仏壇
2019年06月14日
林鐘雲便りNo.12:お仏壇
毎月27日 は「仏壇の日」だそうですが、ニュースで秋篠宮さまが滋賀県で彦根仏壇なるものをご覧になったというのを見聞きして、はて、仏壇にもそんな流派のようなものが?と思ったワタクシ、検索したら思ったよりたくさんあってビックリしました。
https://shikinobi.com/butsudan-2
仏具もいくつか紹介されていますが、私が今までで一番 Σ(゚∀゚)となったのは鳴り物の「引磬」ですね。形状ではなく読み方にビックリ……人前ではちょっと……!「引金」と書いたりします。ひきがね、とは読みません。……良い子は深く考えないのかもしれない (;´д`)
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/hotokenomichi/entry-11813063284.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAa332KOosPna0QE%253D
関係ないけど「ひきがね」と打ち込んでいて、世良公則&ツイストの「鉄爪」を思い出した私は昭和のおやぢ……「太陽にほえろ」の世良さんはあんまり好きじゃなかったけれど、薬師丸ひろ子ちゃんの「Wの悲劇」での役は好きでしたわ。映画も主題歌も好き (*´ω`*)
https://sp.uta-net.com/movie/3780/
薬師丸とか世良という名字の知り合いもいないけれど、山口県や福岡県には「蘭光」さんという名字の方が多いとか? 「らんみつ」さんと読むらしい。きらびやか✨
https://shikinobi.com/butsudan-2
仏具もいくつか紹介されていますが、私が今までで一番 Σ(゚∀゚)となったのは鳴り物の「引磬」ですね。形状ではなく読み方にビックリ……人前ではちょっと……!「引金」と書いたりします。ひきがね、とは読みません。……良い子は深く考えないのかもしれない (;´д`)
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/hotokenomichi/entry-11813063284.html%3Fusqp%3Dmq331AQOKAGYAa332KOosPna0QE%253D
関係ないけど「ひきがね」と打ち込んでいて、世良公則&ツイストの「鉄爪」を思い出した私は昭和のおやぢ……「太陽にほえろ」の世良さんはあんまり好きじゃなかったけれど、薬師丸ひろ子ちゃんの「Wの悲劇」での役は好きでしたわ。映画も主題歌も好き (*´ω`*)
https://sp.uta-net.com/movie/3780/
薬師丸とか世良という名字の知り合いもいないけれど、山口県や福岡県には「蘭光」さんという名字の方が多いとか? 「らんみつ」さんと読むらしい。きらびやか✨
2018年09月03日
菊咲雲便りNo.2:ポチの秋~8月の本棚
9月になりスーパーでは鍋物、コンビニではおでんやは中華まん、ドラッグストアーではマスクとかやたらに目立つようになりました。あとお彼岸があるので、お仏壇関係のチラシも多いですね。
『墓地を出て犬となりたる秋の暮』(星野昌彦)
犬も一緒にお墓参りに来て、そのうち犬にちゃっかりご先祖さまが乗っていると考えると笑える・・・のかしらん?と思いつつ、不思議な感覚の俳句です。墓地をうまく抜け出せたら犬の姿になれるとか・・・秋の暮れには摩訶不思議な出来事に出逢うような気がします。今はペット霊園や一緒のお墓に、というのもあるみたいですね。ウチはペットを飼っていませんが、ダンナさんは漫画の『ペットの声が聞こえたら』が大好きで、読んではウルウルしています。
http://sonorama.asahi.com/series/petnokoe.html
先月は思ったよりも本が読めたような、そうでもないような・・・読みかけの本もたくさんあるのでまた少しずつ片付けていきたいです。
8月の本棚→
https://bookmeter.com/users/718307/bookcases/11755338
またまた台風が接近中、皆さま、どうぞお気をつけ下さい!
『墓地を出て犬となりたる秋の暮』(星野昌彦)
犬も一緒にお墓参りに来て、そのうち犬にちゃっかりご先祖さまが乗っていると考えると笑える・・・のかしらん?と思いつつ、不思議な感覚の俳句です。墓地をうまく抜け出せたら犬の姿になれるとか・・・秋の暮れには摩訶不思議な出来事に出逢うような気がします。今はペット霊園や一緒のお墓に、というのもあるみたいですね。ウチはペットを飼っていませんが、ダンナさんは漫画の『ペットの声が聞こえたら』が大好きで、読んではウルウルしています。
http://sonorama.asahi.com/series/petnokoe.html
先月は思ったよりも本が読めたような、そうでもないような・・・読みかけの本もたくさんあるのでまた少しずつ片付けていきたいです。
8月の本棚→
https://bookmeter.com/users/718307/bookcases/11755338
またまた台風が接近中、皆さま、どうぞお気をつけ下さい!
2010年06月27日
第155号:知らなかった…毎月27日は『仏壇の日』だなんて~!!
