修学旅行

2012年11月15日

サバ雲便りNo.17:ひとり、しずか

♪思い出してごらん 五才の頃を 涙流していた 五才の頃を…


今日は七五三ですね。ちょっと風が冷たいけれどいいお天気!!高校時代、この時期に修学旅行でした。定番の京都・奈良…どこかのお庭で出会った男前の外国の方(チェコだった気がする)一緒に写真を撮りました…そんな17歳だったワタクシ!小5の東京見学旅行(笑)で東京タワーに行き「パンフレットに外国人(観光客)人にサインをもらった(^-^)v」という兄との強い絆を感じました……当時、異国の方々との接点はなかった田舎者(´д`)


さて、いつものように週刊モーニングを買ったら『ミーファ』という4コママンガの中で、主人公のおね~ちゃんがヒマな時にやる遊びの話があったんですが…それは「手鏡を上向きに持ち、映った面だけを見ながら進む」というモノでした(^^;)))天井を歩く遊び!!私も内弁慶でひとりでオウチでモンモンと…イヤもくもくとひとり遊びをするタイプでしたが、コレは思いつかなかった!!


では何をしていたかというと…意味なくクレヨンをガシガシ削ってみたり、大きい(よく時代劇で番頭さんが持っているような)そろばんが2つあったのでローラースケートもどきにして祖父に怒られたり←当たり前だ!!保育園でならったお遊戯を祖父にだけ披露してみたり(笑)あとはぬりえとか好きでした♪父が車で配達に行くと聞くと一緒に出掛けたりもしたなぁ…。


よく兄とケンカして泣いている子どもでしたが(サシミを切っている父が包丁を持ったまま怒鳴りにきたこともあります)泣いてもかまってもらえないとつまらないもので(笑)いつの間にか祖父と時代劇を見たりマンガを読みあさるオコサマになっていました。


今の3歳・5歳・7歳ってどんな感じなんでしょうね?幼稚園からお受験とか習い事とかたくさんしてひとりでちまちま遊ぶことなんかないのかしら?それともすでにゲーマー?


40年以上も年齢差はありますが、みんな健やかにスクスク成長してほしいなぁと思います。悲しい事や辛い事には最小限の出会いですみますように。




rohengram799 at 11:05コメント(11) 

2012年08月15日

あかね雲便りNo.123:願ったり叶ったり

今日も暑いですね~プールや海にどっぼ~ん!!としたい気分ですな~しかし、人前で水着になるとか「公序良俗に反する行為」に等しいワタクシ、おうちでオタ息子が録ってくれたアニメ『TARI TARI』で江ノ島や江ノ島電鉄の風景、可愛い女子高生たちの青春を楽しんでおります。合唱がテーマなので、声優さんも歌の上手い人を起用しているので、安心して聴けるしハーモニーが心地よいです!!


江ノ島・鎌倉は小学校の時の修学旅行でいきました。鎌倉大仏っていつ造られたとか目的とかはっきりしていないんですね。最近になってそれを知り、ビックリしています。あと何を見学したか何をしたのか曖昧ですが、いまでもバスガイドさんが歌ってくれた歌だけは覚えています。私は『真白き富士の嶺』というタイトルだと思っていたのですが『七里ヶ浜の哀歌』というのですね。逗子開成中学校の生徒12人を乗せたボートが転覆、全員死亡した事件を唄った歌です。


♪真白き富士の根 緑の江の島 仰ぎ見るも 今は涙
帰らぬ十二の雄々しきみたまに 捧げまつる胸と心

1910年(明治43年)1月23日にボート転覆事故発生。2月6日に逗子開成中学校にて追悼大法会開催。鎌倉女学校生徒らにより、鎮魂歌としてこの歌が初演されたそうです。

♪ボートは沈みぬ 千尋の海原 風も浪も小さき腕に 力もつきはて呼ぶ名は父母

この歌詞を聴くと、戦争で犠牲になった方々を思い出します。戦場に赴く前の訓練でもたくさんの方々が亡くなっていますし…あの戦争がなければ、もっと早く終わっていたら、今はどんな状況だったのでしょう?

