俗信

2014年06月09日

慶雲便りNo.9:アジサイ・スーパードライ

今日はまだ雨は降らない!と思っていたのに…………どしゃ降りの雨! でも買い物に行ってきました(TДT)途中で降られるよりマシですが、もう靴下までビタビタになってキモチワルイよぉ……!! 玄関には新聞が何日分も敷いてあります。



『あじさいは、こんなに厚ぼったい花なのに、ちっとも暑くるしくなく、涼しい花なのは好もしい。』 


幸田文さんの随筆にこんな言葉があるそうです。確かに、群生していても暑苦しさはないですね。フランスでは土のせいなのか、ピンクの紫陽花が多くて花言葉も「ひたむきな愛情」「辛抱強い愛情」(紫陽花の花びらは枯れても散ることがないことから)とか日本でよく言われる「移り気」とかと全然違う(~_~;)


これも地域性のある話ですが、紫陽花の愛知県蒲郡市の形原温泉に伝わる「紫陽花寺の伝説・花盗人」ってご存知ですか?


時代は形原町が「かたのはら村」と呼ばれていた頃、1人の娘が人目をはばかるように両手一杯にアジサイの花を抱えて、夜道を歩いていました。無事に家に戻った娘はホッとため息をついて、その花を玄関の引き戸の上に飾り付けます。「これで今年も災難に遭わず、お金にも不自由せずにすむわ」とつぶやき、年に一度の盗みを仏様にあやまりました。


これは形原の町に古くから伝わる俗信で、人に見つからずに他人の家のアジサイを盗ってきて玄関に吊すと、お金が貯まり、厄除けになるという……お互いに他人の紫陽花を盗み合ったために、見かねた補陀寺の住職が「寺にアジサイを植えておくことにしよう」と境内に植えたそうです。今もこの風習は形原町の一部に残っているとか。


また、石川県金沢市にも似たようなモノが(;・ω・)金沢市の家の玄関には、夏の土用にアジサイのドライフラワーが吊るしてあります。これは土用三番の日にやはりよそのお庭からアジサイ一枝を盗んで(O.O;)(oo;)それを半紙に包み、紅白の水引をかけて玄関に逆さに吊るします。「今日のよき日にアジサイの金袋、紫色ぞ我がものと思え」という言葉を唱えます。このアジサイの門守りは、お金に恵まれ、商売繁盛に繋がると信じられていて、人気があるそうです\(◎o◎)/


Dr.○パはドライフラワーは生気がないから運気をマイナスになるから、飾るなら生花が一番!!( ̄▽ ̄)b……と言っていた気がするけど……いいのか、別に……でもアジサイにこだわるのはナゼ(; ̄Д ̄)? 毒があるときいたことがあるから虫除け、カビよけ作用がある('_'?) 富山県南砺市では、土用の三番に《ねつおくり》を行うという記事は読んだことがあるけど(*)……民俗学の本とか読んだら、アジサイ関係の話や写真とかあるのかな?←Yahoo!で「紫陽花 おまじない」で検索したら、他にもワサワサ出てきました(≧∇≦)トイレ関係もチラホラ…!!


あと香りがよいのはカシワバアジサイだそうです。アジサイの香水とかつけている人がいたら、お目にかかりたいです(*^^*)



*田んぼのある地域では太鼓をたたいて田んぼを周ったり、子供達が笹を持ち「ねつおくるばーい」と言い笹で稲の穂先を払いながら田んぼを周り、稲の病気を追い払う。藩政時代から行われているらしい。似た行事は全国にあるが「虫送り」と呼ぶ例が多い。






rohengram799 at 16:32コメント(16) 
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