最近、来月のお盆に向けてなのか、仏壇・仏具の広告をよく目にするようになりました。
全然知らなかったのですが、『仏壇の日』というのがあるのですね!! 全日本宗教用具協同組合(初めてききましたよ~)が制定した記念日で、毎月27日。
天武天皇14年3月27日(西暦685年)、天武天皇が「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出したとの記述が『日本書紀』にあることに由来。この「3月27日」は旧暦であるが、仏壇の日は新暦3月27日としました。 後に毎月27日に拡大。
名古屋仏壇商工協同組合では、毎年3月27日の仏壇の日に、大須観音で仏壇供養祭を行っていて、古い仏壇を供養・焼却するそうです。
ニュースでやっているけれど、見落としている可能性<大>ですね(((・・;)
お仏壇を購入するのには、「思い立ったが吉日」という言葉にもあるように、購入または買替えるのに、良い日・悪い日というのはないそうです。
置く場所は、「一番良いお部屋」に安置するのがよいそうです。 家の中で、一番大事ですからね!!
古来から位の高い人が位置する「南向き」または「東向き」に安置するのが最上で、お仏壇を長持ちさせるために、通気が良く、直射日光が当たらないようにするのも重要です。
以上の条件を満たすのが難しい場合は、清潔で、お給仕がしやすく落ち着いた部屋へ安置しましょう。
そして《十三仏》なる言葉も知りました。
《十三仏》とは、亡くなって十七日(初七日~四十九日)から、三十三回忌までをつかさどる仏さまのことだそうですφ(..)
初七日(しょなのか/7日目)は不動明王(ふどうみょうおう)さま。
大日如来(だいにちにょらい)が姿をかえた仏さま。極悪人をも仏の教えにしたがわせるため、憤怒の形相をしています。
二七日(ふたなのか/14日目)は釈迦如来(しゃかにょらい)さま。
禅定印(ぜんじょういん)という指の組み方をしています。知徳兼備で理想の世界を教える仏さまです。
三七日(みなのか/21日目)は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)さま。
智恵(ちえ)の仏さまです。教本を持って蓮華の上に立っている姿が一般的です。
四七日(よなのか/28日目)は普賢菩薩(ふげんぼさつ)さま。
徳の仏さま、女人救済の仏さまです。手には如意と蓮華を持っています。
五七日(いつなのか/35日目)は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)さま。
つい「お地蔵さん」と言ってしまいます(--;)
宝珠と錫杖(しゃくじょう)を持っているのが一般的なお姿です。
六七日(むなのか/42日目)は弥勒菩薩(みろくぼさつ)さま。
釈迦如来(しゃかにょらい)の舎利塔(分骨)か、または五輪塔を持っています。
七七日(なのなのか/49日目)は薬師如来(やくしにょらい)さま。
心身のあらゆる病を治す現世利益仏です。薬つぼを持っています。
百ヶ日(ひゃっかにち)は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)さま。
苦悩を解いて安心を与える仏さまです。開いた蓮華か、蓮台を持っています。
一周忌(いっしゅうき)は勢至菩薩(せいしぼさつ)さま。
開運の仏さまです。合掌をしています。
三回忌(さんかいき)は阿弥陀如来(あみだにょらい)さま。
あの世の浄土界を統べる仏さまです。弥陀定印(みだじょういん)という指の組み方が特徴です。
七回忌(ななかいき)…阿閃如来(あしゅくにょらい)さま。
悪魔や煩悩をうちくだく仏さまです。災難を払ってくれます。
十三回忌(じゅうさんかいき)は大日如来(だいにちにょらい)さま。
すべての仏の上に君臨する仏さまです。左手の人さし指を右手で握っています。
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)さま。
無限の徳を持った仏さまで、十三仏の主尊。
右手に智恵(ちえ)の剣、左手に福徳(ふくとく)の宝珠を持っています。
う~ん、お盆まで覚えているか?というより、明日にはすっかり忘れていそうです(-_-)/~~~(笑)
全然知らなかったのですが、『仏壇の日』というのがあるのですね!! 全日本宗教用具協同組合(初めてききましたよ~)が制定した記念日で、毎月27日。
天武天皇14年3月27日(西暦685年)、天武天皇が「諸國家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔を出したとの記述が『日本書紀』にあることに由来。この「3月27日」は旧暦であるが、仏壇の日は新暦3月27日としました。 後に毎月27日に拡大。
名古屋仏壇商工協同組合では、毎年3月27日の仏壇の日に、大須観音で仏壇供養祭を行っていて、古い仏壇を供養・焼却するそうです。
ニュースでやっているけれど、見落としている可能性<大>ですね(((・・;)
お仏壇を購入するのには、「思い立ったが吉日」という言葉にもあるように、購入または買替えるのに、良い日・悪い日というのはないそうです。
置く場所は、「一番良いお部屋」に安置するのがよいそうです。 家の中で、一番大事ですからね!!
古来から位の高い人が位置する「南向き」または「東向き」に安置するのが最上で、お仏壇を長持ちさせるために、通気が良く、直射日光が当たらないようにするのも重要です。
以上の条件を満たすのが難しい場合は、清潔で、お給仕がしやすく落ち着いた部屋へ安置しましょう。
そして《十三仏》なる言葉も知りました。
《十三仏》とは、亡くなって十七日(初七日~四十九日)から、三十三回忌までをつかさどる仏さまのことだそうですφ(..)
