慣れた奥様に従った方が賢い。行事が子の思い出作りとなる上、家族がしあわせになるなら、こんないいことはない。」そしてトドメの一言に爆笑しました。
「褒美は奥様にあげなさい。」
息子夫婦とあったので、お嫁さんからしたらこのジイサンは舅ですよね。付き合いにくそう…! 彼らからお祝いの催促が何回もあったわけでもないようだし……何回読んでもイヤな文章だわ~自分の子どもにもお嫁さんにも初孫にも愛情のかけらも感じない! 海外生活が長いなら、もっとベタベタに過剰なくらい「愛してます!」をオーバーアクションでアピールをするような気がするけれど……単身赴任だったのかしら?
関東では女の子の初節句の時は母方の実家で用意し、男の子の初節句は父方の実家で用意する地域が多く、関西では男女両方の初節句を母方の実家が準備する地域が多いと聞きました。ウチはふたりとも男なんですが、私の実家から五月人形をもらいましたわ。こういうのってそれぞれの田舎のしきたりとかあるので、よく話し合いをしないともめますね(; ̄ー ̄A
ウチに飾られているのは金太郎さんですが、加田由美(かだ・ゆみ)さん(1945年和歌山県生まれ)が『桃太郎』という句集を出されたという記事を読みました。
「桃から生れた桃太郎」蚊帳の子に
「あとがき」に加田さんはこう書いているそうです。
「桃太郎」のおはなし。
わたくしには、流れてきた大きな桃から誕生した男の子が、やさしいおじいさんおばあさんに大切に大切に育てられておおきくなってゆくところまで。その先はない。
鬼退治に行かねばお話にならないのに、蚊帳にねかせつけられながら、祖母もわたくしも眠ってしまったのか。いつもそこまで。
でも、たのしかった。
きびだんごを持ち、家来を連れ、鬼ヶ島にいかない……おじいさん、おばあさんの愛情をたっぷり受けて元気に育った桃太郎。一組の夫婦がおじいさん、おばあさんになるまでの年月、桃太郎が大きくなるまでの年月……語られない部分に本当の物語が隠されているじゃないか!(笑) 大人にはこういう読み聞かせもいいかも……なんて思ってしまいました。
加田由美句集『桃太郎』(ももたろう)
http://furansudo.ocnk.net/product/2206