千羽鶴

2022年05月23日

写月草刈りNo.15:『戦争をやめた人たち』

昨日はお昼頃、地震があり横揺れユラユラと……皆さまがお住まいの場所は大丈夫でしたか? 夜には急に雨が激しく降ったりして……なんだか落ち着かない月曜日 ( ̄~ ̄;)

* * * * *

戦塵下キーワの地下に染卵 浜松市・宮田久常さん

今日の読売新聞・読売俳壇で矢島渚男さんが選ばれた句のひとつ。
【評】復活祭に地下室にあっても地獄と死に打ち勝ったキリストを象徴する着色した卵を飾っている。上五が緊迫した表現である。こんな染卵の句はかつてないだろう。

染卵の俳句をさがしてみました。

天窓に夕日差し来る染卵 井上弘美

胸に享く復活祭の染卵 石田波郷


イースターではなくても染卵を作るのもいいかも…とこちらの記事を読んで思いました。
https://allabout.co.jp/gm/gc/453366/


コチラは最近発売された絵本です。
【戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦】
https://www.ehonnavi.net/sp/sp_ehon00.asp?no=175446

【鈴木まもる 草刈り薪割り日記】
http://blog.livedoor.jp/nestlabo4848/?ref=foot_btn_home&id=4846211


空襲警報が鳴るのが当たり前になってしまった場所で遊んでいた子どもの映像に、なんでこんなことがずっと続くのか、どんな終結があるのか、考えてしまいました。ある同人誌に「戦争は日常」という言葉がありました。こんな日々は早くなくなりますように。

同じく読売歌壇で栗原京子さんが選んだ短歌です。

届けたり送るつもりもないけれど祈りを込めて千羽鶴折る 東京都・末野有理さん

* * * * *

献本『ワカレ花』あっという間に読み終わりました。感想は……お察し下され(; ̄ー ̄A 当分、当たらないだろうなぁ、と思いつつ応募は続けています(笑)

読書メーター献本プレゼント
https://bookmeter.com/giftbooks


ではでは…どうぞおだやかな1週間を ヾ(´ー`)ノ


rohengram799 at 12:15|この記事のURLComments(2)

2019年05月11日

景明雲便りNo.9:いのちの宣言

ガサガサと引き出しの中を整理していたら、何枚ものいろんな紙が出てきた〜カレンダーだったり、チラシだったり、ノートの切れ端だったり。みんなチマチマ、またミミズの這ったような字が書いてある! 読めないものもたくさん ( ̄ω ̄;)



日本語「いのり」の語源は、「生(い)+宣(の)り」、つまり「いのちの宣言」である。



これも何かで読んで気になったので書き留めたものだと思うのだけれど。あざ蓉子さんの俳句も書いてあって「祈り」と「折る」って似ている、の走り書きも。



鶴を折る千羽超えても鶴を折る



なんだろう、これって。気持ちの昂りなのか、惰性なのか、なんだろう? と思った土曜日、そんなおやぢのひとりごとにお付き合い、ありがとうございました (*´∀`)♪



あざ蓉子さんは、なんか不思議な俳句を詠む熊本出身の方でした。

http://nobu-haiku.cocolog-nifty.com/haiwanoto/2006/01/20050204_fa75.html



rohengram799 at 16:48|この記事のURLComments(2)

2016年04月07日

暮雲便りNo.7:みはる

♪Hi-Hi-Hi 春になったら Hi-Hi-Hi 忘れかけてた Hi-Hi-Hi 歌も歌えるさ~


昨日はいいお天気でしたね~仕事が休みの日に晴れたのは久しぶりなので、かなりハイテンションになっていたワタクシですが、ダンナも頭の中で春の踊り子さんたちが華麗なラインダンスを繰り広げていた模様。


「ウチの桜も20年経って大きくなったねぇ」


感慨深げにマンションの中庭の満開の桜の樹たちを見ながら言っていました。まるで自分の庭のような発言ですが、まだマンションのローンはたっぷり残っております(´;ω;`) 完済する頃には、ウチのベランダに届くくらいになっていたりして(O.O;)(oo;)


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ベランダから撮った中庭の桜。相変わらずヘタですみません! 横にしてご覧下さい。


ここに引っ越してきて間もない頃、桜の樹に登って降りられなくなった子がいました。ちょうどYの字になった中心に挟まるような形になったらしく……最終的にはレスキューのお世話になりました。その子ももう大人になって、お花見の時期には欠かせない持ちネタになっているかも?



さてさて……近くの本屋が改装して、文庫本の品揃えが悪くなり、探している本が見つからないことが多くなったので、久しぶりにイオンの本屋に出掛けました。こちらも以前改装して、まだまだどこになにがあるか探し回ることになるのですが(;^_^A


出掛ける前にトリテン様のブログで『今治のタオル美術館』の記事を読み、いいなぁ、行きたいなぁとのコメントを残していたワタクシ、本屋がある3Fフロアにたどり着いた時に目のはしに「タオル美術館」の文字が……えっ(゜д゜) ブログで見たムーミンのタオルがある! 黒猫のタオルもある! カワイイ! 表面的には平静を装いながらも、脳内では花坂じいさんが枯れ木に花を咲かせましょう~♪状態で花盛り(≧▽≦)!! あれこれ悩んでタオルハンカチを3枚買いました。名前入れのサービスもありました。今の時期は子どもの名前入れの希望が多いでしょうね。


ca3c37c4.jpg


ポイントカードも作ったので、また買いに行くことでしょう(笑) テナントなので店内はそれほど広くはないですし、商品も限られていると思います。本拠地(?)の『タオル美術館』の素晴らしさ、楽しさは、ぜひトリテン様のブログでご確認下さいませ!もちろん他の記事もオススメです! 

