催眠療法

2015年06月26日

草雲便りNo.26:シルクの(悪)夢

九州の豪雨、鹿児島の避難所のニュースでは高齢の方々が多く映っていました。健康状態が気になります。被害が拡大しませんように。皆さまも通勤・通学、お出掛けや車の運転など、どうぞお気をつけ下さい。



『ドリームダスト・モンスターズ』『白い河、夜の船』『眠り月は、ただ骨の冬』櫛木理宇さんのシリーズ作品を続けて読みました。文庫書き下ろしで表紙がラノベっぽいイラストなんですが、フツーに(笑)おもしろかったです。


人の夢へ入って覗くことで悪夢に関する依頼を解決する「ゆめみや」の仕事をメインにした連作短編集。催眠療法に近い感覚があるかな? ゆめみやは自己故解のお手伝いをするだけ。3作目はまるまる一冊、ひとりの女の子の夢を追いかけます。主人公の晶水(あきみ)が本人は意識していないけれどツンデレで、ストレートに気持ちをぶつける壱(いち)の関係がドロドログロ感もある夢の話の中で、ホッとするというかほほえましいです。これぞ青春!!みたいな(笑)身長差ありのふたりがカワイイです。 壱の祖母で、ゆめみやの主の千代さんもステキな方! お料理上手で教え上手で聞き上手で、人付き合いも悪くない…晶水との関係もベッタリしていないけれど、慈愛に満ちていて、こんなおばぁちゃんに会いたかった!と思いました。 次作はあるのか? まだわからないので本屋でチェックをかかさないようしよう♪



「悪夢」というと以前『悪夢のエレベーター』(木下半太)という本を読みましたが、同じ作者の『鈴木ごっこ』を買いました。昔、プレステのソフトに『鈴木爆発』というのがあり(導火線を正しく時間内に切断しないと爆発するというもの。品物はみかんだったりいろいろ)好きなゲームだったので(クリア出来なかったけど)それを思い出してタイトル買いしてしまいました( ̄▽ ̄;) 借金を抱えた男女4人が1年間「家族ごっこ」をする…慣れてきた頃にまた命令がくるらしく……なんかドキドキします!!



話はかわりますが「シルクワーム」という文字を見て「おかいこさんもオシャレな言い方になったもんだ」と思いました。爬虫類の生き餌用に育てる人がいるようです。皇后さまも毎年5月初旬の「御養蚕始(ごようさん はじめ)の儀」から7月初旬の「御養蚕納の儀」まで 、約2ヶ月の間に蚕を飼い育てて繭をとる作業をされますよね。皇后さまが育てていらっしゃるのは「小石丸」という品種だそうですが、飼育はかなり難しいとか。私は簡単でもおかいこさんは育てたくないです……キモい、コワイ、触りたくない~!! ←なのに書いてごめんなさい!!! いずれは雅子さまが引き継がれると思うのですが……雅子さまは大丈夫かしら?などと余計な心配をしたりして(O.O;)(oo;)



悪夢の回顧ではなく、極上のシルクのようなスベスベお肌の美女たちに囲まれるウハウハな夢をみられますように(おやぢだ!)~どうぞよい週末を!!





rohengram799 at 10:26|この記事のURLComments(10)
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