初七日(しょなのか/7日目)は不動明王(ふどうみょうおう)さま。
大日如来(だいにちにょらい)が姿をかえた仏さま。極悪人をも仏の教えにしたがわせるため、憤怒の形相をしています。
二七日(ふたなのか/14日目)は釈迦如来(しゃかにょらい)さま。
禅定印(ぜんじょういん)という指の組み方をしています。知徳兼備で理想の世界を教える仏さまです。
三七日(みなのか/21日目)は文殊菩薩(もんじゅぼさつ)さま。
智恵(ちえ)の仏さまです。教本を持って蓮華の上に立っている姿が一般的です。
四七日(よなのか/28日目)は普賢菩薩(ふげんぼさつ)さま。
徳の仏さま、女人救済の仏さまです。手には如意と蓮華を持っています。
五七日(いつなのか/35日目)は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)さま。
つい「お地蔵さん」と言ってしまいます(--;)
宝珠と錫杖(しゃくじょう)を持っているのが一般的なお姿です。
六七日(むなのか/42日目)は弥勒菩薩(みろくぼさつ)さま。
釈迦如来(しゃかにょらい)の舎利塔(分骨)か、または五輪塔を持っています。
七七日(なのなのか/49日目)は薬師如来(やくしにょらい)さま。
心身のあらゆる病を治す現世利益仏です。薬つぼを持っています。
百ヶ日(ひゃっかにち)は観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)さま。
苦悩を解いて安心を与える仏さまです。開いた蓮華か、蓮台を持っています。
一周忌(いっしゅうき)は勢至菩薩(せいしぼさつ)さま。
開運の仏さまです。合掌をしています。
三回忌(さんかいき)は阿弥陀如来(あみだにょらい)さま。
あの世の浄土界を統べる仏さまです。弥陀定印(みだじょういん)という指の組み方が特徴です。
七回忌(ななかいき)…阿閃如来(あしゅくにょらい)さま。
悪魔や煩悩をうちくだく仏さまです。災難を払ってくれます。
十三回忌(じゅうさんかいき)は大日如来(だいにちにょらい)さま。
すべての仏の上に君臨する仏さまです。左手の人さし指を右手で握っています。
三十三回忌(さんじゅうさんかいき)は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)さま。
無限の徳を持った仏さまで、十三仏の主尊。
右手に智恵(ちえ)の剣、左手に福徳(ふくとく)の宝珠を持っています。
う~ん、お盆まで覚えているか?というより、明日にはすっかり忘れていそうです(-_-)/~~~(笑)
2010年06月18日
第138号:佛壇に佛(ほとけ)のかずのさくらんぼ
「佛壇に佛(ほとけ)のかずのさくらんぼ」
広瀬直人さんの句ですが、初物とか頂き物とか、まず「ほとけさまにお供えしてから…」と母に言われた小さい頃を思い出しました。
「佛のかず」は、自分の両親、祖父母、その両親…と記憶にない、でもたしかにつながっている、あまたの数のご先祖さまに、ひとりひとつぶでもゆきわたりますように…という心がこめられた言葉でしょう。おそらく、黒檀のお仏壇ですよね。さくらんぼの朱が、艶やかにまぶしく輝く様子が目にうかびます。
そうそう、欧米のさくらんぼは、もっぱら果実採取用なんだそうです。さくらんぼ酒とかありますしね。だから、チェーホフの『桜の園』は『さくらんぼの園』というべきかと、私の持っている本には書いてありました(((^^;)
『桜の園』は題名と作者しか知らないのですが、吉田秋生さんの漫画は読みました!(白泉社文庫の『櫻の園』です) 映画化もされましたが、やはりイメージが違うんですよね。
『櫻の園』を演じる女子高生たちの内面は、一枚一枚自分の手でページをめくることで、伝わる氣がします。吉田秋生さんの絵が、また!いいんですよ~(^o^)/
広瀬直人さんの句ですが、初物とか頂き物とか、まず「ほとけさまにお供えしてから…」と母に言われた小さい頃を思い出しました。
「佛のかず」は、自分の両親、祖父母、その両親…と記憶にない、でもたしかにつながっている、あまたの数のご先祖さまに、ひとりひとつぶでもゆきわたりますように…という心がこめられた言葉でしょう。おそらく、黒檀のお仏壇ですよね。さくらんぼの朱が、艶やかにまぶしく輝く様子が目にうかびます。
そうそう、欧米のさくらんぼは、もっぱら果実採取用なんだそうです。さくらんぼ酒とかありますしね。だから、チェーホフの『桜の園』は『さくらんぼの園』というべきかと、私の持っている本には書いてありました(((^^;)
『桜の園』は題名と作者しか知らないのですが、吉田秋生さんの漫画は読みました!(白泉社文庫の『櫻の園』です) 映画化もされましたが、やはりイメージが違うんですよね。
『櫻の園』を演じる女子高生たちの内面は、一枚一枚自分の手でページをめくることで、伝わる氣がします。吉田秋生さんの絵が、また!いいんですよ~(^o^)/