十月桜

2011年11月26日

ひつじ雲便り538:さくら

今、西加奈子さんの『さくら』を読んでいます!


「ああ、子どもの頃ってこうだった~」と素直に思える文章。すらすら読める!!へんな教育者とか子育てアドバイザーとかの話を聞くより「この本を読んだ方がずっと子どもの気持ちに近づけるよ!!」って思っちゃいました(^.^)


北鎌倉には十月桜で有名なお寺がたくさんあるそうですね。春の桜より淡く白い花びらが寒風にさらされているのは、なんだか、かわいそうに見えてしまいます(;_;)


『冬桜つまらなさうに咲きゐたる』(小原啄葉)


この句だと「せっかく咲いたのになんでまわりはこんなにさみしいの?私とおしゃべりする仲間の花や鳥はどこよ~いないの?もう~つまんないっ!!」みたいな…ちょっと不機嫌、ワガママな女の子でしょうか(((^^;)


作者の小原啄葉(おばらたくよう)氏は岩手県の出身で今年90歳とか!


『来世見る花かも知れぬ種を採る』


なんとなく「怖さ」もあるのですが「命のつながり」も感じてこちらも好きな作品です(*^^*)




rohengram799 at 00:32コメント(12) 
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