『銀河英雄伝説』(田中芳樹)の中で同盟のヤン提督が「恒久平和なんて人類の歴史上なかった。だから私はそんなもの望みはしない。だが何十年かの平和で豊かな時代は存在できた。吾々が次の世代に何か遺産を託さなくてはならないとするなら、やはり平和が一番だ。そして前の世代から手渡された平和を維持するのは、次の世代の責任だ。それぞれの世代が、後の世代への責任を忘れないでいれば、結果として長期間の平和が保てるだろう。忘れれば先人の資産は食いつぶされ、人類は一から再出発ということになる。(中略)要するに私の希望は、たかだかこの先何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分ノ一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。私の家に14歳の男の子がいるが、その子が戦場に引き出されるのを見たくない。」

たかだかこの先何十年かの平和…これをみんなが望み、意識し、次世代に繋げていったら「恒久的な平和」にはならないだろうか?と考える私。みんなが毎日願っTARI、少しずつ叶っTARI…したらいいなo@(・。・)@o。




rohengram799 at 16:44コメント(12) 

2012年07月31日

あかね雲便りNo.108:萬歳楽

お昼頃「行方不明者を探しています」という防災無線が流れたのですが、年齢、性別、髪型や服装の後に「裸足です」……ハダシ!?(゜□゜)畑とか歩いているならいいけど、このアツいアスファルトをハダシでは~と心配していたら2時過ぎに無事発見の放送が…良かったです!!


しかし、セミの鳴き声がいつもなら「うるさい!!」というくらいなのに、いささか控え目でパワー不足のような……こんなこと言ってたら「叫んでやるぜ!!」でちょ~うるさくなったりして(((^_^;)


今回のタイトルは「まんざいらく」と読みます。地震が早く鎮まりますようにと「まんざいらく、まんざいらく」と唱える江戸時代からのおまじない!いくつかある由来には、福島県と宮城県の県境に位置する《萬歳楽山》の名前が。


915メートルと高くはないのですが、かつては日本全体に及ぶ縄文信仰の中心地、パワースポットだという説もあるそうです。東北だけでなく関東や北陸でも唱えられていたとか…雷が鳴ったら「くわばら、くわばら」は言っていましたが、地震の時に言うおまじないは、はじめて聞きました。言葉を口にすることにより、落ち着きを取り戻す作用もあるのでしょうね。


今日の新聞に「中学や高校でも、あえて被災地を修学旅行の目的地に選び、生徒に学ばせようという動きが広がっている」という記事がありました。被災地ガイドの方は「自然の猛威は、営々と積み上げてきたものを一瞬で消し去る。被災地でそれを目の当たりにした若者は、平和な毎日の生活がいかに大切か知り、幸せの価値観もかわるでしょう」と話されたそうです。


原爆ドームやガマの見学や戦争体験談があまりにも過去の出来事のように感じる世代も、昨年の地震は他人事ではないでしょうから「何をすべきか」「何が出来るか」を深く考える機会になるのではと思います。受け入れて下さる東北の皆さまにも感謝したいです。ありがとうございます。


明日から8月ですね~またよろしくお願いいたしますf(^_^;




rohengram799 at 16:24コメント(17)トラックバック(0) 

2010年08月15日

ひつじ雲便り158:終わりなき鎮魂歌

毎年8月になると、これでもか!と集中していわゆる「戦争モノ」番組が放送されますよね。少しばかりそれはどうなのかなぁ、と思ったりして…。


ウチのコも修学旅行で沖縄に行って、戦争中の話なんかを聞いてきました。多分、その時凄く悲惨で戦争はいけないことだと思って、泣いた子どもたちもいるのだろうけれど、ウチはいたってクールな反応。


ただ…その時だけ「かわいそう」みたいに思って、あとは、かつて激戦地と呼ばれた場所の歴史を知ることもなく、遊びまくる人たちはどうなんだ~?と、それなりに継続して戦史関連物に目を通している子どもをみると思います。







rohengram799 at 08:37コメント(2) 
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