北國浩二

2015年03月13日

咲雲便りNo.13:春はそこまで((o(^∇^)o))

明日はホワイトデーですね。恋にも鯉にも無縁なワタクシですが、ほにゃ~と過ごしていたある日、テーブルにあった漢和辞典で「恋」の字を調べていました。


「恋」の旧漢字は「戀」。上部は「絲+音」からなり、もつれた糸にけじめをつけようとしても、容易に分けられないことを表していて「もつれる」と同系の言葉。これに「心」を加えた「戀(恋)」は、心が乱れて思い切りがつかないことを表す。←私のにはこれほど詳しい説明はなくて、形成文字で「女」と「レン(戀の上の部分)」とからなる、とアッサリしたものだったのですが、参考として書いてあった……のちに「女」が「心」となったとありました。「恋は下心」なんてそのつくりから言われていましたが、女の情念が支えていたのか……(◎-◎;)


♪女心の悲しさなんて わかりゃしないわ 世間の人に~と内山田ひろしとクールファイブの『噂の女』を歌いたくなりましたわ(; ̄ー ̄A



「愛」は「心を傷めてうずくまる人の様子」らしく……だから真ん中に「心」があるのかな? こちらは形成文字ではなくて象形文字で、心臓の形をあらわしたもの。しかし……そのもとになったカタチがあまりにもあまりにも……「性は生なんだ」と赤面(///∇///)……こんなこと思うのは私だけかしら、と思って検索したら結構同じ人がいたので安心しました←そういう問題ではないような……向学心に萌えるイヤ燃える皆さま、キョーミがありましたら「心 文字 成り立ち」などのキーワードで検索してみて下さいヾ(@゜▽゜@)ノ




頭の中はすでに花盛りおやぢですが、昨日は志川節子さんの『春はそこまで 風待ち小路の人々』を読みました。以前読んだ『手のひら、ひらひら―江戸吉原七色彩(もよう)』が面白かったので、久々の時代小説もいいかな~と。タイトルも今の時期にピッタリ!と思いましたし(´∇`)


『手のひら、ひらひら…』はウブな花魁をしこむ上ゲ屋、年季を積んだ妓に活を入れる保チ屋、合間にあって妓の心を見張り、間夫の芽を絶つ目付など吉原を陰で支える架空の仕事人(オトコ)たちが登場!! 裏稼業を通しての色と欲で昼メロみたいにドロドロ系の7つの吉原物語でしたが、今回のは芝神明宮門前町の商店街、風待ち小路が舞台になっています。


絵草紙屋、生薬屋、洗濯屋、菓子屋など「風待ち小路」には、小さな店が肩を寄せ合うように集まっています。まだまだ元気なご隠居さんたち、遊び人だったり頼りない若だんなたち、そんな亭主に悩む奥さんたちに子どもたち。親子の絆に許されぬ恋にウヒャヒャ~と楽しんでいたら後半で( ; ゜Д゜)と雰囲気がかわり……でも最後はやっぱりめでたく笑顔に……時代小説には絶対あってほしい要素がきちんとあって、ほどよい艶っぽさもあり(笑)やっぱり時代小説はいいなぁ、時代劇見たいなぁ、と思いました。



でもこれからは読むのは現代が舞台の『嘘』の予定……♪折れた煙草の吸い殻であなたの嘘がわかるのよ~ な話ではない(古いなぁ)家族小説らしいです。



皆さま、ポカポカのステキな週末をお過ごし下さいませ(´ー`)ノ




rohengram799 at 10:15|PermalinkComments(4)

2013年05月20日

ヒコーキ雲便りNo.42:リバース~愛は時を越えて

お天気の悪い月曜日~しかし、たくさん寝たからかチラシに書いてあった「自助・共助・公助」を「侍女・京女・皇女」に脳内変換できるようになりました!!だいぶ元気になりました~最近はグダ話が多かったので反省しております\(__)


昨日は『リバース』を読みました。私の中で“リバース”という言葉はお酒を飲み過ぎて気持ち悪くなり「ちょっとトイレ…」的な意味をすぐに連想するモノ(゜o゜)\(-_-)で、あとは“繰り返し”みたいな意味しか思いつかなかったんですが(((^^;)
コレは間違いだったと最後に気付きました。


主人公はバンドでプロを目指す、ギター・ボーカル担当の省悟。ハマショーを意識している名前なのか?とひとりツッコミ(笑)自慢の可愛い彼女は“エビちゃん”ならぬ“ヒメちゃん”という人気モデルに似ていて彼女自身も大ファン~がっ!彼女はあっさりとエリート医師に彼氏を乗り換えてしまう。ガッカリ落ち込む彼だが、とある出会いをきっかけに彼女が殺されることを知り、彼は彼女を守るため、ストーカーばりの行動に走るのですが……・・いかにもあやしい人物やちょっとご都合主義のところも感じられましたが、後半の二転三転する出来事にはええっ!?でした。


タイトルの『リバース』だいたいカタカナだと英語表記もついているのに、この作品にはそれがなくて私は単純に「Reverse 」だったのですが(英語で「逆、裏側を意味する」「嘔吐を意味する俗語」)この作品は「Rebirth」英語で“転生”“再生”を意味する方でした。バンド活動も休止状態にしてしまった彼が再び見つけた光。


「リ・バース? リ・ボーンじゃなくて?」
「ああ。bornは受動態で使う過去文詞だからダメだ。産んでもらうんじゃなくて、みずからの意思で再生する。そういう強い気持ちを歌いたい。」


最初、違う本を読もうと思っていたのですがなんとなくこっち…で選んだもので、疲れてしまったので読みかけで一度布団に入ったのですが、夜中に起き出して読んでしまいました。無意識に「リバース」という言葉にひかれていたのかもしれませんね~脳内図書委員、いい仕事してます。「いつ読むの?」「今でしょ!!」なタイミングでありました。ワタクシも再生しなくては…!昨日は父が亡くなってから9ヶ月目の19日でした。父からの贈り物だと思ってこれからは「うま“く”」気分転換していろんな出来事を乗り越えていくせ!!と決意を新たにしました~単純!!( ̄▽ ̄;)


♪あなたとめぐり会えた喜びが 私を励ますのよ
時を越えて いつも心は
あなたと生きてゆく…


大橋純子さんの『愛は時を越えて』の一部ですが「あなた」は人に限らず「本」にも通じるなぁ、と思いました。昔むかしの偉大な方々ともお知り合いになれて、優しく諭されたり、厳しく指導されたり、タメ口で語り合ったり(笑)泣かされ励まされ……「背中をそっと押されながら光のなかへ歩き出す」きっかけや勇気をもらっているんだなぁって、しみじみ致しました。



rohengram799 at 10:10|PermalinkComments(5)
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