六波羅蜜寺

2020年12月27日

天泉雲便りNo.24:天女の口づけ 〜 香水

「口づけ」というとミッシェル・ポルナレフの


Tout, tout pour ma chérie, ma chérie
Tout, tout pour ma chérie, ma chérie
……


「シェリーに口づけ」を思い出してしまうけれど(ただ歌詞には「口づけ」という表現はないらしいです)「天女の口づけ」とはまたなんとも色っぽい気がしますね。これは水浴びをしていた天女が羽衣を奪われた、という話とセットになってどこか着衣エロを連想するからでしょうか? 年末に何を書いているんじゃ、ボケ Σヽ(゚∀゚;)


孫右衛門という武士が昼寝をしていたところ、天女が降りてきて口づけをした。武士はなんて夢を見たのだ!と思い、誰にも言わなかった。しかし、その後、彼の口中からとても良い香りがするようになったそうで、その香りは、彼が死ぬまで消えなかったとか。(*)


魂を抜き取られなくてよかったね、孫右衛門!と思った私は夢がないでしょうか? 話すたびにシャボン玉が出てくるとか……空也上人のアレを思い出してしまった!

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/mamicha.exblog.jp/amp/22711348/%3Fusqp%3Dmq331AQRKAGYAZ3wxc2z_LOOuwGwASA%253D



いい匂いつながりでpixivで見つけた綺麗な香水イラストをどうぞ! こういう発想力、技量が欲しいです。

https://www.pixiv.net/artworks/86212660




(*) 第35回 「天女の口づけ」
https://www.nichibun.ac.jp/YoukaiDB3/ikai/index.html


おまけ:田山花袋の『半日の閑話』はコチラから。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card48937.html



rohengram799 at 16:00コメント(2) 
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