倉嶋厚

2024年01月27日

ねんねこ雲便りNo.20:気霜

おはようございます🐥


やるせなければ春の帽子を買つて了ふ   山田みづえ


やるせない を 痩せない と読んでしまうワタクシ、お目当てだから洋服はサイズ的にムリでも帽子なら……買ってლ⁠(⁠◕⁠ω⁠◕⁠ლ⁠) とか考えてしまう(笑)


アタマは春めいていますが、まだカレンダーは1月。立春にもなっていないのにテレビからは桜の開花予想の話が⋋⁠✿⁠ ⁠⁰⁠ ⁠o⁠ ⁠⁰⁠ ⁠✿⁠⋌

う~ん、でも案外、あっという間にそんなこんな季節になるのかもしれないですね。





寒い朝、吐くと白くなる息を「気霜(きじも)」と言う。呼気の水分が外気によって急に冷え、霧に変化した状態を表す。

気霜は、私たちの一番身近な雲だと気象エッセイストの倉嶋厚さんが書いている(『風と雲のことば辞典』講談社学術文庫)。


⇧ 1/25 讀賣新聞・編集手帳より。今の担当者は倉嶋厚さんの本が好きなようで、倉嶋氏の本からの引用が多い気がする😄 

こちらの本です ⇩
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000211871



「気霜」が使われた俳句は見つからなかったのですが、こちらの句など年齢的に沁みてきますわ😅


白がねの息立つ共に寢共に老い   平畑静塔


あと「霜気」を使った蛇笏の俳句。田舎の冬の朝蛾浮かびます。


山塊の日あたりながら霜気満つ    飯田蛇笏


noteで見つけた『気霜』の記事🐦
https://note.com/gifted_yarrow735/n/n5eca8d8fd047





前にマカロンのことを書きましたが、マカリヨンなる商品も🍀

【マカリヨン】
https://bouillet.jp/pages/catalog



空気がとても乾燥しています。どうぞ皆さま、お気をつけて。ではでは👋👋👋





rohengram799 at 07:35コメント(6) 

2023年02月01日

萌揺雲便りNo.1∶きさゆらぎつき

こんばんは🐥

今日は気温が高いのに風が強い1日でした。近くの小学校の校庭とか砂ぼこりやら枯れ葉やらがスゴい〜そして私は目がかゆい😭


昨日の読売新聞の編集手帳に2月の異名「如月」の語源についてい衣更着、気更来などいくつか書いてあったのですが、その中に

天気エッセイストの倉嶋厚さんは<萌揺月>を推す。きさゆらぎつき、と読む。万物が萌え動き出すことを意味する。

とあり、じゃあコレにのっかってしまえ!ということで、今月は「萌揺雲便り」にしました😆😆😆

今の編集手帳の担当者が好きなのか、倉嶋厚さんのお名前がよく出てきます。私はいつも作家の倉知淳さんかと読み間違えてしまう😅


先月の読書記録はまた後日。昨年分はコチラで。
https://bookmeter.com/users/718307/summary/yearly



ではでは、今月もどうぞよろしくお付き合い下さいませ🙏




rohengram799 at 17:15コメント(2) 
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