空のお城通信~オスカー戯言日記~

空のお城へようこそ゚+(人・∀・*)+。♪ 自分の好きなこと、興味のあることを書いています。

タグ:偽善

関東・甲信越も梅雨明けしたらしいとのこと……梅雨らしい1日雨の日がほとんどなかったので、なんかへんな感じです。



「褥暑」という言葉があります。褥瘡(じょくそう・別名「床擦れ」)の漢字と同じ暑さ、グジュグジュ&ジメジメした感覚がよく伝わります……季語にまだ「猛暑」はないようですが、「大暑」「酷暑」「極暑(ごくしょ)」「炎暑」などがあるそうです。次の句など、足のムレ具合が想像出来てイヤだわ……絶対、水虫になるよ!って思ってしまう(´-ω-`)

『これやこの厚底靴に溽暑くる』(林翔)




昨日はまた読みかけにしていた川端康成の『伊豆の踊子』(新潮文庫)を読みきりました。「伊豆の踊子」は私が思っていたより娘さんが子どもだった! 最後に収められていた「禽獣」を残して放置していたのすが、きんじゅう……濁音がなければ「錦繍」で宮本輝さんのあの美しい小説になるのになぁ…と思っていました(笑)


主人公は、40歳近い独身男性。名前は最後まで出てきませんでしたわ。女中とふたりで優雅とは違うかもしれないけれど、まぁのんきに暮らしをしています。彼は人間嫌いで、人間嫌いである自分自身をも嫌悪しています。身の回りには小動物を置きたいタイプですが、愛情は感じられません。別に虐待するためにペットにしているわけではないのですが、積極的に救おうという気持ちは感じられません。だから犬や鳥などが好きな人は読むと不快というか、なんでそんなことするの?と思うんじゃないでしょうか。


キクイタダキ、という小鳥が出てきます。全長10cmで,日本の鳥のなかではミソサザイやヤブサメと並んで最も小さい鳥です。体はオリーブ色で,頭頂に美しい黄色羽があり,キクの花を戴いているように見えるのが名前の由来です。

http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1410.html



可愛らしい小鳥の後にナンですが、禽獣というと私は赤江瀑さんの『禽獣の門』という耽美小説を思い出します。能役者が主人公の妖しく美しい作品ですが、受け入れられない人には絶対ムリ!で理解しがたいと思います。まぁ今は古本屋でないと赤江さんの本は見なくなりましたから(もう鬼籍の人)読みたくてもなかなか手に入らないかも。



婚活やら妊活やら脳活やらいろいろな「○活」がありますが、『善活のすすめ』という本の広告を見ました……「善活=慈善活動」なんでしょうが、略してまたあえて本にするとは……。まだ「ボランティアのすすめ」とか「すぐ出来る社会貢献」とかの方がよかった……善意が安っぽくより偽善的になった気がする……って私がダメ人間だから?




今月もあとわずか、その間に読みかけ放置本を何冊読めるかしら……結果は月末の記事をお待ち下さいませ(; ̄ー ̄A)




「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。」


そんな鶴田浩二さんの『傷だらけの人生』のセリフのように、新しいモノを欲しがるワタクシ(イヤ、意味が違うって!)昨日は久しぶりに本屋さんにいきました。あるわ、あるわ、新しいモノ(本)が~!!


気になっていた『ナイチンゲール』上下巻を購入しました。これでタイトルの謎も解けます~ただそれがいつになるかはワカラナイ(¨;) そして野口卓さんの書き下ろし『ご隠居さん』シリーズ第4作が出ていました~今回のタイトルは「出来心」です。落語にもある演目で(主人公の鏡磨きの梟助さんは落語が好きなので、関連した話が多い)表紙もそれにあわせて泥酔した、いかにも盗人(ぬすっと)が描かれていました( ̄▽ ̄;) 



ダンナが終電らしきものを見送り、反対のホームにいる男性と見つめあう…みたいなテレビコマーシャルを見ていて「いい歳してネンネじゃあるまいし…」とアンタは何歳だよ!とツッコミたくなるくらい昭和のおっさん、もはや死語だろ!な言葉を使ったので(自分でもビックリしていた)あまりにも懐かしくて調べてしまいました(笑)

【ねんね】は年頃になるというのに、未だ子供っぽくて世間知らずな若い娘、または青年のこと。ここに赤ん坊(「寝寝」)、人形(「姉姉」)の意でもある。「ねんねえ」とも発音する。

ネンネって娘さんにしか使わないと思っていたら、男にも使うのかと意外! 「ウブだねぇ」なら男女共通で男は「ボウヤ」とかだと思っていたので、そうなんだ……(゜_゜;)


「傷だらけの人生」で“好いた惚れたとけだものごっこが罷(まか)り通る世の中でございます。好いた惚れたはもともと「こころ」が決めるもの……こんなことを申し上げる私もやっぱり古い人間でござんしょうかねえ。”ってセリフが入って♪一つの心に重なる心 それが恋ならそれもよし…と歌になるので、しみじみ仁侠の世界に浸っていた昨晩、ドーン!と大きな揺れが……慌てて玄関のドアを開けにいきましたよ。


夜の地震はやっぱり怖いです。熊本や大分の方々は今もこんな毎日が続いているのですね。子どもたちも学校が再開してインタビューに応える姿は元気そうに見えますが、気持ちは不安で揺らいでいることでしょう。大人も子どももケアを十分にしてほしいです。



新緑の緑が映える頃に咲く雨を「緑雨(りょくう)」と言いますが、明治時代の小説家・斎藤緑雨がこんなことを書いていたそうです。

『偽善なる語をきく毎に、偽りにも善を行ふ者あらば、猶可ならずやとわれは思へり。
 社会は常に、偽善に由(よ)りて補維(ほい)せらるるにあらずやとわれは思へり。』

偽善という言葉を聞く度に、たとえ偽りであっても善行を行う人がいるのならやはり結構なのではないかと私は思う。社会は常に偽善によって守られているのではないかと私は思う……災害後の募金やボランティアなどにいろんな意見がありますが、これを読んでそうだよなぁと思ったワタクシです。



作家の藍川京先生のブログ記事薔薇、西洋山査子、翼果/阿蘇の森よりトウモロコシ収穫の知らせお読み下さいませm(__)m




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