《トリテンとカボスの散歩》
http://ameblo.jp/toriten500g/



ルンルン気分で、本来の目的である本屋さんへ(’-’*)♪ 川端康成の『雪国』はあったけれど『伊豆の踊り子』がない……何冊かあった中で『千羽鶴』というタイトルにひかれて買ってきました。もうひとつの目的だった本は見つからず……でも大きい本屋はキケン! 売るほどある(笑)本や雑誌たちがタイトルや表紙をキラキラさせて「ワタシを見て」「ワタシをウチに連れてって」と訴えてくるぅ!! おやぢ、誘惑に弱くて……またガッツリ買ってしまいました。積ん読タワーがどんどん高層化していきます。


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購入した6冊! こちらも横にしてご覧下さい。



本屋レジで、おばさんというにはちょっと気の毒かな、という年齢の女性の爪(爪切りで切る部分だけ)が「真っ白」で、ちょっとビックリしました。爪全体(?)は透明マニキュアをしているらしくツヤツヤしていたので、爪だけ白い絵の具がついたみたいな印象(^。^;) 何かこだわりがあるのかしら?



桜にハンカチに本屋、3つの話にそれぞれヘタながら画像を添付してみました。3つの春! オモローな出来事がこれから3の倍数で増え続けたら嬉しいワタクシです(●^o^●)



今日はあいにくの雨模様、足元に気をつけて、また体調をくずされませんようにお気をつけて下さいませ。




rohengram799 at 08:37|この記事のURLComments(12)

2011年07月06日

第529号:しえんのつばさ

昨日テレビを見ていたら『救缶鳥プロジェクト』という国際支援活動をしているパンの会社を紹介していました。


二年間備蓄可能な缶入りパンを賞味期限一年を残した段階で回収し、海外の食糧事情の悪い国に送るというものです。購入者には一定額が払い戻されます。国際貢献に関心はあるけれど、個人では…と思われたら職場や学校などで購入するのもひとつの方法かと思いました。詳しくはコチラで確認して下さいませ。


《救缶鳥プロジェクト》
http://www.nasuinfo.or.jp/FreeSpace/aki_pan/kyucancho.htm


話はかわりますが、私の働いているお店のスタッフが今、千羽鶴を折っているようです。被災者の方へではなくて、スタッフのご家族が病気療養中らしく、そのお見舞いのようです。


その気持ちは大事だとは思うのですが、事務所のタバコをスパスパ吸うテーブルのところで(煙を吸う機械みたいなのがついている)くだらないことを喋りながら、休憩時間の片手間に折っている姿を見るのはあまり気分のいいものではありません。


千羽鶴は祈りを込めて丁寧に折ってこそ、願いを神様に届けてくれるのではないかと思うからです。タバコフレーバーですよ(--;)


病気回復支援ではなく、違う「紫煙の千羽鶴」…いらない(-.-)ノ⌒-~


今はWebサイトで出来上がり千羽鶴を購入することも出来るとか。鶴は内職さんが折っているみたいですが、『必勝』とか文字入り注文も出来るらしいです。色も選べるみたいだし。


あと、届ける前にご祈祷をされる方もいるんですね。全くそんな考えがなかったので、驚きましたが。回復したあと、神社に持っていくという話は聞きましたが、渡す前のことは考えなかったです(((・・;)



rohengram799 at 17:05|この記事のURLComments(10)

2010年07月14日

第185号:金銀折鶴

♪誰が教えてくれたのか 忘れたけれど 折鶴を…


小学生の頃、千葉紘子さんが歌っていた記憶があるのですが、今差は刑務所慰問をされているときいています。


今日はムショ話ではないのですが、また新聞に、戦没者慰霊碑の千羽鶴が焼かれたという記事が載っていました。


先月は、御巣鷹の日航機事故の慰霊碑の千羽鶴がめちゃくちゃにされたという記事がありましたし…かなり山!!な場所まで行って、千羽鶴にイタズラをしようと思うのは、よほど何かがあるのでしょうか?


映画化で、登山者が増えたとは聞いていますが、それも原因の一つ?


今は「折鶴のクビは折らない」という人もいるそうですね。


私は折り紙の鶴は、クビをきちんと折って、はじめて完成したと思うので、どっちがアタマかわからないような形の折鶴はイヤです!


折鶴というと、木原敏江さんの『金銀折鶴』という漫画を思い出します。


飛行機事故で行方不明のご主人のかわりに、妊娠中の妹のダンナになってくれ!!とおに~さんに無理やり連れていかれたそっくりさん大学生の話(笑)


もちろん、プラトニックな関係(((^_^;)


女の子が長期出張のダンナさんと逢えるまで、1日一羽、折り紙で鶴を折ってさみしさをまぎらわせてきたのです。


結果的には、子どもも無事生まれ、ご主人も奇跡的に生還し、大学生のカレは失恋…みたいになったのですが…女の子は、自分のためにダンナさんの代わりをしてくれた彼に感謝の気持ちを込めて折った、金銀の千羽鶴を渡すのです。


鶴を折るって、単純な作業で子どもの遊びみたいに思うかもしれないけど、綺麗につくろうとすると、不器用な私などは…(T-T)。


そして、手紙とかもそうですが、その作業中は相手のことを想っている時間ですから。


折鶴には、一羽一羽にそれぞれの人の想いが込もっているから、安易に自分の感情で傷つけたりしてほしくないな、と思います。


子どもの作文みたいになっちゃった(´Д`)



rohengram799 at 08:45|この記事のURLComments(2)
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